戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
布の質感を表現したい
九州AFVの会に行ってから
あまりに個性の強い作品を大量に見てきた影響でしょう。
「まだまだ甘っちょろいやん、もっとハチャメチャにどんどん好きなことを自由にやったらいいじゃないか」
と言われているような気がしています。
そういう意味で非常に勇気をもらいました。

帰ってからさっそく、躊躇していたことをやってみました。
防盾と車体の隙間に防水シートを付けてみたのです。
防水シート
なかなか鉄に見えない車体をどうやって鉄に見せるか。
柔らかい質感のモノを側に置くことで
その対比として、硬い鉄のように感じさせることができまいかと画策しました。
強いつや消しで
布の質感を表現したかったのですが
んー、しわが少し硬かったですかねえ。

もう少しで完成です。

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銅賞ですって!、どうしょう?
個性とパワー溢れる作品が居並ぶ中で
なんと!
奇跡的に「銅賞」をいただいてしまいました。
ビックリするやら恥ずかしいやらです(もちろんうれしい!)。
どうしよう?

なぜ奇跡かと言えば

1.フィギュアがないと評価されない
2.どうしてもジオラマのパワーに押されてしまう
(九州AFVの会は、いまは無差別級頂上決戦となっており、部門が分かれておりません)

ことが、昨年の経験からわかってましたから
よもや賞に絡むなんて大それたことは思いもしておりませんでした。
昨年の反応があまりにも寂しかったので、せめてもう少し注目してもらえればというのが希望で、今回は、気楽な気持で楽しんでいたのです。

もし、わずかな可能性があるとすれば「タミヤ賞」かなと思っていました。
AFV CLUBではなくタミヤのチャーチルでしたし
ドラゴンではなくタミヤの四号駆逐戦車だったからです。
(賞品もプラモがいっぱいもらえるしですね)
ところが
タミヤ賞で、他の方の名前が呼ばれた時点で
私の夢はついえてしまった ・・・はずでした。

単品作品で、銅賞というのは望外の評価です。
わたしにとっては、もうこれ以上はないというくらい評価をいただいたと思っております。

力の入った巨大ジオラマで賞を狙っていた方もいらっしゃることでしょう。
高価なアフターパーツをフル投入で気合いの入っていた方もいらっしゃると思います。

安価なタミヤの旧キットにビーチサンダルとガラス板の地面でこんな賞をいただいて
申し訳ないやら恥ずかしいやらです。
単品モデラーの方に勇気を与えることができたなら幸せなんですが。

「賞」の冠という意味では、今回いただいた賞でなんだか満足してしまいました。
今後は、自分の技術を見つめ直し
ひっそりと研鑽に励みたいと思います。
グランドワークやフィギュアまで作れるようになりましたら
そのときは、狙って「賞」というものに挑んでみたいと思います。

評価し応援していただいたみなさま
本当にありがとうございました。
感謝、感謝です。

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第12回九州AFVの会レポ 5(続きを読むに記事追加)
フィギュアスケートの採点に「技術点」と「芸術点」みたいな
分け方がされてあったように思ったのですが
変更になってるんでしょうか?

今回は、この採点法の考え方を展示会の出品作に当てはめてみます。

「技術点」とは、工作、塗装における忠実性や再現力と考えます。
いわゆるリアルさ(リアリティ)です。
「実車にどれだけ近づけているか」が問われるわけです。
そして
「芸術点」とは、時事性、話題性、エンターテイメント性、ドラマ性などの演出力です。
アーティスティックインプレッションそのもので
作者の主張や個性も溶け込ませた上で
「どんだけおもろいのか(興味深いか)」が問われるのです。

(ちなみに新生パンツァーグラフ誌17号は、模型誌としては初めて芸術点に切り込んだ雑誌です。
 これまでおざなりにされてきた感性やセンスという分野に焦点を当てています。
実車写真も豊富で資料性が高く、制作意欲を高めるストーリー、詳しいキット解説、詳しい工作解説、親切な塗装解説、そして何より魅力的な作例。
模型誌としては90点以上をあげたい。次号もこのクォリティだとうれしいのですが)

この見方で昨年のわたしの出品作をとらえると
技術点は、そこそこあったものの、
芸術点が0点だったわけなんですね(やっとわかりましたよ)。

時事性ならば、
ベルリンの壁が崩壊した時に、それを再現したジオラマを持ち込むとか
湾岸戦争時に、そのときの車輌を再現するとか

話題性ならば、
誰も見たことのない珍品、希少車輌を作るとか
発売されてすぐの新製品を、完成させて持ち込むとか
公開中の映画の場面を再現したジオラマにするとか

エンターテイメント性ならば、
ユーモアやウイットも盛り込んだ情景や、おもしろい色彩、変わった展示方法、などで鑑賞者を楽しませるとか

ドラマ性なら
ドラマティックな場面や、感情を揺さぶるほどのすごい車輌を作って見せるとか

その他にも
意外性とか、芸術性とか、わいせつ性とか、驚愕性とか、戦争の悲惨さとか
とにかく、あらゆるものを自由に好きなように作れるのだから
作者の発想のすばらしさをみんなは見たいというわけです。

