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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
朽ちていくものに惹かれるのはなぜ
朽ちていくものに惹かれてしまうのはなぜなのでしょう。
朽ちていく戦車

最近では、廃墟マニアや錆びたクルマをブログに上げる人の存在も知られるので、ごくごく特殊な感覚というわけでもなさそうです。

朽ち果てていくもの壊れたもの

えせ心理学者に、「おまえが深層心理で望んでいるのは死なのだ」なんて言われたら、信じてしまいそうな気がして怖いです。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

暴力的なまでの強い印象
神業リンクにアダムワイルダーさんのフォトギャラリーを追加しました。
アーマーモデリング誌に載っていたヘッツアーを
ちょっと大きめの画像で見ることが出来ます。
それにしても、やるよなあー、この「ヘッツアー」。
目がチカチカするほどの強烈な印象度。
こんな作品は、日本人には作れない。すくなくともここまで強烈な作品を見たことはありません。
こんな作品を見るとこう言われているかのような気分になります。

「君タチノ作品ハ、作品ト ユウヨリ製品ダネ。個性モ、主張モ、ナイ」

この点については将来の課題として見据え
いつの日か、負けない存在感の作品を作りたいと思うのです。

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キャタピラの塗装
キャタピラは戦車の顔ですよね。
サイドスカートで隠れてしまう車輌ならいざ知らず
オーバーフェンダーなタイガー系列では
女性でいうところのスカートの裾に近いところの太ももに匹敵する「魅せポイント」となります。

で、前回までの組み付けた状態のキャタピラがこれでした。
キャタ1
ベースのNATOブラウンは、サビ色と主張するには、どう見ても赤みが強すぎるようです。

リアルでありながらも、目立つ塗装とはどういうものかを模索しているのですが
とりあえずはリアルでないと見向きもされませんので
ここからどうすればリアルになるのかを探ります。
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塗ってから組む
キャタピラを塗ってから、組んだらどうなるのでしょう。
かねてより一度やってみたかったことでした。

ヤークトタイガーの部分連結式キャタピラにNATOブラウンを吹きます。
NATOブラウン

例のごとく凸部にえんぴつ粉処理。
凸部えんぴつ

裏側もえんぴつ粉処理をしておきます。
裏にもえんぴつ

サビ色のパステル5色とブラック、ホワイトに近いグレーを合わせて
7色を歯ブラシ飛散法にて飛ばします。
サビ飛ばし

この段階で、組み付けることにします。
デフォルトでは、制作者にやさしいタミヤの部分連結式キャタピラですが
ひねくれ者が好き勝手に組もうとすると、
とたんに牙を剥きます。
組み付けだけに数日を要してしまいました。
組み付けカステンかフリウルを使うのがベター

接着に関しては、それほど問題は感じませんでした。
問題は
サスをいじって、車高を落としたことにあるのです。
重量級の車体の割には、元気のよいサスの作例が多いので
ここはひとつ、重量感を演出するためにも思いっきりサスを沈めています。

(でも、意外と目立たないようです?????)



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効果的なスポンジチッピング
スポンジチッピングをさらに効果的なものにするには
唐突にスポンジチッピングだけが存在するのではなく
周囲にそれらしき現象が起こる予兆を加えておきましょう。
パステルなどで、うっすらとサビ色をいれておいてから
スポンジチッピングでぽつぽつサビを入れると
説得力が増すようです。
効果的なスポンジチッピングチャーチルのフェンダー上のリブは成功事例

下地の変色なども、サビが発生する予兆としては
適切です。
さらに効果的なスポンジチッピング
単独使用ではいまひとつとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
複合技で説得力アップを狙ってみてはいかがでしょうか。

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終戦の日に
かつて老人にこう尋ねたことがあります。
「日本は本当に中国で虐殺とかしたんですか」と。
老人の答えはこうでした。
「よう言わんよ。そんなことは・・(当事者は)誰も言わんよ」
終戦の日
戦争の悲惨さが語られることの多いこの日ですが、日本が支配者であり続けた時期も確実にありました。
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スポンジチッピング
油絵の具とプラモデル用塗料のちがいはなんでしょうか?
もっとも大きなちがいは、乾燥が遅いということです。
プラモデル用塗料で、1/35フィギュアの目に瞳を入れるとしましょう。
極細の面相筆にわずかに塗料を取り、フィギュアの顔まで筆を運ぶ。
「あれっ、つかない?」
こんな経験があるはずです。
ごく少量の塗料は乾燥が早まるため、塗ることが出来ないのです。
その点、油絵の具は乾燥が遅く、小さな「点」が描きやすいという特性があります。
それを活かした技法の一つがスポンジチッピングです。

技法の名称はスポンジチッピングですが、
今回紹介するのは、サビの一つのバリエーションの再現方法です。
「ぽつぽつと小さく浮き出たようなサビ」の再現にスポンジチッピングを用います。
台所用スポンジ実際はもっと小さくちぎって使います

スポンジは何でも良いのでしょうか。
基本的には、何でも良いと思います。
道具は何でも、その特性を理解し使うことで、悪からぬ結果を得られます。
今回は初めて台所用スポンジを使ってみることにします。
(これはいつも使っているものよりも目が細かいです。
 結果的には、あまり目の細かいものよりも少しだけ荒い方が感触が良いように思いました。
 各人の好みもありますので、いろいろと試されてみてはいかがでしょうか)

