
あえてムラを残すことで、
レインボーカラーのグリルネットを作成。

シャア専用タイガーは、これくらい派手で良いと思います。
彼は派手好きだからです。

溶接痕の部分にも、ホワイトをいれました。
四号駆逐戦車の実車写真が白くなっていたことから学び
だれもやっていない表現のようなので、試してみることにしたのです。
これから汚しを入れることで、ホワイトの部分は落ち着いた色になると思っています。
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そうシャアは、妹に言った。
ザビ家への復讐に燃えていたシャアが、変わったのには訳がある。
ガルマへの復讐のあとに虚しさをおぼえたと
後にキシリアに語った、その建前の裏に隠された本当の理由が。
WB追撃のため、再び宇宙に上がったシャアのザンジバルに
わずかに交信の途絶えた一瞬があった。
その数秒ほどの空白に、歴史に残らぬシャアの苦闘が凝縮されている。
時空ポケットに落ちたザンジバルは
1942年夏のシベリアに不時着したのだった。
つづく
クリアオレンジをアイドラーホイールに。
オイルをこぼした表現です。

スプロケットとロードホイールに。
写真ではわかりにくいですが、スプロケットの歯の側面の根元あたりにぐるりと入れています。
キャタピラとの接触で付いたオイルという解釈です。

ロードホイールのオイル垂れは、色が強く出過ぎてしまいまいました。
それに、もっと細かい筆を使うべきでした。
予備キャタピララックのピンにも。
接触によってサビが出やすい部位なので当然塗るだろうと。

砲身のジョイント部にも。
2ピースの砲身は、先だけ交換できたのかは不明。
でも、作る時はくるくる回しながらねじ込んであるに違いない。

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タイガー I 型の排気管は、排気管カバーによって見えなくなってしまいますので
ここも新表現を試すには、絶好のパーツといえます。
排気管はこれまでも非常に「らしい」表現が開発されてきた部分であり
リアル感の増幅に一役買っていることが多いのですが
表現のバリエーションとしても、
「パステル厚塗り法」は試して損のない結果が予想されます。

例のごとく、パステルを塗り付けます。
今回は、瞬間接着剤ではなく、タミヤセメントにしてみました。
瞬間接着剤では、硬く硬化して刃が立たないことが、ままあったからです。

使用したパステルは、タミヤに「ブラック」、
AFV CLUBに「濃いサビ色(nouvel 143)」、
ドラゴンに「紫がかったサビ色(nouvel 145)」と「すべての混色」を試します。
この上から、ラッカー、アクリル、パステルとも併用してサビ色で塗ります。

当然、パステルは「歯ブラシ飛散法」を用いています。
さあ、ここから、塗膜をパリパリと破いて
焼けこげてボロボロになった鉄の再現ができるのでしょうか。
結果は、続きを。
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コーヒーでウォッシングしたら、どうなるんだろう???
誰もやったことのない技術は、誰かが人柱になってやるしかあるまい。
というわけで、やってみます。
違いのわかるコーヒーを、車体上にばらまきます。

溶剤は、もちろん「お湯」。
筆に付けて、コーヒーの顆粒を溶かしていきます。
写真では、大量にばらまきすぎ。
もう少し、少なめで良いようです。

ダメな時は、洗い流せばよいだけです。
何らかの手応えを得るまでは、躊躇なくやってしまいます。
これに限らず、塗装において「恐れることは何もない」です。
行き詰まった時は、ペイントリムーバーや、ラッカー溶剤で
白紙撤回、
すべてをリセットできてしまうのですから。
やったもん勝ちですよね。
やればやるほど、経験値は、上がる一方なのですから。

コーヒーを用いると、ツヤが出るようです。
オイルの表現などには、もってこいであるように感じました。
わずかなベトつきと、コーヒーの香り、
シミになりやすいので、オイルじみに使えると思います。

しばらく眺めながら、落とすか?、残すか?、残す部分は?
などを検討したいと思います。
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単調な仕上げにお悩みのあなたに贈る
塗装に表情をつけるための方法のひとつが、「同色二重塗装法」です。
車体のベース色に、いつもならメタルカラーなどを用いるのですが
今回は、レッドプライマー色にしました。
その上から、さらに同色に調色したレッドプライマー色をかぶせます。

下地、ラッカー塗料のレッドプライマー色
上塗り、アクリルガッシュのレッドプライマー色
調色して完全に色を一致させるのは至難の業ですが、同色とは言いつつも
テキトー同色で、むしろOKです。
わずかな色の差を色むらとして利用するのが目的ですから。
アクリル溶剤とティッシュで、上塗りを部分的に剥ぎ取ります。

こんな感じになりました。
え?これがどうしたって。
そういわれれば、どうってことのないテクニックなのですが・ ・ ・ ・(汗)
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そのわずかなクセが、試作モノなどに使うと、量産型とは「ちがうんだぜ」感がでて、とってもよろしい気がするのです。
そこで、鍛造防盾をもったタイガーなんです、ジャーン!

なぜだか、このタイガーの作例は、今まで見たことがありません。
このカスタム感はシャア専用にふさわしいとひらめいてしまいました。
元ネタはこれだ!

