



メルカバとはヘブライ語でチャリオット(騎馬戦車)のことだといいます。
チャリオットの構造を良く見れば、
前方に動力源となる馬がおり、
後方に人がいます。

これまさにエンジンを前方に配置したメルカバ戦車とそっくり。
現用戦車の中で唯一の独自の構造である本質をあらわした名前だったのですね。




車体に砂埃をかけます。
明度の高い黄色みががったサンド色のパステルを用いることにします。
これで黄色⇄青の対比が車体に生まれ、魅力的な配色のハーモニーが生じるはず(?)なのです。
もうひとつの案として
赤みががったサンド色を使用して、
緑⇄赤の対比を生み出す案もありました。
こちらも魅力的な案ではありましたが、今回は却下しました。
(のちに車体に血の雨を降らせる可能性を残すためです)

明度の高い黄色みががったサンド色のパステルを用いることにします。
これで黄色⇄青の対比が車体に生まれ、魅力的な配色のハーモニーが生じるはず(?)なのです。
もうひとつの案として
赤みががったサンド色を使用して、
緑⇄赤の対比を生み出す案もありました。
こちらも魅力的な案ではありましたが、今回は却下しました。
(のちに車体に血の雨を降らせる可能性を残すためです)

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言葉で説明できる限りにおいては
できるだけ言葉で説明するように努めていますが、
終盤の細部の修正作業に入るともはや、どこをどうしたのか、なぜそうしたのか、なぜそんな色を使ったのか、説明がつかない、もしくは、記憶に留まらないほどの微小で多岐にわたる手を数多く加えてしまうことになります。
100カ所も200カ所もほんのちょっとづつでも手が加わってしまうと事実上、変化が起こっているはずにもかかわらず、本人以外の評価では、全体としてはどこが変わったのかわからない程度の変化としての認識になるかと思われます。
ところが、ここからの作業がじつは決定的に大きな意味を持ち、作品の質を上げるのだと思うのです。
左サイドのフロントエンドにはオパール色を追加しました。
その方が良いと判断したからなのですが、なぜそのように判断したかはうまく説明できないのです。

できるだけ言葉で説明するように努めていますが、
終盤の細部の修正作業に入るともはや、どこをどうしたのか、なぜそうしたのか、なぜそんな色を使ったのか、説明がつかない、もしくは、記憶に留まらないほどの微小で多岐にわたる手を数多く加えてしまうことになります。
100カ所も200カ所もほんのちょっとづつでも手が加わってしまうと事実上、変化が起こっているはずにもかかわらず、本人以外の評価では、全体としてはどこが変わったのかわからない程度の変化としての認識になるかと思われます。
ところが、ここからの作業がじつは決定的に大きな意味を持ち、作品の質を上げるのだと思うのです。
左サイドのフロントエンドにはオパール色を追加しました。
その方が良いと判断したからなのですが、なぜそのように判断したかはうまく説明できないのです。










メルカバの車体上面に施されている滑止め加工は、すべてタミヤテクスチャーペイントの砂ライトサンドを利用しました。
とくに不都合はないと思います。
塗装をすると、どうしてもエッジが多少甘くなってざらざらの粒立ちにシャープさがうしなわれてしまうきらいはあります。
ビンに入っている段階で、シナイグレイに調色してしまうというアイディアはどうでしょうか。
試してみる価値はあると思います。
一部、気に入らない盛り上がりがありましたので、爪先で削り取って、同テクスチャーペイント路面ライトグレイを塗りました(ライトサンドを切らしたため)が、粒立ちと質感が異なるため、やはり満足いかず、もう一度ライトサンドを入手して塗り直しました。
塗り直したところにはグリーン系の色を塗っています。

おや? すべりましたぁ?


