
なぜ悔しいかといえば、どうひっくり返って撮影しても本物に見えないから。
「本物のような写真を撮ること」が目標のわたしにとって
「これはっ!」というグッとくる絵が撮れないと、もうがっかりなんです。
しかたないのでソフトウエア上で、セピアにしたり白黒にしたりで遊んでみました。


「彩度を落とした塗装」プラス「情報量を増やす」ことでリアルになるかとの試みは失敗に終わりました。
情報量を増やす目的で手を入れたことが、クサさにつながっているからです。
完全に人工臭を消してウエザリングすることが、いまの(私の)やり方では難しいことを示しています。
それと同時に
塗装面を上からどんなに汚しても、それは本当のリアルにつながらないとも感じました。
もっとも重要なのは、ベースとなる車体表面のテクスチュアです。
まずもって、鉄が鉄に見えるベースの車体があってこそのウエザリングだと思います。
多くの失敗点と、多くの成果を得ることができましたので、経験値を上げる意味においては当初の目的を達しました。
以下、続きにて模型を模型として説明的に見せる画像をご紹介いたします。
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ほとんど素組、OVMの一部ディテールアップの三号突撃砲でーす!
素組でいつまでかかってんだと言われそうですが
とりあえずありったけの汚しテクニックを(練習のため)つぎ込みました。

おい!こんな写真じゃわからんだろ!って?
ばたばたしていて、まともな写真が撮れなかったので、後日またディテールの写真はご紹介します。

基本的にはこれまでからそう大きくは変化してないです。
下の写真は日中、チェック用に撮ったもの。
おまえ、なにがやりたかったの?といわれそうな感じ。
アジアの繁華街のような雑踏みたい。

みなさん、良いお年を!!!
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切り取ろうにも柔らかなゴム質の素材ではカッターの歯が立ちません。
でも、タミヤの接着可能ベルト式キャタピラならば、何とかなるかもと思いました。

タミヤセメントを塗り付けます。
それだけでも、だいぶマシになります。
まだ、突起が目立つ時には二度三度と繰り返し塗り付けます。
それでもダメなら、柔らかいうちにピンバイスの先などでならしてやりました。

塗装してみると、なんとかわからないようになったのでは。
(連結ピンのモールドもあまくなったようではありますが)
ただ、今回はキャタピラレスの作品にする予定なんです。
使わないのですが、新しい技術へのチャレンジと思いやってみました。
オイオイそんなことしてる時間ないだろうって?
う~ん、追いつめられてきました。
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「ちがいます」
「ではこのプラスチックの斧ですか?」
「ちがいます」
「ではこの木でできた斧ですか?」
「そうです!」
「うそつけ!」

「ほんとうです。割り箸から削り出したのです。オイルステインが手元になかったので、テキトーに汚してみたところです」

試作第1号の木の斧です。
これは実用になると思います。
削り出すのはラクチンで、プラスチックよりはるかにやわらかいです。
反省点であり、最重要ポイントは
「木目を活かせるように削り出す」
ということです。
割り箸の色が明るすぎて木目がよく見えませんでした。
そして、木目を活かせるような塗料を使えばかなり良くなる可能性を感じます。
この斧は記念にそのまま取り付けちゃいます。
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「これはな、オレの盟友ハンスの形見なんだよ。オレとハンスはここに来る前は東部戦線で一緒だったのさ。その頃はジャーマングレイのF型に乗ってたんだけど、そのF型のものさ」

「ハンスはやられちまったのかい?」
「いや、事故だった。そう、事故だと思いたいね。ちょっと繊細なやつでね。同じような事故がカリウスの本の中に出てるよ」
『出発前日の夕暮れ、アウグスト・デーラーは、彼の戦車に《退避壕》から出るよう合図をした。戦車はものすごい寒さから守るため壕の中に入れられていたのだ。デーラーは凍りついた斜面で左の長靴を滑らせて戦車の左履帯の前で転んだ。操縦手はそれに気づかずそのまま戦車を動かした。残った乗員が大声を上げ戦車は急停止した。が、履帯は既にデーラーの上部太腿を轢いていたのだ。彼は無言のまま間もなく死んだ。こうして、私は親友の一人を失った。』
オットー・カリウス著『ティーガー戦車隊』大日本絵画刊より。
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実際の作業は中間を過ぎているのでしょうが、気分的にはやっと真ん中といった感じです。
なぜならば

