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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
1/100遠景用ザク
61式戦車の写真に同時登場させる予定だったザクをリペイントしました。
1/35と1/100を同じ絵に写し込むのですから
このザクは遠景用であり、本来は近くで見てはいけないものです。
そういう作りですし、そういう塗りですから(笑)。
ザク遠景「かげろうでよく見えないなあ」
これが本来の見え方になりますね。

ザク左側面
遠景用の製作にあたっては、童心に帰ってパーツはランナーからむしり取ります。(←ここ重要)
ゲート処理はしてはいけません。(←ここ重要)
煙とザク撃破された瞬間の図
先を急いで、パパッと組み立てます。
仮組なんかしてはいけません。(←ここ重要)
組み上がったら「でけた!」と叫びます。(←ここ重要)
ザク頭

ザク
そして塗装にはいりますが、ちょっとだけ本気モードのスイッチを入れます。
カチッ。
とはいえ、遠景用なのでギアはローで大丈夫。
基本的には、遠くのものなので「鮮やかな色にしないこと」に注意し
彩度を低く(グレーを混ぜる)明るく(白を混ぜる)することですべての色に対処しています。(←ここ重要)

缶スプレーのグレー(上から)やブラック(下から)を吹いてみたり
油彩のグリーン系でフィルタリングしました。
経験値を上げるためにマシーネン塗り的なこねこねも試してみました。
油彩をねり込んでパーツの合わせ目を目立たなくすることが出来ると知りました。(なんじゃそりゃ)
マースイエローでサビを流したり
ホワイトやホワイトに近いグレーでスポンジチッピング。
機体色に近いグリーンでもスポンジチッピングすることで、不自然な部分を緩和します。
ザク右サイド
カラーモジュレーション法の実験も取り入れました。
このことでわたしの感じたカラーモジュレーションの神髄は
「スケールのでかいドライブラシ」
ということです。
ドライブラシがディテールを浮かび上がらせることを目的化した方法だと規定すると(ほんとうはそうではないらしいですが)、カラーモジュレーションは模型全体の構成面に明暗差のあるグラデーションをつけ模型全体を浮かび上がらせる効果をねらったものではないでしょうか。
巨大な筆でキットの角を中心にドライブラシをかけると同じような効果が得られるかと思います。
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行くかもどるか
エアブラシを使わないカラーモジュレーション法を試してみました。
「これがカラーモジュレーションか?!」
と思われることでしょう。
ドイツのギャン
目的はそうだったのですが、結果は「・・・・・」ですね。
さて、このまま進めるのか、それとも塗装を落としてやり直すか、
思案のしどころです。
過去の経験では、最初は丁寧に、端正に仕上げて
あとからだんだんと崩していく方が成功していると思います。
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61式戦車の擬態システム
61式戦車は、戦場に廃棄されたスクラップを利用して
それとはわからないようにカモフラージュします。
どすこい擬態システム「ドスコイ」

トーリツ擬態システム「トーリツ」

いないいないばー擬態システム「イナイイナイバア」

モビルスーツの脚が破損したときは、親切に引っ張ってあげることもあるのです。
親切

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キャノンコンペ、画像送信しました
先ほど、応募作品の送信を終えました。
大きさが720pxlでということなのですが
ちょっと小さいので、こまかな情報が読み取れるのか心配です。
ここでは、応募に使わなかった画像を大きめでご紹介します。
ろくいちしき
時間が足りなかった(計画性の無さ故)というのが正直なところ。
まあ、みなさん同じような状況だったとは思いますが(笑)。

今回は、「丁寧な作業」とか「深く考え抜いて理論的に汚す」ことの重要性を痛感しました。
あわててバタバタやっても、いいものは出来ないです。
撮影にも10日ぐらい欲しかったところ。
天候とか、空の表情とかいろいろ思い通りにならない条件もありますからね。
花火も用意していましたし、LEDライトも用意していたのですが。
00000000
ベースも既存のものを用いましたが、狭すぎでした。
新規に広大なものを作る予定も狂いました。
塗り直したザクの色も大失敗。
もとのプラの色とほとんど変わらないことが分かったのは撮影終わったあとモニタで見てから(笑)。
空気褪色を表現して遠近感を出すつもりだったのに・・。
0000011
とりあえずは、こんなものでしょう。
ヘタなのは笑われるだけですみますが
間に合わないのは軽蔑されますから。

あと100時間いただければ、2倍以上すごい画像提出できますよ(ハッタリ)。

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最終チェック
地球連邦軍61式戦車、だいたい出来ました。
異例のハイスピードで塗りましたが、それなりにはなったようです。
それなり止まりではありますけどね。
だいたいでけた
考えられないような改造もしています。
メルカバのようなフロントエンジンの車輌なので、排気管をサイドに突き出してます(笑)。
しかも、それを錆びさせてます。
熱源探知ミサイルにやられるじゃないかと言われそうですが
まさにそのとおり。
未来の戦車は、爆発の危険性の高い水素は動力源に使わず、火災の危険の少ない昔ながらのディーゼルエンジンかもしれませんね。

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人種偏見
日本人の中国人に対する不信感が高まりつつある昨今ですが
イギリス人の日本人に対する偏見が描かれたおもしろい本を見つけました。
砲口
『日本の男と恋に落ちて』(キャスリーン・マクロン著 河崎恵二訳 草思社)によれば

