

ミニスケールは製作も厳しいですが、撮影も厳しいですねー。
有効な被写界深度がとれないのです。
画面一杯まで近づくと
特に正面はダイナミックな造形のために
最前部か最後部、あるいはその両方がかなりボケます。

距離をとって撮影すれば、寝ぼけた画像に。
ズームを使えば、巨大感を演出する広角撮影の遠近感がうすれます。

理想は全体がくっきり鮮明に撮影できれば最高。
というか、巨大なものは全体にピントが合うべきものなのです。
巨大なものでもボケさせれば、こちらの記事のようにミニチュアに見せることができます。
模型をリアルに撮影する方法の考え方は、モーション・コントロール・カメラの解説の中で「ミニチュアをリアルに撮影するため」として上手に解説されています。

ともあれ、とりあえず一区切りつきました。

アップデートしたらまた登場させます。
それに、青空の下での特撮もやりたいです。
梅雨が明けるのは、いつなのかなー。
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1)サビが発生
2)サビがしずくとともに下方へおりていく
というわけで、3日もすれば流れ始めました。

ただし、まだ1/35で表現できるほどの大きさではないでしょう。

この結果には正直びっくり。
「おい!早すぎるってばよ!」
ヨーロッパの各地の戦線での季節ごとの降水量ってどんなものでしょう。
日本の雨期より少ないのは間違いありません。
この実験も季節を変えてやってみてもよいかも。
さらには、ドイツの鉄は日本の鉄のように簡単には錆びないと言う報告もあります(今月号のアーマーモデリング誌読者投稿欄)。
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こいつをリペインとしてみようかと思い立ちました。

1/144にスケールが合っていると
大きさの比較対象として好適だったと思われます。
さて、
これがリアルになるのでしょうか。
身近にあるものだけにシビアな題材かも。


最も錆びやすく変化の観察が容易だと想像される「番線」
(正確には鈍し鉄線(なましてっせん)と言うらしい)をつかって
実験してみようと思います。

Aタイプ:右半分はヤスリで磨いて鉄を露出させています。
シンナーで油分を拭き取りました。

Bタイプ:3本の束で雨水も溜まり易く錆びやすいかなと。
シンナーで油分を拭き取っています。
どちらにせよ番線はすぐ錆びると思います。
どれくらいの期間で、下にサビの流れた線が延びるのかが興味の焦点です。
ニッケルメッキのくぎとの対比も面白いかもしれません。

白い塩ビシート貼の板にこの状態で露天で本日よりさらします。
定期的に変化をアップしていきます。
ところで、ブロガーのみなさんは
先の予測のつかないことをブログに書くのは怖くないですか。
こういった実験とか
先の見えないキットの製作記って
もしポシャったらどうしようなんて不安感があります。
予想した通りにいかなかったり
しょぼい作品しかできなかったらってプレッシャーあるんですよね。
もはや技術を確立してる方は
そんなことないのでしょうけど。
さて、戦車模型において、工作と塗装の重要度の比率は
一般には3対 7ぐらいでしょうか。
塗装が全てだというひとも中にはいらっしゃるみたいですね。
素組でも塗装さえ最高ならば、素晴らしい作品と認知されると。
でも、それは中距離撮影や肉眼で離れて眺めるレンジまでの話で
2センチ接写や顔を間近に近づけてじっくり観察レベルまでくると
やはり5対 5になると思います。
とりあえずは、見栄えに対して重要度の高い塗装に
力をシフトしていった方が良さそうです。
塗装のなかでは
サビの表現は最も重要度が高く効果的です。
そこでしっかりサビを研究して
サビマスターになってしまおうという作戦の一環が
このサビの基礎研究なのです。
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『「小技」を極める』として、伸ばしランナーをつかった鋳造番号の再現法が載ってます。
「そっ、そんなことが!できるのか?」
さっそくチャーチルでやってみました。

なるほど!
ヘタなりにできました。
それにしても、3桁ぐらいならまだしも
番号が多いとげんなりしちゃいます。
修正する気力がないので、これで我慢。
コツは、「1」とか「7」とか「0」とか簡単な数字をちりばめること!きっぱり。
自分だけに分かる隠しメッセージを含んだ数字にすると楽しみもあるでしょう。
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高性能榴弾直撃!!!
「やったか?」
「炎上です!」
「ガソリンエンジンにこだわってくれるおかげでこちらは大助かりだ」
「新型戦車はやけにもろいですよね」
「コストダウンがひどいのか生産がうまくいってないのだろう」
「運用も不慣れな印象です」
「本質的な欠陥があるのかもな」
「シルエット的にもタイガー が出てくると歩兵も動揺しますが
こちらは何とかなりそうな気がします」
ところで、なぜ明日のジョーなのか?
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ボディ周辺をディテールアップしています。
ディテールアップに終わりというものがありません。
どこで切り上げるかが決断のしどころ。
もともと素組の予定だったものですし。
ところでマゼラトップはどこへ行った?
お!飛んでるよ!