細部の不備を修正します。
細かな部分であっても、その一点でプラモデルに見えてしまうという重要なポイントは存在します。
可能なかぎり、見つかればそのネガを消しておくのが賢明です。
フロントの車体上下の継ぎ目に亀裂が残っていました。
サイドフェンダーに近いところで欠けもあります。

フロントエンドの車体上下の継ぎ目に窪みが横に走っています。
接着剤の影響で肉やせしたのが原因でしょう。
また、下塗りのラッカー塗料が濃過ぎたせいで気泡ができています。

丸刃のアートナイフで削ったあと、どろどろ系の瞬間接着剤か「黒い瞬着」などで埋めます。
気泡はほかの部分との境がなくなるまで、できるだけ平滑にならします。
それが無理なときは、「弾痕」または「キズ」として処理します。
金属色系の塗料を入れるか、サビを入れるかなどです。

なぜか黄色が欲しいとの思いを抑え切れなくなったので、RLM04イエローで塗ってしまいました。

ところで、
エスキモーから奥さんを勧められたという話は良く聞きますよね。
三浦雄一郎さんの著書『人生はいつも「今から」』(2006 KKロングセラーズ)のなかにも以下のような話が紹介されています。
細かな部分であっても、その一点でプラモデルに見えてしまうという重要なポイントは存在します。
可能なかぎり、見つかればそのネガを消しておくのが賢明です。
フロントの車体上下の継ぎ目に亀裂が残っていました。
サイドフェンダーに近いところで欠けもあります。

フロントエンドの車体上下の継ぎ目に窪みが横に走っています。
接着剤の影響で肉やせしたのが原因でしょう。
また、下塗りのラッカー塗料が濃過ぎたせいで気泡ができています。

丸刃のアートナイフで削ったあと、どろどろ系の瞬間接着剤か「黒い瞬着」などで埋めます。
気泡はほかの部分との境がなくなるまで、できるだけ平滑にならします。
それが無理なときは、「弾痕」または「キズ」として処理します。
金属色系の塗料を入れるか、サビを入れるかなどです。

なぜか黄色が欲しいとの思いを抑え切れなくなったので、RLM04イエローで塗ってしまいました。

ところで、
エスキモーから奥さんを勧められたという話は良く聞きますよね。
三浦雄一郎さんの著書『人生はいつも「今から」』(2006 KKロングセラーズ)のなかにも以下のような話が紹介されています。
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使用塗料:カンペハピオ水性工作用塗料ヌーロ、さくら色
塗料濃度:チューブのまま
使用筆:図画工作の時間に使っていた絵筆、中ぐらいの穂先でまとまりなし、かため

水性塗料とはいえ激烈に乾燥が早いです。
ぼやぼやしていると、すぐに筆が固まってしまう印象。
砲塔バスルの下側を塗ります。
ほぼ見えなくなるところです。

くちばしの下側も同様に。
砲身の下側にも少し。

車体後部も。

車体前部の下側にも。

塗りつぶして隠蔽してしまうのではなく、少ない塗料をこすりながら引き伸すように塗りました。
『 人は何かのプロになるために生まれてきた。
理由は2つある。
ひとつは周囲を喜ばせるため。
もうひとつは自分を喜ばせるためだ。
周囲を喜ばせるばかりでなく、自分自身も喜ばせなければ本当の幸せはつかめない。
もし何かのプロを目指すつもりがないのなら、今いる場所では存在自体が邪魔だから、とっととどこかへ消えたほうがいい。
なぜなら、周囲を喜ばせることができない上に、自分も喜ばせることができないからだ。
(中略)
参考までにプロの目安とは何かを述べておくと、素人ができる最高のパフォーマンスを、絶不調の状態で叩き出せることだ。
どんな分野でもプロになれば、必ず一目置かれる存在になる。
どんな分野でもプロになれば、別の分野のプロとの会話が楽しめるようになる。
どんな分野でもプロになれば、他人を認めることができるようになる。
何かの分野でプロにならなければ、人生はつまらない。』
千田琢哉著 『私たちの人生の目的は終わりなき成長である』(2014 学研マーケティング)より。
塗料濃度:チューブのまま
使用筆:図画工作の時間に使っていた絵筆、中ぐらいの穂先でまとまりなし、かため

