
アブのようにも見えるEBR-11の砲塔。

少し手を入れて。

ピンクをベースとした塗装に。

『 日本では、恋愛の暴露はスキャンダルとして成り立ちますが、フランスでは恋愛スキャンダルは、俗にいう「スキャンダル」ではありません。
恋愛は恋愛なのです。
そして恋愛はプライベートなものであり、他人が批判するものではないのです。
数年前に「ミッテラン大統領に隠し子がいる」とメディアが報じたときにも、批判的な意見はあまり発生しませんでした。
スキャンダルどころか、「だから何?」というリアクションがほとんどでした。
(中略)
愛について考えたり悩んだりすることはとても自然なことで、それが破局や離婚に終わってしまっても、ザッツ・ライフなのです。
変なことではないのです。
フランスはそれを批判する国ではありません。
愛は人生の大事な課題なのですから。』
佐藤絵子著 『フランス人の手づくり恋愛生活』(2003)祥伝社黄金文庫より。

少し手を入れて。

ピンクをベースとした塗装に。

『 日本では、恋愛の暴露はスキャンダルとして成り立ちますが、フランスでは恋愛スキャンダルは、俗にいう「スキャンダル」ではありません。
恋愛は恋愛なのです。
そして恋愛はプライベートなものであり、他人が批判するものではないのです。
数年前に「ミッテラン大統領に隠し子がいる」とメディアが報じたときにも、批判的な意見はあまり発生しませんでした。
スキャンダルどころか、「だから何?」というリアクションがほとんどでした。
(中略)
愛について考えたり悩んだりすることはとても自然なことで、それが破局や離婚に終わってしまっても、ザッツ・ライフなのです。
変なことではないのです。
フランスはそれを批判する国ではありません。
愛は人生の大事な課題なのですから。』
佐藤絵子著 『フランス人の手づくり恋愛生活』(2003)祥伝社黄金文庫より。
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キットに付属のタイヤは、ゴム製。
パーティングラインは、初挑戦の冷凍法にて処理してみました。

タイヤの自重変形を再現する方法はさまざまあるようですが、
今回は内部に詰め物をすることで再現できないかと考えました。
いろいろなもので試してみましたが、失敗を繰り返しました。
中空とはいえサイドウォールの厚みは1ミリほどもあり、変形形状が思いどおりにならないのです。

最初の発想は、エポキシパテでしたが、それを試す前に敢えていろいろ試してここまできました。
最後にエポキシパテを試す前に、もうひとつだけ木工パテで試してみます。

24時間後、ホイールを外してみたところ、
なんと!まったく乾燥していませんでした。
「水性だったのかい!」
エポキシパテを使ったところ、なんとかうまくいきました。
回り道をしましたが、やってみるとやらないのとでは知識量に差が出ますよね。

パーティングラインは、初挑戦の冷凍法にて処理してみました。

タイヤの自重変形を再現する方法はさまざまあるようですが、
今回は内部に詰め物をすることで再現できないかと考えました。
いろいろなもので試してみましたが、失敗を繰り返しました。
中空とはいえサイドウォールの厚みは1ミリほどもあり、変形形状が思いどおりにならないのです。

最初の発想は、エポキシパテでしたが、それを試す前に敢えていろいろ試してここまできました。
最後にエポキシパテを試す前に、もうひとつだけ木工パテで試してみます。

24時間後、ホイールを外してみたところ、
なんと!まったく乾燥していませんでした。
「水性だったのかい!」
エポキシパテを使ったところ、なんとかうまくいきました。
回り道をしましたが、やってみるとやらないのとでは知識量に差が出ますよね。



模型として製作する当該車輌の
実車をくまなく見る機会に恵まれることはまれです。
精密に再現されたキットからは、作った人にしかわからない情報を得られることがあります。
EBR11の車体底面は、船底のようななだらかなカーブを描いています。
平面な鉄板であるほうが生産性も高いはずですが、このわずかなカーブにどんな意味があるのでしょうか。

車体内部にはドライブシャフトが通っているはずですから、コブのようなデファレンシャルギヤケースをわずかに下方に設置することが可能になったはずです。
どうしてもそれが必要な理由でもあったのでしょうか。
8輪装甲車にありがちな前後対称のシャーシです。
ご多分に例に漏れず前後に操縦席があります。
しかしながら、通常は4輪走行のため、8輪AWSのような複雑な操舵機構を必要とせず、シンプルなメカニズムだったと想像されます。
(ドイツ軍の8輪重装甲車を想起すると、その機構だけを見ればすごいんですが、生産性とか故障の頻度とか整備性とかを勘案するとドイツ人は馬鹿だったのかもしれないと思う一瞬)

