新番組『家政婦はメタ』

それは少年たちの一夏の恋だった・・・

「お前んとこの家政婦さん、まるまる肥えてるよね」
「太ってて可愛いだろ。若いし、メタボとはちがうんだよね。女性ホルモンがどばーっと出てるからだってさ、親父が言ってた」
「柳原可奈子とか、可愛いよね」
「かわいいねー」
「ところで家政婦さん、なんていうの？」
「米田さんっていうんだ」

関心があるから残酷にもなる。アンビバレントな感情を持て余す少年たち・・・

「米田さん、裸エプロンしてみてよ」
「はい、承知しました」
「！（え、マジ！）」

米田さんはどうなってしまうのか。

「切なさに涙が止まりませんでした」20代女性
「感動した。ボクにもこんな家政婦さんがほしかった」10代男性

美しい旋律のメロディと魂を揺さぶられる映像美。
この冬一番の話題作。
ご期待ください。




COMING SOON
『火星風はメタ』

「博士！火星でメタンが検出されました！」
「なにっ！火星人は現実にいるのか？？」

かつて映像化不可能といわれたSF超大作が
驚愕の映像美で実写化！
誰も見たことのない世界が最先端VFXを駆使して繰り広げられる！
迫り来る感動と興奮！

「マーズ計画は中止！？どうしてなんです！！」

「こ、これが、隠されていた火星のほんとうの姿だったのかあ！」

「アナタガタヲ　マッテイマシタ」

衝撃のラストにあなたは失神する・・・

「凄かったです。驚きました」30代男性
「チビりそうでした」40代男性
「ちょっと濡らしてしまいました」20代女性


近日公開
『加政府ハミル』

カナダ政府のはみ出し者、ハミルくんが繰り広げる珍道中。

「ワハハハは！」

奇想天外、常識を超える面白さ！

「あっはははは！」

劇場騒然！これは見逃せない！

「お腹が痛いです」30代男性。
「1000回くらい笑いました」40代女性。
「ひれふぁをしゃがしてください（入れ歯を探してください）」70代女性



近日公開
『家政婦ハメた』

西暦2055年、日本人は絶滅の危機に瀕していた。
21世紀初頭から続けられた外国人移民政策と少子化対策の無策により
シャイな日本人男性は急速に駆逐され
地下で細々と生き延びているだけなのだ。

「部長は、オレのことなんかちーっともわかってくれてないんだ！ヒィーック」
言わなくてもわかってくれると甘えていた文化はもはや消え去り
KY（空気を読んで自己主張しないバカな日本人）と呼ばれる始末。

「憲法を改正して再軍備だの核保有だといってるけど、あなたの守ろうとした日本人も日本の文化ももうないのよ！」

これまでなかった新ジャンル！
社会派近未来SFエロティックサスペンス！

「さあ、ハメてごらんなさいよ！」
「君は・・・ほんとうに純ヤマトなのか？」

挑発する美貌の日本人家政婦。

「首相！！このままでは3年後に日本の人口は5000万人を切り、そのうち30％だけが純ヤマトでしかありません！」
「トキ（学名：Nipponia nippon ）の絶滅は、日本の未来を暗示していたというのかーっ！」

深まる謎。

「オレはハメたのか？それともハメられたのか？」

息を飲むスリル。

「軍事力は均衡してこそ抑止力なのだ！」
「バカなことを言うな！もはや国防費は国家予算の90パーセントに達しているのだぞ！」

衝撃の問題作がいまここに！

「んああ・・ああっ・・し、承知、しましたあーあああっ！」

もう、観らずにはいられない。

『どうやったらうまくいくのか、自分の頭で考え、工夫を凝らし、イメージして、体をコントロールする。
その過程で能力が開発され、様々な状況に対応する力が伸びていくのだと思うのです。
もうできるようになってしまってからの反復練習には、現状維持の目的は認めても、「昨日より凄い自分」にたどり着く可能性がありません。
であるならば、なるべく回数や量は少なくして、質の高さで能力を鍛えるアメリカ式のよさを、日本人はもっと取り入れてもよいのではないでしょうか。
スポーツでも大事なのは、クリエイティブな力です。
問題点を自分で分析し、どう対処すべきかを試行錯誤していく、柔軟な発想とたくましい行動力です。』

為末　大 著　『日本人の足を速くする』新潮新書より。


雨の日に吹くツヤ消しクリアは、博打の要素があって
心躍ります。
白化による情報量の追加が、予定調和ではない結果をもたらすからです。

高石さんは排気管の塗装に7時間かけたという。
彼にしてもまだルーチンではない証拠でしょう。
ルーチンならば、7時間もかかるまい。

わたしも少しずつちがうことをしています。
出来は似たようなものだけど。

以下、ここまでを時間をさかのぼりながらご紹介。

タミヤエナメルの原色系の色を使って、溶剤で引き延ばしながら塗ります。
意図するところは、汚れの「抽象的表現」です。

印象として、汚いような汚くないような・・そんな効果を狙っています。

また、物理的にほとんど見えなくなりがちな部分、
あるいは、心理的に意識の及ばない部分における効果的でおもしろい表現を探る意味もあります。

色だけで、それを連想させてしまう組み合わせでした。
闇のなかの巫女のイメージでは、アーシュラ・K・ル＝グウィンのゲド戦記「こわれた腕環 」が思い起こされます。
ゲド戦記は読んでいるときは少しもおもしろくないのですが、不思議といつまでも心に残る不可解な小説です。

タミヤのメーベルワーゲン試作型をドラゴンの余りパーツなどで多少ディテールアップ。

家庭用油性缶スプレーのアイボリーを車体上部に吹き付けました。
一部にホワイトでハイライトを施し、

車体下部は筆塗りです。

資料を見て加工しました。
たくさんの穴があるように感じましたが、2穴の列と3穴の列の組み合わせでした。


唐突な記事だねえ（笑）。


涙のステップ　須藤薫

セメントタンクのサビ。

いわゆるブツ撮りという撮影方法は、正確な色の再現に的を絞った撮影方法だといえましょうか。
パースもつけないことが多く、オモチャとしての真実をありのままに伝えます。
そうした写真も必要ですが、
それだけで事足りるとはいえません。

「そんな写真だけじゃ、ちっともおもしろくない」という問題。
あなたが作った戦車の作品としての魅力や車輌そのものの魅力をもっと伝えてみてはいかがでしょう？

あなたが惚れ込んで作ったその戦車のシェイプは伝わるか？


その戦車の迫力は表現されているか？


もうひとつ、
「そんな写真じゃ、ちっともよくわからない」という問題。
全体を撮影した引きの写真ばかりでは、作品としての魅力もわからないのです。

あなたが何を考え、どう塗ったのか、その思想までが見える写真が欲しい。


おそれるなかれ、アラが見えてこそ次の向上につながる。


あなたの努力の跡こそ見たいのだ。

などと、つらつらと考えてしまう今日この頃です。

以下がここまでの塗装過程です。