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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
発掘!四号駆逐戦車 完成
四号駆逐戦車完成です。
といっても、九州AFVの会の前にすでに完成していまして
出展したときのままなのですが
お披露目写真がやっと用意できたんです。

展示会場などでは、心もざわついていますので
ものすごく小さなところまでは
目が届かないと思います。
こだわった蝶番ですが、肉眼で確認するのは、ちと難しいところ。
四号駆逐戦車完成蝶番
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

銅賞ですって!、どうしょう?
個性とパワー溢れる作品が居並ぶ中で
なんと!
奇跡的に「銅賞」をいただいてしまいました。
ビックリするやら恥ずかしいやらです(もちろんうれしい!)。
どうしよう?

なぜ奇跡かと言えば

1.フィギュアがないと評価されない
2.どうしてもジオラマのパワーに押されてしまう
(九州AFVの会は、いまは無差別級頂上決戦となっており、部門が分かれておりません)

ことが、昨年の経験からわかってましたから
よもや賞に絡むなんて大それたことは思いもしておりませんでした。
昨年の反応があまりにも寂しかったので、せめてもう少し注目してもらえればというのが希望で、今回は、気楽な気持で楽しんでいたのです。

もし、わずかな可能性があるとすれば「タミヤ賞」かなと思っていました。
AFV CLUBではなくタミヤのチャーチルでしたし
ドラゴンではなくタミヤの四号駆逐戦車だったからです。
(賞品もプラモがいっぱいもらえるしですね)
ところが
タミヤ賞で、他の方の名前が呼ばれた時点で
私の夢はついえてしまった ・・・はずでした。

単品作品で、銅賞というのは望外の評価です。
わたしにとっては、もうこれ以上はないというくらい評価をいただいたと思っております。

力の入った巨大ジオラマで賞を狙っていた方もいらっしゃることでしょう。
高価なアフターパーツをフル投入で気合いの入っていた方もいらっしゃると思います。

安価なタミヤの旧キットにビーチサンダルとガラス板の地面でこんな賞をいただいて
申し訳ないやら恥ずかしいやらです。
単品モデラーの方に勇気を与えることができたなら幸せなんですが。

「賞」の冠という意味では、今回いただいた賞でなんだか満足してしまいました。
今後は、自分の技術を見つめ直し
ひっそりと研鑽に励みたいと思います。
グランドワークやフィギュアまで作れるようになりましたら
そのときは、狙って「賞」というものに挑んでみたいと思います。

評価し応援していただいたみなさま
本当にありがとうございました。
感謝、感謝です。

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四号駆逐戦車 機関室上面
リアデッキ上のOVMに手を入れました。
ここも本来ならば、土に埋まっていると思われる部分であり
手を入れる予定は無かったところです。
OVMの類いが、残っているはずはないのですが
そこはフィクションです。
四号駆逐戦車リアデッキ完成
三突F/8のように長期に渡って検討を重ねてきた作品とちがい
煮詰めのあまさが残ります。

手を入れる前の状態は、パーティングラインの残るまま
とりあえず部品を接着して終わりにしていました。
四号駆逐戦車リアデッキ
余談ですが、タミヤの2000円代の古いキットは貴重。
思い切ったことができます。
これが、ドラゴンの最新四駆ならば・・・やっぱりシャンとした状態に作りたくなると思う。

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砲身の下地塗装
タミヤのラングを同キットに付属する短砲身を改造してL/48としました。
下地の塗装にいままでに使ったことのない色を試してみました。
自作砲身
レドームで塗ってみます。
レドーム塗り
えんぴつ粉で処理。
レドームえんぴつ粉
このあと何色をのせたのか、よく覚えていないのですが
下地の色は、あまり影響がなかったみたいですね。
砲身結果
草履は、展示会場でのサプライズにとっておくつもりでしたが
公開しちゃいました。

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ネチネチ塗料法
かつて、いさな.さんからアイディアをいただいていた
「溶きパテ+ラッカー塗料」
を四号駆逐戦車では試しています。
とりあえず、サビ色のパテを作ってみることにしました。
サビ色パテ
ヤークトタイガーの溶接痕に利用できるパテ状のものが
できるのではと期待していたのですが
タミヤパテをサビ色にもっていくためには
かなり大量の塗料を混ぜねばならず
結果的にはパテとしての特性は、ほとんど持たないものができました。

ややネチネチとした粘度の高い塗料です。
(クリアオレンジの影響かもしれません)
サビ色パテ塗り
竹串を使って、転がすように動かしながら塗り付けます。
するとどうしたことでしょう。
シンナー成分が強いので、上塗りの塗装をどんどん溶かし、剥ぎ取りながら竹串に絡み付き、下地塗装をあらわにしていくではありませんか。
(多重塗装で助かりました。本来ならプラスチックの地が見えるところです)

立体的な表情のついたダイナミックな表現だと思います。
おもしろい表現だと思うので、OKなんです。
本来のジオラマ仕立てにする場合は、この部分は土の中なので、どんな結果でもノープロブレムだと思っていました。
(先にご紹介した、ほぼ完成状態の写真からも、違和感を感じた方はあまりいらっしゃらなかったのではないでしょうか?)

