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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
AFV模型検定:タミヤ KV-II
「おい!この前の英検どうだったよ?」
「あー落ちちゃったよ。おまえ漢検は2級持ってんだって?」
「まあな、いまはAFV模型検定の勉強してんだ」
kv2砲塔側面細部
「それってどんな問題がでるの?」
「たとえば、2級の第一課題は現用ロシア戦車でつやのある塗装で本物に見える車輌を作れというものだったな、しかもサビ入れなしで!」
「きびしいねー!ちなみに1級ってどんな課題よ?」
kv2車体下部アップ
「第一課題は、ひたすら実物にしか見えない戦車を作れっていうものだけど、合否の判定が厳しいのよ。一般男性100人にディテールや全体を写した20枚の写真を見せてアンケートし、1)これは模型であると断言できる、2)これは本物であると断言できる、3)模型であるか本物であるかわからない の回答のうち1が2%以下でないと合格しないんだよ」
「ひとりかふたりだけかよ」
「それも10日で作るんだって。第二課題はフルスクラッチで、去年の課題はコンカラー重戦車だったらしい。資料見ないで作らされたって聞いた」
「あの、イギリスのJS-3か!カタチなんか覚えてねーよ」
「第三課題は知識と指導力を問うものだったかなあ、おぼえてねえや」
kv2砲塔後部
「雲の上の世界だね。でも趣味の世界でなんでそこまで外部の権威に格付けされなきゃなんないの?オレは楽しく作るよ」
「4級とか3級までの課題はわりと楽しいものもあるよ。創造性を問うものとか。1級持ってたら将来建設される日本模型博物館の戦車館の学芸員になることもできるんだ」
「へえ」

(もちろん、上記の会話はフィクションです)
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

失われやすい命:タミヤ KV-Ⅱ
常々、娘たちには言っています。
「結婚して必ず子どもを産めよ」と。
それは年金制度が破綻するからとかそんなつまらない理由からじゃありません。
KV-2画像処理
「命というものはろうそくの炎のようなものだ。
1本のろうそくはやがて燃え尽きてしまう。
それゆえ、炎が消える前に次のろうそくへ伝えねばならない。
そうやって命の炎はこの地球上に生命が誕生した時から始まって、連綿と伝えられてきたんだよ」
「歴史上のどこか途中で生命が誕生したという証拠はない。
原始の海から誕生した命を、様々な生物の形態をとりながら、厳しい環境に置かれながら
また、幸運に支えられながら
懸命に生きてつないできた最後のバトンランナーが今のおまえたちなんだ」
「自分の命が自分だけのものと思うべきでない。
これまで命を伝えてきたそれぞれの個体がどんな思いで生き延びてきたか、その努力にも思いを馳せてみるべきだ。
未来に存在するはずの子孫たちの人生も可能性としては背負っているのだ」


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テーマ:結婚 - ジャンル:結婚・家庭生活

完成:タミヤ KV-II
完成しました。出戻り7作目KV-IIです。

完成KV-2
「えっ?これで完成なの」って思われるかもしれませんが
人間あきらめが肝心。
これで完成です。
KV俯瞰
ねばりましたが、今の実力ではここまでです。
今日のベストショットかあべえ
いつの日にか1/35の壁を越えて1/1に迫ってみせます。
青空の果てKV-2
冬の日差しは弱々しく、満足いく写真が撮れなかったことも心残りです。
林の中のKV-2側面ショット
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さびを塗るとき考える:タミヤ KV-II
さびを塗るときは合理的必然性を考えています。
さびるには訳があるだろうと。
さびを塗るとき考える
塗装が痛むのは人が行き来をするからだ!そこで
フィギュアを置いて「どうやって登るのか?(どこをつかんでどこに足を掛け乗るのだろう)」を考え塗りました。
また今回は、ソビエト戦車は生産合理性が第一で、
溶接箇所にいちいち錆び止め塗料など塗らないだろうという設定で
さびだらけにした言い訳を作っています。
さび用パステル
今回使用したパステルはこの4つ。
チャコール、オレンジ、レッドブラウン、肌色です。
肌色は初めて使いましたが、有効性が高かった(それなりに見える)のは意外!でした。

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母べえ:タミヤ KV-II
KV(カーヴェー)2型1941年式。

全長: 6.95m
全幅: 3.32m
全高: 3.24m
かあべえリア
空冷V型12気筒ディーゼルエンジンは最新のNISSAN GT-R 480psさえ凌駕する507ps(500hp換算)。

このおそるべき怪物を早くも1940年に生み出したソ連邦という国家は
同時に非人間的な組織体だったからこそ
当時としては常識はずれの怪物を生み出すことを可能にしたのだと思います。
極寒のロシアでは、この巨大な冷鉄のかたまりに触れることさえためらわれるにちがいありません。
乗員のことなどほとんど考えられていないでしょう。
かあべえフロント
「ソ連では、国家がすべてであり、男性はあまり意味のない存在、女性はと言えば、まったく意味のない存在なのだ。」アドリアン・ガイゲス、タチヤーナ・スヴォロワ著 井口弘子、黒田千晴訳
『スカートのしがらみの下で』JICC出版局より。
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男の初めて:タミヤ KV-II
いつもご覧いただいているみなさま、ありがとうございます。
仕事が年末より多忙を極め、肺炎と腰痛になり上顎が腫れて食事が満足にとれなくなりながら、やっとこんにちまで生き延びてきました。
期待をされながら、ほとんど放ったらかしのKV-IIでした。
kv2塗装途中完成間際前面
車体下部の汚しのアイディアはLisbonModels★☆様のアリエテよりありがたく拝借しております