水性塗料とはいえ激烈に乾燥が早いです。
ぼやぼやしていると、すぐに筆が固まってしまう印象。
砲塔バスルの下側を塗ります。
ほぼ見えなくなるところです。

くちばしの下側も同様に。
砲身の下側にも少し。

車体後部も。

車体前部の下側にも。

塗りつぶして隠蔽してしまうのではなく、少ない塗料をこすりながら引き伸すように塗りました。
『 人は何かのプロになるために生まれてきた。
理由は2つある。
ひとつは周囲を喜ばせるため。
もうひとつは自分を喜ばせるためだ。
周囲を喜ばせるばかりでなく、自分自身も喜ばせなければ本当の幸せはつかめない。
もし何かのプロを目指すつもりがないのなら、今いる場所では存在自体が邪魔だから、とっととどこかへ消えたほうがいい。
なぜなら、周囲を喜ばせることができない上に、自分も喜ばせることができないからだ。
(中略)
参考までにプロの目安とは何かを述べておくと、素人ができる最高のパフォーマンスを、絶不調の状態で叩き出せることだ。
どんな分野でもプロになれば、必ず一目置かれる存在になる。
どんな分野でもプロになれば、別の分野のプロとの会話が楽しめるようになる。
どんな分野でもプロになれば、他人を認めることができるようになる。
何かの分野でプロにならなければ、人生はつまらない。』
千田琢哉著 『私たちの人生の目的は終わりなき成長である』(2014 学研マーケティング)より。


砲塔に引き続き、車体側も塗り始めます。
色合いの比較のために、砲塔を載せた状態で見ていただきましょう。
コクピット色(中島系)+ガルグレーにて、まずは塗りました。
塗り残しも、意識的につくっています。

塗り残し部分をガルグレーにて塗りました。

ツヤ消しホワイト+レドーム+ガルグレーをカラーモジュレーション風に吹いて、さらにツヤ消しホワイトのみをハイライトとして局所的に吹きました。
ついでに砲塔にも同じくらいの明度でハイライトを重ね吹きしています。

これにて砲塔も車体もベース塗りができました。
下塗りでつくったのは、明暗の基準のベースとなります。
以降の作業で明度は、一段下がりますので、明るめに塗るよう心掛けました。
ここから上塗りで色味成分を追加する塗装法を行います。
色合いの比較のために、砲塔を載せた状態で見ていただきましょう。
コクピット色(中島系)+ガルグレーにて、まずは塗りました。
塗り残しも、意識的につくっています。

塗り残し部分をガルグレーにて塗りました。

ツヤ消しホワイト+レドーム+ガルグレーをカラーモジュレーション風に吹いて、さらにツヤ消しホワイトのみをハイライトとして局所的に吹きました。
ついでに砲塔にも同じくらいの明度でハイライトを重ね吹きしています。

これにて砲塔も車体もベース塗りができました。
下塗りでつくったのは、明暗の基準のベースとなります。
以降の作業で明度は、一段下がりますので、明るめに塗るよう心掛けました。
ここから上塗りで色味成分を追加する塗装法を行います。


まだ工作中の車はおいておき、
砲塔のみ先に塗り始めました。
車体と色味が完全に一致しない方が良いとさえ思っています。
明灰白色にて塗ります。
完全に隠蔽してしまおうとは考えず、ムラに塗り残しがあるくらいでとどめます。
100パーセント一色で塗りつぶしは最悪な塗り方だと思うのです。

塗り残しをつぶす気持で、あちこちに飛びながらガルグレーを塗りました。

水平面の明度を上げるため
明灰白色+ガルグレー+セールカラー+ツヤ消しホワイトをエアブラシしました。
その後、
もう一段ハイライトをつけるため、
セールカラー+ツヤ消しホワイトを局所的にエアブラシしました。