油絵の具の「バーントアンバー」色をスポンジに取ります。
油絵の具を取る実際はスポンジはもっと小さいです

スポンジチッピングの成功の可否を握るのは
「試し押し」
です。

新聞紙に、何度も繰り返し押し付けてみて、望みの程度に調節します。
「次の一押しでベストだ」
という感覚をつかみましょう。
試し押し

不均一にスポンジについているときは、練り込むようにして均一にします。
かすれるくらいの塗料の乗りでよい結果が期待できます。
試し押し2


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新カテゴリ、OVMの塗装
正直に言いますと、OVM(車外装備品)とその取り付け金具は大嫌いなんです。
製作上、いつも引っかかるのはここ。
写真を見ても取り付け方法がどうなっているのか
よくわからないこともしばしばですし
各国のスコップの金具や柄の本当の色って、どんなだったのかしらないんです。
一方、細部まで行き届いたリアル感の追求は重要で
わずかなほころびを残すと、プラモデル感ありありになってしまいます。
画竜点睛を欠くというやつですね。
それにプラスチックを「木」に見せる塗装も研究不足です。
そういうわけで
ここはひとつ、新カテゴリとして「OVMの塗装」を立ち上げ
真面目に研究したいと思います。

まずは、チャーチルのスコップとハンマーから。
一般的に木質として塗られているような色を塗ってみます。
OVM1
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スポンジチッピングその前に
スポンジチッピングに限らず、あらゆるウェザリングは
それを適用する場所の選定が、もっとも肝心だろうと思います。
つまり
「為すべきところに為せ」
ということです。
その場所が、そのようにサビていることがまったく自然に感じられるならば、それだけで成功だと思います。
多少、変な仕上がりでも、変に見えない。
鑑賞者が、勝手に脳内変換してすばらしい仕上げだと思ってくれるでしょう。
こんなことをことさらに強調するのは
スポンジチッピングは、労なくどんどん作業できるために
ついつい余計なところまでやり過ぎるきらいがあるからなのです。
スポンジチッピング適用事例
ヴィルベルヴィントでしたら、フェンダー上が上の写真のようにサビているのは
なんら不自然さを感じさせることはないでしょう。
今回は、これを狙ってみたいと思います。

あいにく、四号系列は手持ちにないので、三突で代替したいと思います。
とりあえずダークイエローで塗りました。
三突素材
さあ、かおりさん、行きますよ!

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はじめての
そうだ、思い出した!
かつて小さなジオラマ、今で言うビネットを一度だけ作ったことがある。
探してみる・・ ・ あった。
チハ1
愕然とする。
「オレって、昔からサビサビじゃん」
チハ2
たぶん中学生の頃だと思われます。
戦車自体は小学生のとき作ったものでしたが、このビネットのために破壊されたのでしょう。
クレヨンを塗り付けたサビです。
ベースは拾ってきたモルタル壁の破片かな。
地面もクレヨン塗り付けです。
チハ3
ジオラマとしてはありがちなシチュエーションですね。
こどもっぽくて、稚拙でかわいいもんです。
それにしても・・・
未だに作っているものが、この頃と同じようなものであることに
自分自身で衝撃を受けてしまいました。

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25ポンド砲アップデート
ロープとスコップを取り付けて、完全に終局です。
25ポンド砲完全完成
完全再現を目指すなら、やることはいっぱいあるんでしょうが
タミヤの25ポンド砲は、古いキットのために省略がけっこうありますので
触らぬ神に祟りなしです。
塗装練習のための習作と割り切って手じまいします。
戦車と違って火砲は、資料らしい資料もなく、手離れが早いです。

早いと言えば

扶桑社刊『オンナの[建前⇔本音]翻訳辞典』(日本女性言語学会編)によれば

sexの後、「もっといっぱいしたい

と言われたときの

女性の本音は


「はやっ!!!!!!!」


だそうです。

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世界一のエグゾースト
世界一かっこわるいエグゾーストの戦車といえば、他を圧倒してタイガー I 型でしょう。
タイガー I 型エグゾースト

この形を見るとなぜか「ブレーメンの音楽隊」とか「ハウルの動く城」という言葉が浮かんできます。
なんという田舎臭いセンス。
手間のかかる割には、情けない造形。
前線でT-34を見た兵士からも、タイガー I 型全体の造形が古くさいと言われる始末でしたからねえ。

ところで、ここの部分はどのように焼けていたのでしょう?
想像で塗る部分はモデラー各人の解釈のちがいが表れて面白いところですね。
タイガー I 型エグゾースト仕上げ

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25ポンド砲完成
イギリス軍、25ポンド砲完成です。
本当は、スコップとロープが残っているけど、アップデートで対処するとします。
25ポンド砲完成?
すごく褪色したダークグリーンから始めてウェザリングを行ないました。
ところが、気をつけないとすぐにダークになってしまいます。
最終的には、かなりダーク。
25ポンド砲完成??
アイキャッチのない出来上がりは、マイナスポイント。
特筆すべき技術もあまりありませんが、ただ、
砲身はタミヤウエザリングマスター「グリーン」のみで色をつけています。
「アイアン」の下地の上から、砲身全体に塗り付け
他の部分とは異なる素材感を狙ってみました。

天気が良くなった時にまた撮影を試みたいと思っています。

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