車外装備品(O.V.M.)を見ると、毎回「鬱」になっちゃうからなんです!
OVMはリアルさにプラスの働きをするよりも、むしろマイナス=模型であることを分からしめる結果をもたらすように思えてしまって・・・。
まず、サイズやカタチがキットによってバラバラというのも信頼感がないですよね。
メーカーとしても力の入らない部分なんでしょうか。
それに、あの「木目」部分。斧とかスコップとかの柄の部分やジャッキ台ですね。
どう塗っても木には見えないんです。
さらに、レンチやバールやジャッキがまたしても鉄に見えない。
覚悟を決めて徹底研究が必要な分野です。(と、以前も言ったかなあ)
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接着剤で埋まってしまわないための配慮だと思われますが
微妙にリアル感を損なうことにつながります。
さらに、防盾を取り付けようとして妙な段差に気付きました。

キレイに直角を出すために、ヤスったのですが削り過ぎていたようです。
プラモデルでは抜きの関係で、ほんの少しテーパーが付いていたり
安全性の問題などから、鋭すぎる部品は角にほんのわずかカンナをかけたような丸みが付いていることが多いのですが、すべてアンリアルにつながってしまいます。
1/16では問題にならないことでも、1/35では大問題です。
とにかくすべてのエッジはできるかぎりのシャープさを持たせることが、小さなミニチュアを本物に見せるカギだと考えます。
塗料を乗せれば、さらにあまくなる可能性も勘案すれば、鋭すぎるぐらいでちょうど良いのではないでしょうか。
ということで続きをどうぞ。
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もっと本質的なところにリアル化の道があるのではないかと。
雑念は置いといて、ガンダムマーカー極細スミ入れ用(茶)を試してみます。
極細といってもかなり大きいので、カドとか凸部であれば、サビのバリエーションとしてなんとか使えそうです。(写真ではもっとも色の濃い赤茶の部分)

もっとも、ガンダムマーカーはたんに「色情報」しかないようで、パステルのようなざらついたテクスチャとしての「質感」は望めません。
パステルとの併用が必要です。
塗装というのは「面」をリアル化するための技術だと分類すると
「線」をリアルに見せるのは精度の高い工作だといえます。
エッチングパーツなどは形状のラインをシャープにするために好適なものとして用いられています。
今回、パパッと1日で組み立てを完了し、すぐさま塗装工程に入るコンセプトで塗装練習を続けてきたのですが、工作の甘さがここにきて目につくようになりました。
塗装だけで、リアルに見せようというのは限界があるように感じます。
トランスミッションアクセスハッチは片側2枚1パーツですが、塗料で埋まってしまっています。

切断して、切断面を黒で塗ってみて接着しました。

スミ入れしたように黒々となってしまい、ややマイナスポイントです。
塗料で埋まった後部ハッチのモールドについても

スジ彫りをしました。

予備ホイールラックは、オイルの付いた鉄棒の表現です。
形状的に下部はオイル受けだと判断しました。
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それだけ普段意識して見ていない部分だからです。
人の意識が集中する砲塔や車体前面は、力を入れて作る必要のあるポイントですが
車体下部をじっくり見る人はまずいないでしょう。
とはいえ、四号戦車までのドイツ車両では見ようと思えば見えてしまう広大な面積を持っています。
今回は、車体とフェンダーのあいだに水が溜まりがちで、サビが流れている設定で塗り始めます。
では、サビ一段目突入!

あ!ぶつぶつはその前に、上方からガンメタの缶スプレーを吹いていたものです。
長くなりますので続きのページにて。
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「ペーパーエッジ法」は、紙のふちを利用して細い線を描く方法です。

パステルとアクリル溶剤を使っていますが、ポイントは溶剤の量です。
多過ぎて水っぽいと細いラインが描けません。

少なすぎれば、かすれます。
かすれ方をうまくコントロールすれば、タタタンといった感じで、ものが当たった表現もできます。
キューポラの根元のところですが、わかりますでしょうか。

紙はいろいろ試せます。新聞紙でもなかなか良い感触でした。

拡大するとひどいもんですが、遠目には鉄骨の角などにガツンと当たってできたようなキズに見えないこともありません。

曲げて使用することで、泥の付いた草が当たった表現もできます。
以前の方が上手だったような気がしてしまうのは私だけでしょうか。
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こちらのページ(まるたけ製作所)の「タミヤT55A塗装のステップ・バイ・ステップ」の中の「STEP 2 」で詳しく解説してあります。

アグアリングの要諦は溶剤に「水」を使うところにあると思っています。
中学生のとき、理科の先生が「コップに入れた水でも、ppm単位でみれば、ガラスは水に溶けている」と言っていましたが、要するに「水はすべての溶剤」なのです。
塗り付けるのは、ピグメントでも泥でも砥の粉でもパステルでも何でもありだと思います。
わたしは、いつものごとくパステルを使います。

