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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
世界の中心で愛を叫び、道路の真ん中にKVを置く
道路の真ん中にKV-IIを置いてみました。
夕暮れ時、日光は射していませんが、空はまだ明るい状態です。
KV-IIはウチののタレントの中でも、もっとも暗く見える作品のひとつ。
カメラとの距離は5~6メートルぐらいでしょうか。
世界の真ん中で
まあ、黒い点に見えますね。
本物の戦車は、この距離から見るでしょうが
1/35戦車をこの距離から見るでしょうか??

例の、小さいものは暗く見えるという画像は
「観賞距離」という問題がすっぽりと抜け落ちていると思うのです。

「小さいものはそのぶん、近づいて見る」
ので、額面通りのスケールエフェクトは現れない可能性があります。

もうひとつ別の問題として
写真撮影における測光の問題(マルチ測光かピンポイント測光か、ピンポイントならどこを測光させるか)があります。
この画像では、空の占める割合が多いので
カメラはそれを測光するのでしょう。

もう一度、3メートルぐらいに近づけて撮影してみます。
道路の真ん中で
今度は、カメラが道路を重点に測光したようです。
道路自体も明るく写りましたし、KV-IIも本来の色に近づいてきました。

どこを測光させるかによって画像全体の明るさが変化するということは
被写体である戦車に近づいて
戦車自体を測光させれば、塗った色より必ず暗く写ることもないと思うんですが。

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スケールエフェクトを考える(錯覚か事実か)
スケールエフェクトっていうと、よく同じ色で塗られた大小の四角を見せられて
「小さい方が、色が暗く見えるでしょ?」
といわれます。
たしかに、小さい方が暗く見えるのですが
だからといって、すぐに納得できないのが私のあまのじゃくなところ。
「それは、脳内で錯覚してるだけかもしれないよ」
とか
「でも、近づいてみたら同じ色じゃね?
1/35の戦車と本物の戦車を、同じ距離から見る人はいねえべ」
とか思っちゃうんです。

そこで自分で、やってみました。
スケールエフェクト
いつも撮影している台の上にのせて、子供のオリガミを拝借して撮影。
野外にて、天候は薄曇り、オリガミは空を向いていて、カメラは斜め上方から下向きに撮影しています。
たしかに、左の小さい方が、やや暗く見えるようです。
(バックライトの関係で、パソコンのモニタの端が暗くなっている機種があります。
そんなときは少しずらして見てみて)

ダークイエローやダークグリーンのオリガミでも同様に見えるのでしょうか?

小さい方は、周囲の白色が多いので、それに影響されて、黒っぽく見えているだけかもしれません。
バックを黒に変えたときはどんな結果になるのでしょうか?

とにかく、この状態では小さい方が暗く見えていますが
これが、錯覚なのかどうかを確かめるために
写真をフォトショップエレメントに取り込んで
スポイトツールでサンプリングしてみます。
サンプリングショボイ絵で申し訳ない

3カ所ずつ色を採取してみましたが、やはり小さい方が色濃く写っているのは間違いなさそうです。
どうしてかなー?

ついでに、背景を変えてみました。
背景次第では
変化の多い複雑な背景だと、わかりにくいくらいの微妙な効果です。

だれか、1/16キングタイガーと1/72を同じ色で塗って、どれくらいちがうのか確かめてくれないかなー。



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シャア専用タイガー
AFV CLUBのタイガーには、ドラゴンタイガーやタミヤタイガーにはない独特のクセがあります。
そのわずかなクセが、試作モノなどに使うと、量産型とは「ちがうんだぜ」感がでて、とってもよろしい気がするのです。
そこで、鍛造防盾をもったタイガーなんです、ジャーン!
シャア専用タイガー I 型
なぜだか、このタイガーの作例は、今まで見たことがありません。
このカスタム感はシャア専用にふさわしいとひらめいてしまいました。
元ネタはこれだ!
これが元ネタ
特徴は、後期型車体に
逆反りスポークスプロケット、小径アイドラーホイールといったところでしょうか。