サイドの方にも、使ってみました。
こちらは、下地まで出てこないように手早く動かすことで
また異なる表現を求めてみました。
サビ色パテ塗り2
これを、「現実に存在するどの現象に適用するか」でリアルといえるか、そうでないかが分かれるところでしょう。
泥汚れと呼ぶには、ややザラザラカサカサ感が不足です。
全体に均一に塗って、めくれて剥がれてきた塗料に用いる方が可能性を見いだせるように感じました。
この四号駆逐戦車ではこの部分も土の中です。
見えなくなるんだと思うと、気分的に、思いきった表現も試せるものですね。

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錆びた戦車の表現練習
四号駆逐戦車の側面では
アダムがヘッツアーで行なっていた鉄板の重なり痕の表現をマネしてみました。
マネをするにあたっては
「完全フルコピー」と「アイディアだけ拝借」
の二通りがありますが、今回は後者。
アダムのマネ
自分で適当にやってみて、
それからアダムのと比べてみると
「やっぱりアダムやるなあ!」と、
より勉強になるわけなんです。

仕上がりでは、練習跡も目立たなくなってます。
四号駆逐戦車側面
何をするにしても練習はある程度、必要なことにちがいありません。
最初のトライから成功することもなかにはあるでしょうが。

そういえば、20代のある時期、女性からまったく縁遠くなったことがありまして
半年とか、1年以上若い女性と話す機会もない仕事ばかりの生活をしていると
いざ女性と話をするとき、いったい何を話せばよいのか
わからないような感覚を覚えました。
これはまずい、ということで、とにかく何でもいいから話をするのだ、
練習と思って気楽に声をかけることから始めました。
1日、最低でもひとりには妙齢の女性に声をかけるのだと課題を課し
何でもいいから話しかけるのです。
たとえば、知っている道でも「~通りには、どう行けばいいのですか?」とかです。
親切に案内までしてくれる女性もいます。
声の掛け方もいろいろ試しますが、なかには声を掛けた瞬間に怒鳴りつける怖い女性もいました。
めげそうになる時もありましたが、人間には慣れというものがありますので
だんだんと平常心で、普通に話せるようになってきますし
好感を持たれる(少なくとも嫌われない)ような会話ができるようになりました。
今で言う「婚活」の、初歩の練習でしたね。

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美しいことと汚いことの境界は
美しいことと汚いこととの境界はどこにあるのだろう。
ふつうは、そんなことは見ただけではっきりしているじゃないか
といわれることでしょう。
でも、美しさと汚さのはざま、
どちらにでも転びそうな境界線のあたりを綱渡りしていると
時として悩むのです。
四号駆逐戦車前
現在扱っている四号駆逐戦車、これは危うい。
写真ではかろうじて、「うつくしい」の側にいるように写っていますが
実物は、どうも、なんとなく、「きたない」印象を与えるように感じるのです。
人によっては、写真でも
「どう見てもきたないでしょ」と言うかもしれません。
100人が見て60人ぐらいがきれいだと言えば
どちらかといえばきれいと判断して良いのでしょうか。

人の下す美醜の判断は、何を基準にしているのでしょうか。

抽象的で判断に苦しむピカソの絵でも
平均的な絵の描き方から決して逸脱してはいないのだといいます。
ある種の法則(平均)を守ったうえでの奔放と逸脱は、うつくしい側に立つことが出来ると。
四号駆逐戦車リアビュー
なんとなくわかりました。
きたなさとは、要するに「ノイズ」なのでは?
無秩序な、神経に障る、違和感のようなもの。

だとすれば自然の偉大なることよ、どんなにひどい傷みが加えられていてもきたないと感じることがないのですから。(例:『棄てられた鉄道遺産DVD 廃線 』の中に出てくるC 5699)


汚し(ウェザリング)なしに戦車を完結させることは難しい。
AFVモデラーとは、汚しをしながら、きたなくしないという自然の法則の再現に挑戦する人々のことであったのですね。

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忍法影分身!
「忍法!影分身の術!!」

「ぶはは・・、ナルト!それで分身したつもりか!?
 似ているが、よく見ると違うぞ、それでは本体がバレバレだ」
忍法影分身
「ちくしょう!完璧に同じにするのは難しいんだってばよ!」

「まあ、完璧性をあげるために
 それ以上チャクラを投入してもムダに消耗するだけだろう」

「オレは、ぜってーあきらめねえぞ」

「微に入り細に入り似せたところで、並べてみなければわからんのだぞ」

「なに言ってんだ、カカシ先生!
 みんな0.2ミリ、いや0.1ミリのちがいが気になって
 エッチングパーツ使ったり、ステンワイヤーに替えたり
 真鍮線を使ったりして、
 大量にチャクラを投入しながら実車そっくりに作ってんだ!
 塗装だけが実車も観察せずに、
 似せようと思わないで
 好き勝手に塗っていいはずがねえってばよ!」


注:わたし、ナルトじゃありませんから(汗)。
  塗料を溶剤で剥ぎ取る技法の場合、こまかな模様は偶然  性に頼ることになるので
  完全に同じ模様を残すことは難しいです。
  それが出来るように、精度を上げよということかもしれ  ませんが。
  かくなるうえは、もはや描くしかないかも。

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戦車模型超級トンデモ技術指南 その五
四号戦車系列の排気管をへこますための知られざる方法をご紹介。

タミヤのラングは四号戦車系列の古いシャーシでできています。
排気管部分はかなり肉厚です。
排気管にベコベコ管を出すためには、
金属に替えたり、それらしく削り込むか、
または、炎を使う危険度の高い(失敗する危険も)方法がありますが
今回はそのいずれも用いません(だからこそトンデモなんです)。

まずは見えなくなる部分に穴を開けましょう。
排気管穴開け
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土中の四号駆逐戦車
写真を見ていたら、土中の四号駆逐戦車(あの女の子が座っているやつ)が
どうしても作りたくなって、またまたお手つきしています。
土中の四突
このページのいちばん下の写真にもあります。
Pak38の塗装にちょっと工夫を加えれば、カンタンにできると踏んでいるのですが・・・
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