水を使う利点は、下地の塗装に気兼ねすることなく拭き取りが楽しめることです。

ほとんどの模型では控えめに表現されていますが、実際の戦闘ではものすごく泥をかぶるのです。
オットー・カリウス著『ティーガー戦車隊』大日本絵画刊によれば
『とは言え、この弾幕射撃を受けた私の忠実な《ティーガー》はいったいどんな有様になったかといえば、(砲弾が吹き上げた)泥が《ティーガー》たちの上に深く積もり、小さな菜園ぐらいはできそうな具合になっていた。』
とあります。
しかも戦場では水は貴重品で、洗車などもってのほかです。
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伊能忠敬が50歳にして19歳も年下の高橋至時に教えを請うたように
年齢も男女も関係なく、自分よりすぐれた技術をもっている部分は偏見無く学びます。
というわけで
オオゴシさんのつかっている「ポスカ」を試してみます。
ポスカホワイトで鳥のふん、その他を入れました。

塗って乾燥したあと、水を含ませた硬い筆でこすると写真の状態に。

これはなんだと聞かれると、「はっきりとはわからないけれど、色むらです」と答えようがないですね。
なぜ入れるのかと聞かれると、「不規則性を増大させるため」「はっきりと知覚できないものを入れることによりミステリアスな深みをつくるため」と答えておきましょうか。
何から何まで一目でわかってしまうような、あるいはわかった気になるような作品って、底が浅い気がするものですから。
「見飽きないね」といわれるとちょっと嬉しかったりするのです。

車輌全体で4カ所だけにとどめています。
こういうものは入れ過ぎないことが、大切ですよね。
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(たとえば、みずのさん。旧ブログでは多くの作品が公開されていましたが、移転されましたので充実はこれからのようです)
シンプルな汚しであれば、汚い出来上がりにならず、人為的な嘘くささが現れてしまう危険も避けられます。
手を入れれば入れるほど、汚くなります。
汚しを追加していくのですから、当然の結末です。
でも、練習の段階で、それを恐れては進歩はありません。
「程度」の問題は、あとから考えれば良いので、いまは表現の可能性だけを追求します。
さあ、サビ一発目いきます!
今回は中間色のサビ色から(パステルをアクリル溶剤で溶いたもの)。

垂らす表現はあまりやらないのですが、練習のためやります。
塗料の剥離部分にはすべて入れました。
最後の最後にチッピングは追加する予定にしています。
それは、金属色のままにしようと考えています。

パステルは塗っただけでは、いまいちで、指や綿棒などでさっと一拭き余分な分を落としてやると良いと思います。
フェンダー部分の感じです。

つぎ!サビ入れ二発目!
今度は、濃い色のサビ色を入れます。

こんなロングショットではちっともわかりませんね。
部分的にはスミ入れっぽい使い方もしてみました。
さらに、いっけぇー!サビ入れ三発目!
今度は、明るめのオレンジに近いサビ色です(こうして見るとこの色ダメです。オレンジの方が良いかも)。

いきなり写真の色味が変わりましたが、この写真は太陽の直射の下で撮ったためです。
それぞれの段階には、実際にはかなり時間がかかってます。
とくに、これまでにない繊細な汚しを意図しているために、すべての汚しはいちばん細い面相筆を使うようにしてみました(垂らすのヘタだなあ)。
このように人間の仕業であることを感じさせる部分の表現は、よい子のみなさんは決してマネをしないようにしましょう。

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リアル感の増幅に寄与しないと思うからです。
というわけで、ドライブラシをやってみます。

ならば、「凸部を暗くドライブラシ」したらどうなんだ?と思ったわけです。
タミヤウエザリングマスターでエッジをドライブラシしてみました。
1パーセントぐらいリアルになった??
今後の推移を見て、最終的に判断したいと思います。

反対側はやりません。
これには二つの理由があります。
ひとつは、ドライブラシした効果を正確に比較し、判断を誤らないためです。
人は何かをやれば、それがプラスの効果をもたらしたと思いたいものです。
ですが、変化を起こす前に戻して比較することはできません。
そこで、あえて適用しない部分を作ります。
もうひとつは、スケール感を小さく見せてしまう原因のひとつ、あるいは人間の仕業と思わせてしまう原因のひとつに「全体に同じ技法を適用」してしまうことが挙げられるからです。
たとえば、全体に同じドライブラシ・・、全体に同じチッピング・・、全体に同じフィルタリング・・、全体に同じサビ・・、全体に同じ調子の汚し・・etc.・・。
規則性を崩したはずなのに、ランダムさを加えたはずなのに、全体としてはバランスよく一体感を持って規則的な汚しが出来上がってしまいました。「ハイ、良くできました」ってことになってしまいがちです。
つまり、変化を持たせるための手法として利用するわけです。
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できるだけ、薄ボンヤリとなる色でボカシを多くかけようとしましたがタイガー I 型のときよりヘタになってる気がします(迷彩のときだけはエアブラシが欲しくなります)。

こういうときは、これは「個性の表れであり、芸術的表現である」と納得し、次に進みます。
つぎに、世間では「チッピング」という塗料の剥離表現を
まさしく「塗料の剥離」によって再現します。

