戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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知られざる魅力
知られざる魅力
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

38t戦車の外装色(砲塔)
色彩設計としては、
1.砲塔と車体色は微妙に異なるようにする。
2.車体よりも砲塔の方が鮮やかになるようにする。
3.全体としてこれまでにない色合い(彩度高め)のジャーマングレイとする。
 これは、車体そのものが小さい模型になるため、少々奇抜な色合いでもジオラマ全体としては軽いアクセント程度の存在になることを想定してのことです。
 ある程度、抑揚があったほうがジオラマに観賞する楽しさを付加するものと思います。
4.側面最明法を取り入れ、天頂部よりもサイドを明るく塗る。
と考えました。

上面はアイアン、側面はホワイト。
砲塔の塗装38

手前がこれまで使ってきたオリジナル調色のジャーマングレイ。
(水性ホビーカラーのミディアムブルーをベースに調色)
八輪重装甲車や35t戦車に使いました。
これらを展示会場に持ち込んで観賞したとき、あんまりパッとしないなと感じたのです。
外装色の選定
左上は水性ホビーカラーのすみれ色。右上はタミヤアクリルのフラットブルー。

新しく調色したジャーマングレイ。
もはやジャーマングレイからはかけ離れていますが、出来上がった状態で見る人がジャーマングレイだと思えば良いわけなんです。
それを目指して仕上げるだけです。
外装色の調色

うすくコートしながらフィルター的に塗りました。
砲塔の外装色
これをベースにします。

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38t戦車の車体下部の塗装
白立ち上げで。
車体下部の塗装38

油彩で鮮やかなブルーを下塗り。
車体下部の塗装二38

タミヤアクリルでフィルターしてモデレート。
車体下部の塗装三38

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水面下で進むコラボモデル
コラボモデルの38tはどうなってんだとヒロナリさんからは思われていることでしょう。
水面下では進めていたのですが、いくらごにょごにょやってもちっとも気に入りません。
どうせ見えなくなってしまう内部なのですが、人様にさし上げるモデルだと思うとどうしても力が入ってしまいます。

エンジンルーム内壁。
エンジンルームの塗装

トランスミッション。
トランスミッション

エンジン。
見えなくなるエンジン

絵画的でありながらもリアリティが同時に備わってくれれば理想なのですが、まだその域には及ばないようです。

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カーキ色はむずかしい
『東京都。昭和十六年。軍隊では寝台の後ろに棚があって、小物を入れる手箱の横に被服を畳んで積み上げておく事になっている。
畳んだ服は角を整えてピシッと本を積んだように重なっていないといけないんです。
少しでもずれていると木銃でボンボン引っくり返してゆくんですよ。
きちんとするためには畳んだ服を重ねて角をポンポンたたいて積み上げると角がそろって整頓される。
軍隊では叩く事は当然で「兵隊と整頓は叩けば叩くほど良くなる」ってわけで、私が初年兵の教育を受けている時、二列に並び「前列一歩前へ、廻れ右。後列足を開け。奥歯かみしめろ。前列、前の者をなぐれ」と対抗ビンタですがいつも一緒になぐられてる仲間ですからなぐれない。
「貴様ら何してるんだ殴れ」「いやでーす」と私がつい一歩前へ出て言ったんです。
「同年兵は殴れません」と。
「なにい、きさま」と助手が飛んできて皆の前で三十殴られたか五十殴られたか、見てる間に顔が紫色にぱあっと腫れ上がり口の中は破れもの凄い形相です。
「よし貴様らやれ」って号令かけたんです。
殴られて後ろにいた私は前へ出てその化物みたいな顔で皆をじいっと睨んだらさすが誰も手を出せなくて対抗ビンタはやらせなかったです。
私も助手になってからやらせませんでしたが初年兵を鍛えるため殴りました。
初めての時「一人ずつ出て来い」と、拳骨で左右に二つ横ビンタ、一人四つずつ殴るんです。
三十人いるから百二十殴って、その夜寝ようとしたら、手の先がポッポッとほてって腕の筋(すじ)が痛くて冬の寒い時なのに寝台から手を出して寝ましたね、その時からですよ「いいかこの野郎。殴られるのは一人四つずつだ。殴るのは百二十から殴らなければならないんだ。殴る者の身になってみろ」って理屈言って殴りましたよ。