というわけで、今回は、芸術点の高い作品群をご紹介しましょう。

これは何でしょう。ラベルをよく読まなかったのが悔やまれます。
へんてこ戦車

こういうのは勢いで作るものです。だから細かいことは、言いっこなしです。
馬から落ちる

「昭和18年に陸軍第三研究所にて試作された地雷原突破用の車両です。
機関室上部の8連装のロケット式爆索発射器にて地雷原を爆破して経路を開き、砲塔に装備された破壊筒もロケット式で発射され、鉄条網などの障害物の排除をおこなおうという物でした」ご本人のブログより。
あきら式改

言わずと知れたあの方の金属工作です。
長期に渡り、製作を続ける脅威の粘着力に感心するばかりです。
実車同様にあらゆる部分が可動。
金属工作

話題の五式も当然あります。
砲身と車体の色が違うところがいけてます。
五式

思ったより見かけないB-4 203mm榴弾砲。
自走車輌ではないのにキャタピラ付き(接地面圧を下げるため)。
B-4

ドーザー付きチハです。
日本にもあったのか、という新鮮な驚き。
チハドーザー

色に主張があると思われるKV-II。
KV-II

イタリア人男性が、シャツのボタンを3つ開けて
胸毛を見せてる感じ?
内部

これも色に主張がありますか。
いつの日か、わたしも車輌全体を「ゴッホタッチ」で塗ってみたいという野望がありますよ。ダークイエローを狂気のような黄色で塗るんです。
装甲車2

現代的な迷彩も見かけることが少ないですね。
装甲車

内部構造を見れるようにした五式。
内部の写真は・・・ ・ ・ ・ ない(汗)。
五式内部

盗撮用赤外線ライト。
「イワンどものチンコまで見えるぜ」・・・ちがう?
赤外線ライト

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第12回九州AFVの会レポ 4 (加筆)
「真打ち登場、九州のつわもの達、戦車は汚しの芸術だ」編

一見して、独自の世界観に引き込まれてしまうすばらしいデザートシボレー。
稚拙な色使いをあざ笑うかのような大人の塗装。
ユーロモデラーのシブい色使いってこんな感じなのでしょうか。
デザートシボレー
リアリティと絵画的デフォルメを両立させ、存在感が際立っていました。
こんなふうに描画できるのは、相当な画力があるのだろうと想像します。
デザートシボレー2
オール筆塗りであるのは、その証拠です。
筆塗りをするならば、その長所は積極的に活かさねばなりません。
筆ムラによって、情報量が増え、味わいや奥行きが生まれるのです。

もうひとつのデザートシボレーも半端じゃない力量を感じさせます。
シボレーサイド
絵になる場面をさりげなく演出できてしまうのは、相当なキャリアと何でも作れてしまう技術力があるからこそ。
シボレー前

荷台シートにハトメが再現されています。
デザートシボレー追加

ドラム缶の色もシブかった。
同じドラム缶がひとつとしてないことに注意。
地面も隅々まで手が行き届いています。
シボレードラム缶



お腹いっぱいになるまでいきますよ。
つづきをどうぞ。

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第12回九州AFVの会レポ 3
「汚しこそ我が人生、汚さずして何が戦車ぞ」編

まずは関西チーム代表 Kzさんのキングタイガーを見てみましょう。
汚しキングタイガー
「九州の男どもの汚しはヌルいやんけ!
わての装甲板をよう目カッポジって見てみい。
ちゃんと凹凸のテクスチャーがはいっとるやろ。
いまどきそんなん常識やで!」
(注:キャラクターはKzさんご本人の承諾なくテキトーに創作したものです)

では、リアの表情も見てみましょう。

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第12回九州AFVの会レポ 2
「汚いのは我慢ならない、オレたちゃキレイに汚すんだ」編

サビだらけにはしたくない、おろしたての戦車だってあるはずだという意見もあるでしょう。
サビもホコリも必要最小限、控えめな表現でうつくしく上品にと。

リアリティの実現という観点からは
その方向もまた非常に難しい課題です。
サビやへこみキズもなしに、どうやって金属だと表現すればよいのか、教えて欲しいぐらいです。

爽やかな三突は、やはり細部工作の細やかさ、シャープさで実在感を高めてられています。
キャタピラも上等なものをおごってありますね。
きれいな三突リア
徹底的にシャープな造形を追求すれば、リアルになるのは確かでしょう。
多少の部品形状の誤謬は放っておいてさえ
すべての部品のエッジだけをひたすらシャープに立ててしまえば
かなりのリアリティを持たせることができるのではないでしょうか。
案外これはリアルの近道かもしれません。

何もしていないように見えても一通り、濃い色も薄い色も被せてあります。
きれいな三突
サビ色が単調であることが、ひとつの弱点でしょうか。

きれい仕上げのチャーチル。
きれいなチャーチル
エアブラシには、美しい薄い塗膜が仕上がり、なめらかな階調のグラデーションが表現できるという利点がある一方で、
表裏一体の弱点として、情報量の少ないのっぺりした表情とぼんやりした印象にできあがります。
弱点はカバーすれば良いだけのことですが
いっそのことエアブラシでバーリンデン風ってできますかね?