光と陰によって塗膜の厚みが見える、それをリアルといわずしてなんという?みたいな表現で、そのうち主流になると思います。
ここでプラを洗浄していなかった害があらわれ、メタルカラーまで一緒にはげ落ちてしまう事態を招きました。
再び、アイアンを流したために塗膜の厚みがキレイに出ない部分ができてしまいました。
新表現の開発テストとして、強力粘着テープをつかい(「粘着テープ剥離法」)ゴソッと大きな面積でバリバリはげ落ちた様子も再現してみました(ミッションの点検口の部分)。
一桁ちがうリアルを実現するためには
これまでよりもいっそう微細な表現が必要であると考えます。
1)できるだけ微細なキズ
2)できるだけ微細な汚れ
を念頭におきました。

「それでこのデカイ傷か?」と思われちゃいそうですが
30センチも離れれば見えなくなる微細なキズの方を見てくださいね、というしかないです。
ハッチまわりには、迷彩色のレッドブラウンが剥げて下地のダークイエローが見えている、さらにはその下のレッドプライマーが見えかかっているという表現を試しましたが、リアルに寄与するのでしょうか?
デカールの貼り方は「余白溶かし法」を新採用。

余白を全く切り取らずに貼付け、ラッカーシンナーで余白を溶かし段差をなめらかにする方法です。
極細筆で下地まで溶かさないように注意しながら、軽くナデナデを繰り返すことで段差を消していきます。
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本体の塗装に入ります。
「プラ」→「金属色」→「レッドプライマー色」→「基本塗装色」
でいきます。

いつも通り、メタルカラーアイアンを塗ります。
あとからわかったのですが、このとき既にミスを犯しています。
洗浄を怠ったのです。
速攻で組み立て、塗装工程に入るために内部構造はいつものランナー詰め込みではなく、粘土を詰めたのです。
洗浄してから詰めればよかったのですが「やっちまったなー」で、全部品そのまま塗装してしまいました。

レッドプライマー色はタミヤアクリルのハルレッドを調色したもの。
なぜ、バラバラにした状態で塗るのか?といえば
わたしが「筆塗り」だからでしょう。
パーツの接合部の隙間を塗料で埋めてしまわないように気を使っているのです。
多重塗装で、「スキマ」が埋まってしまうのを懸念しています。
エアブラシならだいじょうぶなのでしょうか?

基本色は彩度を落とすのがテーマですから
1)彩度を落とす
2)明度を上げる
という方向でタミヤアクリルのデッキタンのビン生色を用いてみました。
どこかの博物館にありそうな色合いです。
最近は調色するのが流行ですが、既成の色を用いていれば
あとで、補修の必要が生じたときなどに同じ色が容易に手に入ります。
懸念は現実のものとなりました。ボルトナットの部分には盛大に塗料が溜まっています。
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多重塗装でもっとも懸念されるのが
「塗料の厚みでディテールがつぶれたり、エッジがあまくなる」のではないか?
ということです。
それ以上に多重塗装のによってリアル感を増幅する効果があるのかどうかをよく見極める必要があります。
これまで多重塗装によって成功しているのはyuyaさんのKV-IIしか知りません。

なにかいいことあるのかな、ということでみんながやっているサーフェイサーを吹いてみます。

これまでも多重ではありましたが
「プラ」→「金属色」→「車体基本色」というシンプルプランでした。
それを今回は
「プラ」→「サフ」→「金属色」→「クリアコート」→「レッドプライマー色」→「基本色」としてみます。
写真ではその他バリエーションを同時にいくつか試しています。
実際にどのように塗膜を剥げば効果が上がるのか、いろいろ試してみます。

結論として、サーフェイサーはフルスクラッチなどの場合で表面の荒れを発見、修正するような目的でもないかぎりは、明確な利点は感じられませんでした。
クリアコートも有意義な成果は、この場合の利用法では感じられません。
レッドプライマー層をリアル感を高めるように利用する塗膜の剥ぎ方は、かなりむずかしい感触です。
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タミヤの三突G型を題材に、様々な課題を設定し試行錯誤しています。
今回求めたのはヨーロッパ調のシブーい色合い。
ガンタンクにスケールエフェクトを適用し、彩度の低い色を塗ったところ好結果を生んだので
もしかすると「人間は彩度の低い物体を見ると、それを巨大なものと認識する」のではないか?
と考えたからです。

もうひとつ、やってみたかったのが最近流行のボンヤリ迷彩。
「それじゃ迷彩としての効果がまるっきり無いでしょ?」と言いたくなるような迷彩です。
そのうえで、思いっきり情報量をぶち込んで
いままでとは違うレベルのリアルさが実現できるならば大成功と考えたのですが
苦戦中!!
そうそう、たやすく思い通りにいくものではなさそうです。
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