特徴は、後期型車体に
逆反りスポークスプロケット、小径アイドラーホイールといったところでしょうか。
完成してから、ドカンと公開する予定でしたが
どんなマイナーネタでも発売されるこの時代、ドラゴン社が出さないうちに発表しとこ。
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パンサー中戦車のときは「糸」を使いました。
AFV CLUBタイガーのやる気に敬意を表して、付属のゴム質ベルト式キャタピラを使います。
結果的に片側4本も打ちましたよ。
みなさんこんなものなのでしょうか?(まあ、連結式を使われる方がほとんどでしょうが)

純正キャタはフチも厚いし、思ったよりエッジもあまいですね。
ガイドに穴をあけることもチャレンジしましたが、ゴム質にポヨーンとあえなくはじき返されました。
穴の部分にちょっと黒を入れてみましたが、噴飯ものですね。
(てめえ、銀ブラシしないと言いながらスプロケットの歯は光ってるじゃねえか!と言われそう。うーん、シルバーに光ってますねえ。これ、メタルカラーダークアイアンをこすって出来たものなんです。まだ、これから変わりますよ)
スプロケットホイルの上部、キャタピラの離れ際には特に気を使いました。
ここに浮きがあると全体の重量感が台無しになってしまうからです(でも浮いているように見えるのはなぜ?)。
小径アイドラーホイルの場合は、最後部の下がりもポイントですね。

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ドラゴンタイガーにおまけとしてついていたものです(未塗装のものがもともと同梱のもの)。

塗装してみましたが、リアルさが出なくて困っています。
「全体がリアルであるためには、全てのディテールがリアルでなければならない」はず。
よく、フィギュア1体をつくるには戦車1輛と同じ労力がかかると言われますが
それだと
戦車1輛にかける労力のほうが、あまりに比重が少なすぎます。
ならば
スプロケットホイル1本をフィギュア1体塗るのとおなじ根気と集中力で仕上げたらどうなんだと思ったわけです。
この段階で、7色を投入。
ところが、リアルでもないし、拡大するとエッジがあまく「なんだかなー」の出来なのです。
こうなったら、ボルトの側面やスプロケットの歯を削り
エッジを出してやることまでやるしかないのか・・・
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どうすれば本物に見えるのか?
サビの色も基本塗装の色に影響されて、決めつけて使用していた色だけではサビに見えないことも分かりました。

試した結果から、成功したディテールだけを抽出して
本体の塗装に組み合わせていけば、大きな失敗は防げるはず。

車体底面周辺での試行錯誤によって1輛の製作で2輛分の経験値を得ることで2倍の上達スピードを達成するもくろみなのです。
組み立て完成品が少ないということは
塗装技術において大きく遅れをとるということを意味しています。
それを挽回するための必殺技。
これこそが「赤い彗星上達法」シャアメソッドなのであります。
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砲塔あご下の接合部。
どう接着すればいいんだあ?

そこで、リファレンスであるタミヤ タイガーにあたってみると

オー!マイボーイ!見事な省略!
そこで、しかたなく更なるリファレンス、ドラゴン タイガーにあたります。

なるほど、こうなってんのね。
ドラゴンは丸い砲塔を一発で抜いています。よーやる!
しっかし、ここのところ、タミヤの悪口ばっかりになってますな。
キャタピラはタミヤがいちばん良くなる可能性を秘めてますよ。
他2社はベルト式だけど、連結式ですから。
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右上から、タミヤ旧タイガー、ドラゴンLate、AFV CLUB Late、タミヤLate、タミヤFinal
女性には案外、知られていないかもしれませんが
男の精神性はペニスに大きく依存しています。
巨根であるというだけで、なにげに自信満々な男性も多いもの(たとえ女性には痛くて迷惑なだけであるとしても)。
逆に小さければコンプレックスとなります。
戦艦大和(世界一の戦艦であることは長らく日本人の誇りであった)などは
体躯に劣る日本人男性の潜在的コンプレックスが生み出した巨根幻想の一種の具現でしょう(不沈戦艦などと大真面目に喧伝するのは現在からすれば、頭がおかしいとしかいいようがない)。
男性のセックスファンタジーの要諦は
自らの持ち物によって女性に快楽を与え、性欲と支配欲を同時に満たすことにつきます。
それゆえ役に立たない持ち物では
自らの男性性の根幹を失うことになるので
バイアグラが熱狂的に迎えらたのです。
一方、性的に成熟した女性においても股間のモッコリは
気にならないわけではなさそうです。
子どもをプールに連れて行ってたときのこと
熟女なオバサマの視線が一瞬チラと股間に走ったのを見逃しませんでしたよ!
(わたくしのはいたってフツーですが、そのときは競泳パンツでした)
それはさておき
マズルバッフルブレーキはそうした意味でもキャッチーで重要な基幹部品にもかかわらず
各社で形がかなり違うのであります。
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タミヤではどうなっているのかと言えば

こうなっている。
どうせ見えなくなるところとはいえ、明らかな省略があるよ、タミヤさん。
AFV CLUBの方が溶接痕まで再現されていて力が入っている感じ。
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店頭にてAFV CLUBのタイガーの箱を開けたとき
そのパーツ群から溢れてくるオーラに感銘を受けました。

「こ、こいつは気合いが入っている!!」
例えれば、
何気なく出かけた娘の学校の保護者会でにて
娘の同級生に天使のごとき光り輝く美少女を見つけて恋してしまったときのように
打たれてしまったのです。
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