『・・・、さかんに日本人生徒のことで私を茶化していたが、私がお別れパーティに行くと聞いて、ますますそれはエスカレートしていった。
「生の魚を食べすぎないようにね」という程度のものから、「日本人の男には気をつけたほうがいいですよ!彼らのことは知っているでしょう!ほら白人の女奴隷の話!」というものまで、いずれもよく聞く話だった。』
(中略)
『私の心の中に、セックス過剰の東洋人という、これまでさんざん聞かされてきた冗談が浮かんできた。』
(中略)
『やがてジョーンは山之内さんが来る水曜日にはかならず、いつもより早く帰宅して私よりも先に家にいるようになった。
それに気がついた私は、そのことを彼に問いただすと、男はどんな奴も信用できないが、山之内さんは日本人なので本気で心配しているわけではないといった。そして、
「彼らはムズムズしてきてどうしようもなくなると売春婦を買いに行くが、根が真面目だから、他人の女房をだまし取ったりはしないのさ」
とつづけた。』
(中略)
『一方山之内さんについては、日本人はイギリス人女性にとっては性的な対象としては考えられていないこともあって、彼にとっては脅威でもなんでもなかった。
西洋人の男は、自分たちが東洋人の女性に魅かれることはあっても、西洋の女性が日本の男性に魅かれることなどありえないと考えていた。
日本人の男はあまりにも小柄で、肌には毛もなく、滑稽なほど堅物で、ちっぽけなペニスがついているというのが通説になっていた。
だから、ちっぽけな黄色の肌の男などが西洋人の男への挑戦者となりうるチャンスがあるわけはないと、西洋人の男は信じているのである。』
(中略)
『また彼女らは会ったことがないにもかかわらず、一様に宏のことを信用していなかった。
彼には妻子があり、外国に住み、そして日本人だったからである。
愛人に妻と別れると約束した男の90パーセントはその約束を守らないと忠告してくれた。
いずれにせよ宏はそんなことにはふれたこともなかった。
私が、宏と奥さんはまったく理解しあえないのだと話すと、彼女たちは大笑いをして、「あなた、それを本気で信じているの?」といい、男ともだちは口をそろえて、日本人の男の貞節など信用するべきではないといった。
「彼らはウサギみたいに白人の女のケツを見りゃ追いかけまわして、どんなものかちょっと試したくてバタバタしているのさ。
彼だって奥さんにあきてしまったので、ちょっとばかり遊んでみたくなっただけじゃないか。
日本人の男は奥さんとは絶対に別れないこと知らないの?
それに彼らはセックス狂で、会社の帰りにコールガールと遊んで帰るという話くらいしっているだろう」』
(中略)
『私にはステディなボーイフレンドがいてほかの男には興味がないというと、彼は、
「ここに彼がいるわけではないし、それにロージーに聞いたけど、彼は日本人なんだってね。
あんなやつら信用できるわけないよ。
都合のいいことばかりいって、絶対に奥さんとは別れはしないさ。
まあ、見ていてごらん、そのうちわかるから。
ずるがしこい東洋人が本当のことをいうわけがないさ」
といった。』
(中略)
『・・・それを聞いたハリエットが、
「ダディ、それもしかするとマミーが以前に英語を教えていた日本人の一人だと思わない?」
というと、彼は即座にこういったという。
「ばかいってはいけないよ!お前のお母さんはネ、もっとまともだよ」
彼が正体を知りたがっていた男が宏だったことを知ったときの彼の顔が見たかった。
彼の立っていた地面が大揺れに揺れたにちがいない。
自分の女房に言い寄って奪い去っていったライバルの出現だけでも十分衝撃的だったところに、その男が日本人だったのである。』

というこのなのですが、え? 全部本当のことだから偏見ではない?
失礼しました!

さて、模型のほうですが、水スプレー法を試してみました。
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時短戦車
キャノンコンペにエントリーしたのが、募集締め切り間際だったものですから
サーバーの混乱などで未だにエントリーリストに挙ってないのですが
とりあえずここまで進みました。
はい、11日の締め切りにしてまだここまでなのです(汗)。
61-2
リストを見るとヤタさんの名前が挙がっています。
「ん?ヤタさん・・コルドバってなんだっけ?」
コルドバ・・・ぎょえ~! マスキング1102枚! まったくなんてぇことをする人だ。
これではまったく自分の作品では話にならない。
下手な改造などそうそうに見切って、得意な塗装だけで勝負すべきでした。
後悔先に立たずですが、なんとかがんばります。

今回のテーマは、「コントラストの低いパンダ塗り」+「ウエザリングマスター彩色」+「剥がし塗装」+「水スプレー法」です。
パンダ塗りは、明るいところと暗いところの極端な二値化でした。
これは、上から色をうすく塗り重ねた場合にあまりにコントラストが強すぎて
不自然な印象でした。
結局、厚塗りして不透明度を高くして対処しました。
パンダ塗りの意味があったのか、疑問が残ってしまったのです。

61式戦車は、ヨーロッパ方面軍のカラー、グレーで塗ります。
もっとも明るい面を白にして、グレーを数段階に分けます。
できるかぎり明度を高く保つというのは、最近のわたしのトレンドです。
明るい側の狭い階調で勝負した方が、なんとなく良く見えるような気がしているのです。
61
実際の戦車には、色味のまったくないグレーの戦車はありませんね。
グリーンがかっていたり、サンド系であったりがほとんどです。
グレーはもっとも背景に沈んでしまう、印象の薄い色だと思うのですが
なぜなのでしょうか。

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