
戦車模型雑誌を開くと、良くできた作例が載っている。
でも、ページを開いた瞬間、かなり良くできた作例であっても
ほんの一瞬で 「模型」 とわかる。
よくよく目を凝らして見るわけでもないのにかかわらず
ディテールを調べるまでもなく
「これは本物ではあり得ない」と判断を下してしまう人間の目とは、なんなのでしょう。
その一瞬に何を感じて模型と判断しているのか。
そこにカギがあると思う。
E100の U字フックをちょこっと改造。
右側がキットのまま。

このところの塗り方の方針は複雑系。
ありとあらゆる多様性を盛り込む方針なので下塗りでさえ二色使いです。

例のごとくえんぴつ粉をまぶしておきます。

とりあえずここまでにしておいて
このあとは車体色との兼ね合いで仕上げる予定です。
でも、ページを開いた瞬間、かなり良くできた作例であっても
ほんの一瞬で 「模型」 とわかる。
よくよく目を凝らして見るわけでもないのにかかわらず
ディテールを調べるまでもなく
「これは本物ではあり得ない」と判断を下してしまう人間の目とは、なんなのでしょう。
その一瞬に何を感じて模型と判断しているのか。
そこにカギがあると思う。
E100の U字フックをちょこっと改造。
右側がキットのまま。

このところの塗り方の方針は複雑系。
ありとあらゆる多様性を盛り込む方針なので下塗りでさえ二色使いです。

例のごとくえんぴつ粉をまぶしておきます。

とりあえずここまでにしておいて
このあとは車体色との兼ね合いで仕上げる予定です。
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「銀ブラシは使わない」

個人的にドライブラシという技法がウソっぽくて嫌いだということもありますが、これまでの作例に銀ブラシを使ったことはありません。
「銀色」ってやりすぎだと思う。
非常に目立つ、効果が高い表現でありますが、それゆえに魅了されてしまい、本来のリアルさから離れてしまっても目をくらまされてしまう危険をはらんでいます。
塗料としての「シルバー」は、色として「軽く」、その金属がアルミか何かであるかのように感じさせます。
金属色の白っぽく見えるハイライト部分は「反射」で輝いているのであり
光が当たった時にのみ輝くのが本来の姿といえます。
色として「シルバー」である必要はありません。
刃物を研いだときのような、にぶい金属色が鉄のこすれた本来の色です。
したがって、スプロケットホイルでもキャタピラでも「えんぴつ粉」をすりつける表現がせいぜいだと思うのですが。
E100のロードホイールはエッジのみアイアンを塗り
その他はレッドブラウン。
全体にえんぴつ粉をすりつけています。

個人的にドライブラシという技法がウソっぽくて嫌いだということもありますが、これまでの作例に銀ブラシを使ったことはありません。
「銀色」ってやりすぎだと思う。
非常に目立つ、効果が高い表現でありますが、それゆえに魅了されてしまい、本来のリアルさから離れてしまっても目をくらまされてしまう危険をはらんでいます。
塗料としての「シルバー」は、色として「軽く」、その金属がアルミか何かであるかのように感じさせます。
金属色の白っぽく見えるハイライト部分は「反射」で輝いているのであり
光が当たった時にのみ輝くのが本来の姿といえます。
色として「シルバー」である必要はありません。
刃物を研いだときのような、にぶい金属色が鉄のこすれた本来の色です。
したがって、スプロケットホイルでもキャタピラでも「えんぴつ粉」をすりつける表現がせいぜいだと思うのですが。
E100のロードホイールはエッジのみアイアンを塗り
その他はレッドブラウン。
全体にえんぴつ粉をすりつけています。
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ダークイエローで基本塗装したままで
長期にわたって次の手が見えずに悩んでいたE-100。

今回、タミヤウエザリングマスター A 、B、 D、 E セットを用いて汚しを入れてみました。
油彩を持たないわたしにとってウエザリングマスターセットは
唯一、なめらかなグラデーションをつけることの出来る道具。
ここまでは、納得できる仕上がり
。
車体に関してはクラッシュ四号にインスピレーションを得て
やる気満々です。
長期にわたって次の手が見えずに悩んでいたE-100。

今回、タミヤウエザリングマスター A 、B、 D、 E セットを用いて汚しを入れてみました。
油彩を持たないわたしにとってウエザリングマスターセットは
唯一、なめらかなグラデーションをつけることの出来る道具。
ここまでは、納得できる仕上がり

車体に関してはクラッシュ四号にインスピレーションを得て
やる気満々です。
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「お知らせします!E-100の砲塔がクルップ社より納入されました」
「しっ!これは極秘プロジェクトだ。コードネーム、ドラえもんと呼べ」
「失礼しました!そのドラえもんの頭ですが、マウスの試作品の一つをどうにか転用してもらえたようです」