話者・矢崎新二。回答者・平岡崇子(東京都在住)。』

『現代民話考 II 』松谷みよ子 立風書房(1985)より


タミヤアクリルのカーキはあまりにモデレートされすぎた色だと思えましたので、
水性ホビーカラーのカーキを水で薄めてさらっと塗ってみた状態です。
キットのプラの地色がまだ透けて見えます。
車体塗装1
色としては、かなり暗い方だと思います。
さらに重ねてカーキで塗りつぶせば、おそろしいくらい暗くなることが想像されます。
カーキってこんな色ですかね?
映画『マイウエイ1200キロの真実』では、どんな色を使ってあったのだろう。
記憶色のカーキは、まさに軍隊の気持の悪い色として脳裏にあります。
調べてみますと
マイウエイ2
思っていたより、黄色っぽい色が使用されています。
けっこう派手なウエザリングも施してあります。
劇中ではまったく気付かないものですね。
マイウエイ


側面最明法にのっとりハイライトを側面に入れます。
新しく買ったポスカホワイトは水気が多く、なんだかガマン汁のようで色がくっきり乗りません。
車体塗装2

前面はちょっと彩度の変化を求めてイエローとバフを混ぜた色にて。
カーキという色のもつ毒々しさを表現出来たらと思います。
車体塗装3

水性ホビーカラーのライトブラウン(タン)H27はほぼキットの成形色に近い色です。
これをまたしても水で薄くのばしてフィルターをかけます。
車体塗装4

以上の工程を二回ほど繰り返し、許容範囲内まで仕上げていきます。
車体塗装5

これでぎりぎり許容範囲内か。
というより、これ以上なんとかすることが出来ない状態。
(このあたりは毎度毎度同じようなことを繰り返していますが、少しは進歩があるのだろうかと自問自答)
これでいいじゃん
車体の基本塗装はこれにて終了とします。

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愉快なカタチの装甲車
『昭和九年十二月、大連から新京までの鉄道、連京線守備のため奉天の満州独立守備隊に入隊した。
翌朝はお頭付きのえらい御馳走だった。
兵舎の説明などで一日が終わった夜、二等兵が「貴様らお客じゃねえから、今から関東軍の気合いを入れ軍人精神をを鍛えてやる」って皆並ばされて皮のスリッパで往復ビンタ。
そのあした鉄砲もらって「鉄砲」っていったら途端、殴られちゃうだよ。
軍隊に鉄砲はないって。
「お前達の一人二人殺しても軍事郵便出せば代わりはくる。銃は天皇陛下からいただいた物だから人間より大事」と。
剣もってバンドに吊すでしょ。
バンドっていったらまた殴られてさあ。
帯革だって。
知らないからみんな地方の方言出ちゃうだよ。
三日目になったらみんな顔腫れて。

           満州・鈴木長三郎/談-』

『現代民話考 II 』松谷みよ子 立風書房(1985)より

ヴィッカースクロスレイ装甲車でございます。
クロスクレイ装甲車

車体横のステップ部は、種々の写真から木製と判断しました。(←ホントか)
木製

フェンダーは削り出して形状を整えただけに終わりました。
もう一枚プラペーパーを巻けばさらに良かったとは思いましたが。
フェンダー2

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色彩設計
塗装をする前に、色彩設計を考えます。

リアリティのみを追求している頃には、まったくそんなことは考えていませんでした。
その頃の考えは
「色なんか、なんだっていい(リアルにしてみせりゃいいんだろ)」
リアルでさえあればいいんだ、本物に見えさえすればいいんだ、ひねくれて星をにらんだボクなのさ、だったわけです。
写真に撮るのが面白かったので、映画撮影用のミニチュアを作っている感覚でもありました。

ところが展示会に出してみたり外人さんの作品を見たりしていると様相が変わってきます。
かつては
「なんで、こんなヘンテコりんな色で塗ってんだ?」
と思っていたものが
「ははあ、そういうわけだったのね」
となります。
で、目下の課題は全力で「いかにして作品の存在感をあげるか?」になるのです。

さて、そうすると色とか明度とかを考えないわけにはいきません。
完成状態の目安なしに塗ってしまうと、汚しというものの性質上、とんでもなく暗く沈んだ色に出来上がってしまいがちだからです。
また、タミヤアクリルの戦車用のカラーはかなり暗めに調色されています。それゆえ本来的に明度が下がってしまう要素があるわけです。

塗る前に考えておくのは
「全体の明度をどの程度にするのか」(白を100、黒を0として0〜100のあいだのどこらあたりに位置させるか)

「明暗のコントラストをどの程度にするのか」(ハイライトに白100を使うか、95〜90程度にするのか。最も暗い部分に黒0を使うか、明暗のレンジを狭くとり50程度のグレイに収めるか)

「どれくらい彩度の高い色を使うか」(アクセントのみ、きわめて彩度の高い色を使い全体は抑えるとか、ある特定色だけを彩度を高くするとか、全体の彩度を高めにするとか)