砲塔のベースカラーはこれで出来上がりにします。
『 最近の男たちって、人間関係に「根気」や「粘り」がなくなってきている感じがしませんか。
とりわけそれは、恋愛関係にはっきり出ているように思います。
これまでの恋愛マニュアルでは、1回目のデートの誘いには簡単に乗らないで少し焦らせ、みたいなことが言われたりもしていたけれど、そのやり方は今の時代、もう通用しなくなってきているかもしれません。』
菅野温子著 『モテワザ!』(2006 イーグルパブリシング)より。
外交にも粘りがなくなっているのかなと思います。
平和を守るって、しつこく説得する努力が必要。
つっぱねたり、強がったり、武力に頼んだりは、幼きの兵法。
砲塔のみ先に塗り始めました。
車体と色味が完全に一致しない方が良いとさえ思っています。
明灰白色にて塗ります。
完全に隠蔽してしまおうとは考えず、ムラに塗り残しがあるくらいでとどめます。
100パーセント一色で塗りつぶしは最悪な塗り方だと思うのです。

塗り残しをつぶす気持で、あちこちに飛びながらガルグレーを塗りました。

水平面の明度を上げるため
明灰白色+ガルグレー+セールカラー+ツヤ消しホワイトをエアブラシしました。
その後、
もう一段ハイライトをつけるため、
セールカラー+ツヤ消しホワイトを局所的にエアブラシしました。

砲塔のベースカラーはこれで出来上がりにします。
『 最近の男たちって、人間関係に「根気」や「粘り」がなくなってきている感じがしませんか。
とりわけそれは、恋愛関係にはっきり出ているように思います。
これまでの恋愛マニュアルでは、1回目のデートの誘いには簡単に乗らないで少し焦らせ、みたいなことが言われたりもしていたけれど、そのやり方は今の時代、もう通用しなくなってきているかもしれません。』
菅野温子著 『モテワザ!』(2006 イーグルパブリシング)より。
外交にも粘りがなくなっているのかなと思います。
平和を守るって、しつこく説得する努力が必要。
つっぱねたり、強がったり、武力に頼んだりは、幼きの兵法。


タミヤのメルカバにはデフォルメが入っているのではないかと思います。
フロントにエンジンが入っているボリユーム感に欠け、車体前面が尖り過ぎている印象を受けます。
原因は下部装甲板の角度にあると思いました。
おおごとにならない工作の範囲でごまかし変更しました。

その点はアカデミーのメルカバMK.2Dの方がメルカバ車体特有の前面のぼってりした感が良く表現されています。

改造後でもまだボリュームに欠けますね。

同じキットと同じ資料を使って製作したとしても、作者によって出来上がりにちがいが出ます。
理由のひとつには、写真の解釈にちがいが出るからでしょう。
また現実の工作物として出力する過程にも、抽象化という思考的変換作業がからむようです。
メルカバの個体差はかなりありますので、ドイツ軍車輌的に100%これが正解ということは言いにくいのではないかとも思います。

小物パーツのほとんどはうすうす攻撃、細々攻撃、シャープ攻撃のいずれかまたは複数を要するため、時間がかかります。
チェーンカーテンは、オミットすることにしました。

砲塔の側面形状にもデフォルメがあると思います。
正確な配置ができないからです。
チェーンカーテンを付けないことへのエクスキューズとして、初期の車体に見られるU字フックを付けました。
パーツはトランぺッターのKV-2からコンバート。

フロントにエンジンが入っているボリユーム感に欠け、車体前面が尖り過ぎている印象を受けます。
原因は下部装甲板の角度にあると思いました。
おおごとにならない工作の範囲でごまかし変更しました。

その点はアカデミーのメルカバMK.2Dの方がメルカバ車体特有の前面のぼってりした感が良く表現されています。

改造後でもまだボリュームに欠けますね。

同じキットと同じ資料を使って製作したとしても、作者によって出来上がりにちがいが出ます。
理由のひとつには、写真の解釈にちがいが出るからでしょう。
また現実の工作物として出力する過程にも、抽象化という思考的変換作業がからむようです。
メルカバの個体差はかなりありますので、ドイツ軍車輌的に100%これが正解ということは言いにくいのではないかとも思います。