「ふむ。どうしてあのマッドサイエンティスト(ポルシェ博士)が総統に気に入られているのか知らんが、国内の産業事情も理解しないでガラクタばかり作りおって。Pトラやゾウの件で現場はこりごりしておる」
「トラ2の欠陥砲塔の例もちらほらと伝え聞きます」
「完成してもどうせすぐに馬脚を現すことは目に見えておる。ドラえもんが役に立つ時はきっと来るはずだ。すでに国内の銅は希少だ。電気ネズミに断じて未来はない!」
「なんでも2台一組で作られているとか」
「役にも立たないドブネズミを2台も作っているのか!?」
「渡河するときは陸にいるもう1台で電気を供給するのだそうです。それから、これがクルップ社よりのメッセージです」
『当社として最大限の協力が出来たことを心から嬉しく思います。新型戦車の御武運をお祈りします。追伸、加装はそちらで行って下さい。あしからず』
「あのクルップのタヌキおやじめ!危ない案件からは手を引くということか。ところで、車体の方の進捗はどうなっておる?」
「はっ、ハウステンベックで人員3名フル稼働で組み立てに入っています」
「わずか3人か・・・それでもネズミはネコで駆逐されるのが正義なのだ」
「ドラえもんはネズミが苦手だったはずですが」
「・・・・・」
「しっ!これは極秘プロジェクトだ。コードネーム、ドラえもんと呼べ」
「失礼しました!そのドラえもんの頭ですが、マウスの試作品の一つをどうにか転用してもらえたようです」

「ふむ。どうしてあのマッドサイエンティスト(ポルシェ博士)が総統に気に入られているのか知らんが、国内の産業事情も理解しないでガラクタばかり作りおって。Pトラやゾウの件で現場はこりごりしておる」
「トラ2の欠陥砲塔の例もちらほらと伝え聞きます」
「完成してもどうせすぐに馬脚を現すことは目に見えておる。ドラえもんが役に立つ時はきっと来るはずだ。すでに国内の銅は希少だ。電気ネズミに断じて未来はない!」
「なんでも2台一組で作られているとか」
「役にも立たないドブネズミを2台も作っているのか!?」
「渡河するときは陸にいるもう1台で電気を供給するのだそうです。それから、これがクルップ社よりのメッセージです」
『当社として最大限の協力が出来たことを心から嬉しく思います。新型戦車の御武運をお祈りします。追伸、加装はそちらで行って下さい。あしからず』
「あのクルップのタヌキおやじめ!危ない案件からは手を引くということか。ところで、車体の方の進捗はどうなっておる?」
「はっ、ハウステンベックで人員3名フル稼働で組み立てに入っています」
「わずか3人か・・・それでもネズミはネコで駆逐されるのが正義なのだ」
「ドラえもんはネズミが苦手だったはずですが」
「・・・・・」
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最近のAFV模型では下塗りとして、オキサイドレッドやブラック、あるいはプライマーなどが塗られるようですが、昔は直接パクトラタミヤのダークイエローを塗ったものでした。

下塗りには何がもっとも効果的か?試行錯誤中ではありますが
このごろよく使うのが「アイアン」。
だって、鉄だからと思うわけです。

下塗りには何がもっとも効果的か?試行錯誤中ではありますが
このごろよく使うのが「アイアン」。
だって、鉄だからと思うわけです。
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「こっ!これはいったいなんですか?」
「ご存知の通り、E-100だよ、もっとも、マウスの流用だけど」
「そうじゃなくて、どうして中身がこうなっているのか、なんの理由があるのかってことなんですよ!」
「まあ、簡単に言えば、剛性のない車体が嫌いなんで、いつもランナーを利用して裏打ちしているのですよ」
「それにしては多すぎません?もともとE-100の砲塔は剛性あるでしょ?」
「今回は、それ相応に重量も欲しかったので特別詰め込んである。
ちなみに、車体はこんな感じですよ」

「無駄に労力使ってません?」
「やってるうちにパズルみたいになって、面白くなってくるんだよ。地球環境の負荷を減らす意味合いもあるんです」
「はあ?」
「毎回新しいキットを作ると大量にランナーを捨てるでしょう?可燃ゴミとして捨てると焼却されて気温の上昇と二酸化炭素の排出を招くじゃないですか。遊びでやっているんだから少しでも世の中に迷惑をかけないようにしようと」
「こんなことやってるから、完成しないじゃないですか!」
「遅れるのは間違いないね。
ほかにもあるよ、見る?」
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