そんなことより、やたらと目立つところにあるU字フックは気になります。
きれいなチャーチル弱点

キレイなシャーマンは、小物の精密さでもリアルを感じさせられることを教えています。
キレイなシャーマン
グレイ系のスポンジチッピングだけなんですが・・・・むしろリアルな感じもある。
(部分的に茶系の色も入ってます)
人為的すぎる塗装は、リアルからは遠のくことがわかります。

キレイなヘッツアー。
きれいなヘッツアー
雨垂れも入れたよ、一通りの汚しもしたよ、どうしてリアルに見えないの?

汚れのひとつひとつの粒をもっと極小にすると
情報量は上がります。
筆なんかで入れるレベルの1/20ぐらい小さな汚れを入れる方策を考えてみてはいかがでしょう。

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第12回九州AFVの会レポ(加筆訂正)
人の作品にケチを付けるのは野暮なことですが
一方で、他人の視点で、自分の作品がどのように見られているのか
知りたいとも思うもの。
独断で、どう見えたのか、思い切って言いたい放題やってみます。

新車、もしくはそれに近い状態の車輌をリアルに見せるのは
工作と塗装の両面で高度な技術を要します。
その分野で成功していたのが、この四号駆逐戦車L48です。
一見、何気ない仕上がりのようですが
ツェメリットコーティングのテクスチャーで
効果的に造形面での情報量が増え
色彩面でも、複雑さをかもしだす、かすかな色が、しっかりと入っています。
新車四号駆逐戦車
操縦手用看覗孔に穴を開けたほうが良いとは誰しも思うところでしょう。
フロントフェンダーステーとボッシュライトがもう少しシャープに見えて
キャタピラ、ボッシュライト、シュルツェン、砲身などが硬く冷たく見える質感上の工夫したらホンモノに見えるのではないでしょうか。

ただ、リアルに見えるだけでは「それがどうした」「ただの製品だ」という世界なので
作者の個性というスパイスを加えて、どこかに主張や面白味を加えて
「作品」というレベルまで高めると良いのだと
最近わたしも悟りました。

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九州AFVの会の女たち
1945年3月、降伏する2ヶ月前のドイツの食料エネルギー消費量は、1933年の1.2割増しであった。
国民に配給する食糧だけは絶対に減らさないように配慮し、国民が不満を持たないように努力していたドイツは、戦前より食糧事情が良かったのです。
ワンピースガールわたしドイツ人じゃないわよ〜

対して、日本の終戦間際の国民の摂取カロリーは、1933年時点の6割しかなかった。
戦時中の日本は、国民の食糧を最も軽視した国のひとつと言われている。
『ほたるの墓』なんであります。


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はじめての消火器
三突F/8では、消火器の自作にも挑戦してみました。
精度が低いですが、初めての記念にそのまま付けてます。
自作消火器このあといくらか修正を加えています

資料は、生命体9537さんにご紹介いただいたこの画像です。
消火器資料
色をダークグリーンとしたのは
車体色とともにダークグリーンで塗られた他の遺棄車輌からコンバートしてきたという設定だからです。
現実もいろいろあるみたいですから。
消火器これはグレー?もしかしてデジタルペイント画?


精度の低さは、やはり道具にも起因する(道具に責任転嫁)のだと考え
新しくピンセット買いました。
これまでは、先を削ってとがらせた自作ピンセットを使っていましたが
タミヤの高い方を買ってみました。
剛性感がまったくちがいます。
初代アテンザのドアを閉めた時の剛性感と
アウディA4のドアを閉めた時の感触ぐらいのちがいがありますね。
(わかりにくい例え?)
ピンセット

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三突F/8リアの変遷
行き当たりばったりの迷走を続けてきた三突F/8の塗装も
そろそろ終局が見えてきました。
リアの表情を見ながら、その変遷を辿りたいと思います。
今回は、時系列を逆から辿ることで
見えてくるものがあるかもしれませんので
最終状態からバックしてみます。

モッズヘアーを使ったオイルや、湿気などの塗れ表現が入っているのですが、写真ではわかりにくいようですね。
エグゾーストパイプの内側も黒く塗ったのですが
ちょうど影になってしまっています。
ここまでくると、あれもしたいこれもしたいとどんどん汚しのアイディアが溢れてくるようになります。
三突F/8リア最終

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