マイブームは、見えないところの彩度を高く塗る手法。
ホワイトとグリーンを直接、垂らし、キットの上で混ぜ合わせました。
『具体的には、現代思想は近代の後という意味でポストモダンと呼ばれます。
近代までの哲学が「私」の意識を中心とした、一つの確固たる答えに向かう傾向にあったのに対して、現代思想は必ずしもそのような一つの答えを求めようとはしません。
反対にそうした傾向を危険視し、バラバラのままで、つまり差異をそのままにしておこうとするのです。
フランスのデリダやドゥルーズなどがその旗手といえます。
現代思想はフランスの時代でした。』
小川仁志著 『7日間で突然頭が良くなる本』(2012)PHP研究所より。
実車をくまなく見る機会に恵まれることはまれです。
精密に再現されたキットからは、作った人にしかわからない情報を得られることがあります。
EBR11の車体底面は、船底のようななだらかなカーブを描いています。
平面な鉄板であるほうが生産性も高いはずですが、このわずかなカーブにどんな意味があるのでしょうか。

車体内部にはドライブシャフトが通っているはずですから、コブのようなデファレンシャルギヤケースをわずかに下方に設置することが可能になったはずです。
どうしてもそれが必要な理由でもあったのでしょうか。
8輪装甲車にありがちな前後対称のシャーシです。
ご多分に例に漏れず前後に操縦席があります。
しかしながら、通常は4輪走行のため、8輪AWSのような複雑な操舵機構を必要とせず、シンプルなメカニズムだったと想像されます。
(ドイツ軍の8輪重装甲車を想起すると、その機構だけを見ればすごいんですが、生産性とか故障の頻度とか整備性とかを勘案するとドイツ人は馬鹿だったのかもしれないと思う一瞬)

マイブームは、見えないところの彩度を高く塗る手法。
ホワイトとグリーンを直接、垂らし、キットの上で混ぜ合わせました。
『具体的には、現代思想は近代の後という意味でポストモダンと呼ばれます。
近代までの哲学が「私」の意識を中心とした、一つの確固たる答えに向かう傾向にあったのに対して、現代思想は必ずしもそのような一つの答えを求めようとはしません。
反対にそうした傾向を危険視し、バラバラのままで、つまり差異をそのままにしておこうとするのです。
フランスのデリダやドゥルーズなどがその旗手といえます。
現代思想はフランスの時代でした。』
小川仁志著 『7日間で突然頭が良くなる本』(2012)PHP研究所より。


EBR装甲車は8輪の装輪装甲車です。
ですが、通常の走行には4輪しか使いません。
「自動車が4輪で走るのに、いつも8輪で走る必要はないでしょ? 燃費も悪くなるし」
ということのようです。
8輪で走る必用があるのは、豪雪、泥濘、コブに乗り上げてスタックしたときなどの場合であるため、中央部の2軸に付く4輪は完全に地面を引っ掻く機能に特化した形状になっています。
しかも金属製。

キットはゴムで成形されたパーツです。
それゆえにパーティングラインの処理はいかんともしがたい。
精度も今ひとつなのが残念。
ですが、通常の走行には4輪しか使いません。
「自動車が4輪で走るのに、いつも8輪で走る必要はないでしょ? 燃費も悪くなるし」
ということのようです。
8輪で走る必用があるのは、豪雪、泥濘、コブに乗り上げてスタックしたときなどの場合であるため、中央部の2軸に付く4輪は完全に地面を引っ掻く機能に特化した形状になっています。
しかも金属製。

キットはゴムで成形されたパーツです。
それゆえにパーティングラインの処理はいかんともしがたい。
精度も今ひとつなのが残念。


これを見ただけで何の車輌かすぐわかる人はそう多くないでしょう。

答えはフランス軍のEBR装甲車。
砲身と砲塔シェルが一体となっており固定です。
砲塔ごと上下に可動するというユニークな構造になっています。
想像するにこの構造の利点は、
通常の可動砲身の根元に必ずできる弱点となる空間がないため防盾いらずで軽量化にも貢献。
また、内部に砲尾の可動空間を必要としないため砲塔のコンパクト化ができる、などではないでしょうか。
国が違えば、考えることもまたさまざまですね。

答えはフランス軍のEBR装甲車。
砲身と砲塔シェルが一体となっており固定です。
砲塔ごと上下に可動するというユニークな構造になっています。
想像するにこの構造の利点は、
通常の可動砲身の根元に必ずできる弱点となる空間がないため防盾いらずで軽量化にも貢献。
また、内部に砲尾の可動空間を必要としないため砲塔のコンパクト化ができる、などではないでしょうか。
国が違えば、考えることもまたさまざまですね。

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