まるでゴアの宇宙船みたいだ!。
(古い話です。ご存じない方はこちらYouTubeマグマ大使をご覧ください)
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キャタピラを組上げました。
バンダイ社のマゼラアタックはモールドも細かくて
びっしり入っている良くできたキットであり、素組でも
問題ないのですが
ただひとつ、戦車としてここだけは手を加えた方がいいのは
キャタピラのフチでしょう。
はっきりと厚すぎます。
そのままにしていると、もっさりとしてミニスケールであることが
バレバレになってしまいます。
タミヤのタイガー I 型のキャタピラと
モデルカステンのキャタピラの関係と同じと思ってもらえばよいでしょう。
そこで、精度は落ちるとしても削ってつけました。
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2センチ接写に耐えられる仕上げをするには
はじめからきっちりとした計画と、それなりの覚悟と、相当の労力が必要なようです。
ミニスケールであればなおさらなのでしょう。

手を加えればよかったと思う点がいろいろと目につきますが
もはや手遅れと自分に言い聞かせながら深入りは回避。
同時進行中のキャタピラの塗装が済みさえすれば、完成間近です。
ところで
第21回世界囲碁選手権・富士通杯では
日本人がベスト4にさえ一人も残りませんでした。
同様に、AFV模型界でも韓国モデラーのサイトを覗けば
一体どういった手法を用いたのかさえわからない超絶作品(内部がすごい作品)(ただ者じゃない雰囲気の作品)(あっと驚くアイディアの作品)(センスが違う作品)(こんなサビ見たことない作品)がしばしば現れます。
「このままでは差がつく一方だ」
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今回もいつもの手法の基本路線を踏襲。
「金属色の下塗り→基本色塗装→キズ入れ→サビ入れ→泥入れ」
その流れの中で、今回は基本色塗装の工程で
細かい色の塗り分けをおこないました。
結果的には、あまりに色が似すぎていて塗り分けていることが、認識できない部分も出てきてしまいました。

さて、塗り分けで表現できるものはなんでしょうか。
パーツの分割、材質のちがい、製造方法のちがい、取り付けられた時期のちがい
などでしょうか。
細かなパーツの集合体という雰囲気がでれば
スターウォーズの宇宙船のような感じも出てくれるかもしれない期待もありました。
ひとつの結論は、「必要以上に細かく塗り分けしても効果がない」ということ。
パーツの分割などの理由が明らかな部分では
そのことを強化して説明することができそうです。
さらにもうひとつ、できるだけ「スミ入れ」をやらないで済ませたいという狙いもありました。
パネルラインの溝、そこに黒に近い茶色を流す「スミ入れ」は
幅が大きすぎたり、色が強すぎると、わざとらしいアニメ画的表現になってしまうように思います。
「輪郭には本当に黒い線があってよいのか?」
「結合部には本当に黒い線があるのか?」
1/35でもシュルツェンやサイドスカートなどキットのままでは
隙間が空きすぎるのでいったん切り離して、再接着します。
1/144でスミ入れをすれば、まさにアニメになってしまう恐れがあります。
そこで色のちがいでパネルラインを表現する方法を採用したのです。
効果の判断は十分に検討するべきですが。
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ついに手を加えてしまいました。
(絶対改造しないと決めていたのに~)

マゼラトップ(飛行砲塔部)の「吊上げ用フック」「ピトー管」「アンテナ」です。
これぐらいの大きさの加工が自分の限界だと感じてしまうところですが。
「・・・・ネオ・・・ネオ?起きろ!」
「・・・・・?」
「心を解き放て! FREE YOUR MIND!」
「??」
「自分の限界を決めているのは自分の心だ!」
「どういう意味だ!?」
「おまえが見ているのは限界などではない。そこにあるのは本質ではない。
おまえが決めたおまえの頭の中の限界だ」
「ここはマトリックスか?」
「それにも意味はない。ここがマトリックスであろうと現実であろうと
おまえの肉体を支配しているのはおまえの精神であり
「限界」と認識しているのは
ほんとうの「限界」とは違うものだ」
「もっとできるというのか?」
「信じるのだ!」
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前に進むことだけを目標にやってみました。
(タイガー I 型で煮詰まってしまってますからね)
XF13 濃緑色
XF61 ダークグリーン
XF65 フィールドグレイ
XF67 NATOグリーン
XF73 濃緑色(陸上自衛隊)
XF74 OD色(陸上自衛隊)
のタミヤアクリル、グリーン系6人衆をつかって
隣り合う面を同じ色にしないように、かつパーツごとに塗り分けしてみました。

「何か意味があるのか」って?
その「意味」の可能性を探っているところです。
いちど徹底的な塗り分けをやってみて、何らかの効果があるのか
答えを探りたかったのです。
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スケールは1/144ですが、戦車としてはべらぼうに大きく1/72サイズとほぼ同等の大きさになってます。
これが2輛パッケージで定価3500円とはAFVファンでもけっこう高価な印象。
戦車の砲塔部が空を飛ぶという奇想天外なメカですが、それゆえアーマーモデリング誌にもスケールアヴィエーション誌にもどちらも登場可能。

こんなに車高が高くて何か意味があるのでしょうか。
以下はガンダム次回作についての個人的な希望的予測です。
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ディスカウントスーパーの花火コーナーからたくさんの花火を仕入れてきたんだべ。
去年は残り物の花火でちょこっと実験してみただけだったので欲求不満だったのです。
まずは今年の最新実験作。

撮影者の腕が映り込む失敗を犯していますが、次は黒い服と黒い手袋で対策してみましよう。
ズゴックやゴックの撮影に応用できる可能性を発見したのがこれ。

ちょっと煙が濃すぎたやつを色温度を下げて、彩度を上げたりすると、あたかも水中にいるような雰囲気に。
写真こそが作品発表の最終形態であるブログモデラーにとって
いかに素晴らしい写真が撮影できるか、
いかなる写真を提供できるかは
とても重要なことだと思っています。
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