小物パーツのほとんどはうすうす攻撃、細々攻撃、シャープ攻撃のいずれかまたは複数を要するため、時間がかかります。
チェーンカーテンは、オミットすることにしました。

砲塔の側面形状にもデフォルメがあると思います。
正確な配置ができないからです。
チェーンカーテンを付けないことへのエクスキューズとして、初期の車体に見られるU字フックを付けました。
パーツはトランぺッターのKV-2からコンバート。



足掛け何年になるのかさえ不明のタミヤ、メルカバ。
メルカバと言えば、現代戦車の中では模型的に花形中の花形、花形満のような存在です。
そりゃ、力が入ります。
取りかかり始めた当時は
「ようし!完璧なメルカバを作ってやるぞ!」
と意気込んでいたものの、
よくある例に漏れず、途中でエネルギー切れ、あるいは工法不明で悩みの無限ループ、もしくは部品探しで果てなき旅に出たり、さらには別なキットに心奪われ、といろいろ重なり放置しておりましたが、
「今度ばかりは必ず完成させるぞ!」
とラストスパートをかけることにします。
そこで、
当初の方針を変更し、完璧主義を捨て、残りのパーツをそのまま付けて、出来るだけ早く塗装工程にもっていくことにしました。
写真の日付は2008年になっていますが、
実際はそれ以前から作り始めていました。
砲身基部のキャンバスは彫り込んで表現してみたものです。

これが気に入らず、
可動化を決意。
モビルスーツの腕を組み込むことで可動にしています。

このまま長期放置となっていましたが、
その理由はキャンバスを「なにをもってして」作るのか、決断できない優柔不断さにありました。
過去のコメント欄でタバコの箱の中に入っている銀紙を利用する提案がありました。
今回、仕事上のお客様にその紙が欲しいのですと頼んでおいたところ(わたくし非喫煙者のため)、一生使い切れないくらいの大量の銀紙をいただきました。
そこで、ようやく踏ん切りがつき重い腰を上げることになったのです。
で、やってみたのがこれ。

本物とはちょっと形状が違いますが、
もうこれで良しとして先に進みます。
細かいことを言わなければ、結構カッコ良いんです。
なんたって、砲身可動するんです。
可動しなければ、100人の作品が、100輌ともみんなおんなじ角度の砲身なのです。
それって気分悪くなりそう(全体主義みたいで)。
メルカバと言えば、現代戦車の中では模型的に花形中の花形、花形満のような存在です。
そりゃ、力が入ります。
取りかかり始めた当時は
「ようし!完璧なメルカバを作ってやるぞ!」
と意気込んでいたものの、
よくある例に漏れず、途中でエネルギー切れ、あるいは工法不明で悩みの無限ループ、もしくは部品探しで果てなき旅に出たり、さらには別なキットに心奪われ、といろいろ重なり放置しておりましたが、
「今度ばかりは必ず完成させるぞ!」
とラストスパートをかけることにします。
そこで、
当初の方針を変更し、完璧主義を捨て、残りのパーツをそのまま付けて、出来るだけ早く塗装工程にもっていくことにしました。
写真の日付は2008年になっていますが、
実際はそれ以前から作り始めていました。
砲身基部のキャンバスは彫り込んで表現してみたものです。

これが気に入らず、
可動化を決意。
モビルスーツの腕を組み込むことで可動にしています。

このまま長期放置となっていましたが、
その理由はキャンバスを「なにをもってして」作るのか、決断できない優柔不断さにありました。
過去のコメント欄でタバコの箱の中に入っている銀紙を利用する提案がありました。
今回、仕事上のお客様にその紙が欲しいのですと頼んでおいたところ(わたくし非喫煙者のため)、一生使い切れないくらいの大量の銀紙をいただきました。
そこで、ようやく踏ん切りがつき重い腰を上げることになったのです。
で、やってみたのがこれ。

本物とはちょっと形状が違いますが、
もうこれで良しとして先に進みます。
細かいことを言わなければ、結構カッコ良いんです。
なんたって、砲身可動するんです。
可動しなければ、100人の作品が、100輌ともみんなおんなじ角度の砲身なのです。
それって気分悪くなりそう(全体主義みたいで)。

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