完成してから、ドカンと公開する予定でしたが
どんなマイナーネタでも発売されるこの時代、ドラゴン社が出さないうちに発表しとこ。


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スケールエフェクトを考える(その前に)
逆光写真を平気で載せちゃうこのブログ。
かつては、戦車をカッコ良く撮影することしか考えてませんでした。
光を多方向から当てた商品撮影みたいな写真は
「どう考えても不自然だろ」
と思っていまして、
要は、タミヤの「パチッ」写真コンテストのノリで撮影してたのですね。
逆光写真逆光はアラも隠せる

いまでも写真形態が最終出力であるという考えは変わっていません。
実際のところ、ほとんどのブログモデラーは
展示会やコンテストやショップのウインドーに出さないかぎりは写真で作品を紹介することになっているはずです。

そこで、(前置きが長い!!)
塗装にスケールエフェクトを適用すると考えるその前に
みなさんが経験的にご存知である通り、
撮影によって色が変わることをおさらいしようと思います。
≫≫≫ [スケールエフェクトを考える(その前に)] の続きを読む                            

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バックは好きですか
戦車というのは基本的にバック(後進)できません。
操縦手からは、後方はまったく見えないからです。
国防軍のエース、オットー・カリウスは随伴車の誘導無しの後進を禁じていました。
ところが
『MSイグルー2重力戦線vol.2陸の王者、前へ!』を観ると
マゼラアタックも 61式戦車もバックするする!
おそらく高度なバックモニターとかバードビューモニターが付いているのでしょう。
(そのわりには、クラッシュ車輌にぶつかっているシーンがあるのはナゼ)

さて、キットの61式に戻ります。
車体前部の牽引フック兼アタッチメントは
小さく加工しました。
車体前部アタッチメント

砲塔上面に設けられた大きなルーバー状の開口部は
さすがにヤバいだろうということで、砲塔裏に移設しました。
砲塔裏面

砲塔上面に増加装甲を取り付けています。
61砲塔増加装甲

キューポラリングを薄く加工しました。
薄くあるべき部分は、できるだけ薄くしておくことがプラモデルっぽさを減らすことに貢献してくれるでしょう。
61キューポラリング

キューポラも少し手を加えています。
どうしてこんなディテールなのと言われたら
未来の戦車だから細かい部分まではわからないのですと答えます。
61キューポラ

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パステル追加購入
これまでヌーベルのパステルでは
サビの表現に、143、144、や
036、と、504、を混色した色を使っていましたが
画材店に行ってほかの色も買ってきました。
(もちろん、これだけではなくてレンブラントやホルベインのパステルも使ってます)
パステル
これまでは「ちょっとちがうかな」と思って手を出さなかった色でも
ほかの色と混ぜたり、
重ね塗りをすることによって
使える色に変身する可能性もあるのではないか、と思うからです。

もうひとつ、人間の目は、思いのほか正しく色を評価できないようなのです。
隣り合う色にかなり影響を受けて、色が変化して見える特性を
これまで過小評価していたのではないかと思っています。
実際に塗装していて、それを感じましたし
色彩トリックのようなものでもだまされたことがあります。
『北岡明佳の錯視のページ』のなかにある
『色の錯視』などのような例です。

車体色が、サンド系かダークグリーン系かでは、サビとしてもっともそれらしく見える色が異なるのではないでしょうか。
本物のサビはかわらないのだから、つねに同じ色で塗るというのもひとつの考え方ではあります。
でも、よく調べると、サビの色ってものすごく たくさんありますよ。

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ザクヘッド完成
ザクヘッド完成しました。
ザクヘッド完成1

やりたかったのはこれ、
ぱりぱりと剥げ落ちる塗装をどうやって再現するかでした。
夕映えのザクヘッド
作り方は、以前一度紹介したやり方と同じですが、細かく塗装が割れてくれるように、少し工夫をしています。

錆びダレも入れたかったのですが、重力方向をあからさまに規定してしまうと、逆さまの写真が撮れなくなっちゃうなと思いましたので、この時点では割愛しています。
また、サビの表情も変化を付けるために、さらに手を加えたいところですが、これも割愛。

以下、つづきにて作り方ご紹介です。

≫≫≫ [ザクヘッド完成] の続きを読む                            

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