さて、今回初めての試みとしては
1)モデルカステンの可動キャタピラの使用
2)艦底色での下塗り
3)ダークグリーンの車体のさび入れ
がありました。
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塔矢アキラ:タミヤ KV-II
ゲームソフト「ヒカルの碁」で塔矢アキラと打っていると
まっすぐな瞳で見つめながら彼が毅然と言うんです、
「わずかなスキもゆるみもみせる訳にはいかない!」と。
リアビューキャタピラkv2
最近の模型ときたらまったく油断もスキもみせられない。
モデルカステンのキャタピラを使ったせいで
砲塔や車体のアラが目立って整合性をとるのに恐ろしいほど手がかかる。
フェンダー部kv2
出来るだけスキもゆるみも見せないように作りたいのですけれど
気力の限界が・・と言い訳したくなる自分。
どこが悪いのかわからない状態が続いています。
果たしてわからないものをわかることが出来るのだろうか。
理解できないことを人は理解することは出来ない。
理解できるところまでが、その人の限界なのか。

まだ、全体をお見せすることが出来ない。

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モデルカステンというキャタピラ:タミヤ KV-II
「タミヤのベルト式キャタピラにも意義がある!」
モデルカステンというキャタピラ
今回初めてモデルカステンの連結可動式キャタピラを組んでみましたが
作業中、出てきたのが冒頭の言葉です。
確かにクオリティは圧倒的なものがありますし、
こんにち的なレベルの作品を作ろうと思えば必須ではありましょう。
ですが、キャタピラ1枚につき5カ所のゲート処理は
げんなりしましたし、
だれにも彼にも強いるべきではないでしょう。
これを組まなければ戦車が完成しないというのでは
あまりに戦車モデルのハードルが高すぎる。
(その点、現代戦車は楽だったなあ。スカートでキャタピラはほとんど見えないんだもの。つじつまは上のほうで合わせてたよなあ)
というわけで、新発売のタミヤJS-2には両方が同梱されてます。
ベルト式で連結式のリアリティが表現されていれば
理想なんですけどね。

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やりすぎ注意:タミヤ KV-II
とかくビギナーは汚し塗装をやりすぎる傾向がある。
しかたないじゃん!どこまでやったらどうなるってことがわかってないんだもの。
やりだしたら止まらないし。
ガンガン思いっきり錆びさせちゃって
5年間放置車輌です!みたいにしてしまいました。
KV-2中間塗装
だいたいさあ、大戦物の塗装ってフィクションじゃん。
当時のソビエトの塗料のレベルとか、工場で色にばらつきがあったのかとか、ロシアの気候で錆びるのか錆びないのか、泥ってどんな色なのかすべて想像なんだもの。
フィクションという意味ではガンプラと同じだね。
KV-2中間塗装
目指しているのはリアル(迫真性)であること。
それは間違いない。
つまりフィクションでそれっぽく見えればオーケーということかな。
KV-2中間塗装前面
でも、どうすればどうなるっていう方法論が自分の中で、まだ確立されてない。
KV-2中間塗装左前部
塗ってみて、撮影してみて、それから考える。
考える、考える、考える。
KV-2中間塗装左側面
どこが成功して、どこがダメなのかを。どこを変えればリアルさが増すのかを。
人はどこを見て、どこで感じて
「これは模型だ」「これは本物だ」と判断を下すのかを。

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基本色塗装中:タミヤ KV-II
KV-2基本塗装途中
基本色にて塗装中ですたい。
ばってん、まいったことに
アクリル塗料は、調色中の色と乾いた時の色が大幅に違うとですたい。
目の錯覚ですか?
KV-2基本塗装砲塔側面
エアブラシちゅう
しゃれたもんは持っとらんけん筆塗りですたい。
厚化粧になる?凹部に塗料がたまる?
よかじゃなかですか!?

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被害甚大:タミヤ KV-II
KV2下塗り状態
撮影のため移動中に台の上から滑り落としてしまいました。
1.5メートルの高さから落下。
まったくつまらないことをしたものだと思うのは、きまって事後のこと。
人間は痛いめに会わないと学ばないものなのか。
情けなくもつらいやらの復旧作業でした。
下塗り状態KV2

そういえば、落下事故で思い出したのですが
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塗装前:タミヤ KV-II
値段につられて買ったKV-II。
でも、砲塔を中心に修正箇所がたくさんあったんだよなあと遠い目。
長らく放置していましたが、こいつが完成にもっとも近そうだから
作業開始しています。
KV-1砲塔修正箇所

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