などです。
これらの全体の印象を決める骨格となる色合いを決めて、その方向に向かって塗り始めます。
もちろん途中での方向転換も場合によっては起こります。
頭で考えることと実際に手を動かすことは違うので、それは仕方のないことです。
その時点でベストな選択をするべきです。
それに手を動かしている時の「ひらめき」もどんどん採用する方が面白く、かつすばらしくなると確信しています。


ご存知、アダムのグリレ17(アーマーモデリング誌152号)。
一言で言えばコントラストの高い作品となります。
明度が高く(明度85)、明暗のコントラストも広く(98〜10)、彩度がきわめて高い色を用いています。
ふつうこうした色使いをすると「オモチャ」になるものですが、力技のようなこれでもかという情報量を投入して、見るものを納得させてしまうんですね。
グリレ17高彩度
平面の中に立体を描いてきた西洋画の伝統というものを強く感じます。


アーマーモデリング誌97号に掲載されているグリレ17。
明度は比較的高く(明度75)、彩度は低くした塗装です。
これが最もリアルになりやすいベース塗装のやり方だと思いますし、もっと見たいと人を引き寄せる効果もあると思います。(近付いて見たときに、魅力的な情報量がつめ込まれているかはまた別の話)
欠点はウエザリングのやり方によってはコントラストが低くぼーっとした印象になりやすいことです。
単体作品とする場合は、ひとつの色は彩度を上げるとか、アクセント物を置くなどの計画が必要です。
グリレ17低彩度
全体の色調の淡さ、控えめな存在感は、日本画の世界と相通ずるものが感じられます。


アーマーモデリング誌147号「戦車模型調色不要論」に掲載されているフィンランド軍三突です。
ライフカラーフィンランド軍用セットを用いて調色せずに塗ってありますが、下地にレッドプライマー色を吹いたためか、真っ暗な作例になっています。
(この特集は、「ああ、やっぱり調色は必要なんだ」と再認識させる正反対の効果を生みましたね。レオパルド2A6や74式戦車の作例もとにかくダークなんですもの)
低明度三突
全体は暗く(明度35)、明暗のコントラストの幅もほとんどなく、彩度も低い仕上がりです。
一般に明度が低いと、どんなウエザリングで情報量を与えてもわかりにくくなります。
それゆえアラが見えにくいとも言えますが、それでごまかす姿勢ではいつまでも上達しないでしょう。
ジオラマの一部分に登場させる車輌としては、主役を邪魔しない塗装法としてアリだと思います。

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忘却効果
いろいろなことを考えながら塗装していくうちに
ターボがかかって調子に乗ってくる現象があります。
このときは気に入った傑作が短時間でできたりします。
一方で、
ひたすら塗り続けてばかりいると、次第に頭が混乱してくる面もあります。
だんだん組み立てと塗装に込入った段取りを必要としたり、
塗り分け、彩度、明度、配色、コントラストなど同時に考えはじめると混乱するのです。

そこでいったん模型から離れる、あるいは塗装を考えない、など気分転換が必要となります。
それは忘却効果としてスポーツ界では知られるものです。

為末大著『日本人の足を速くする』新潮新書にはこうあります。

『3つめの狙いは、「忘却効果」でした。
これは、継続的に技術を刷り込ませた事柄から一定期間離れ、その後で取り組み直すと、余計なものが省かれてアプローチがシンプルになり、以前よりもよくなる、という効果です。
球技系の種目の選手が怪我などでトレーニングがしばらく出来なかった状態から復帰した時に、最も実力が上がったと感じるというデータがあります。
これなどは、忘却効果の最たるものでしょう。』


Björk - All is Full of Love

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下まわりの完成
リファレンス画像と見比べながら、ダックビルの変形を再現していきます。
指でぐいっと曲げながら、ダックビルの付け根に接着剤を流し込むと、みるみる溶けて隙間が開いていきます。
そのまま固定して乾燥を待つか、瞬間接着剤で固着させます。
ダックビルの変形

ダックビルの外れている部分は、キャタピラの内側(車体側)上部からエンドコネクターを移植しました。
エンドコネクター
そのとき心の中で
「だれが車体の内側上部のキャタピラのエンドコネクターを見るっていうんだ!」
とつぶやくのは、完璧主義の自分に自分で言い訳をしているからでしょう。

気持の上では完璧なものを作りたい。
でも、現実にはどこかで妥協をしなければ停滞をまねいてしまう原因になりがちです。
あまりに真面目すぎると「うつ」になってしまうことも。
見えない部分では妥協するのもひとつのテクニックと考えるとしましょう。

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その魂を代価にして、きみは何を願う?
「残された人生の限りある時間を代価にして、きみは何を得る?」

12月1日たまたま休みができましたので、映画を3本観ました。
(シャーマンを作らずに何をやってんだ!という声が聞こえてきそうです(汗)これはですね、エネルギーチャージと言いましょうか、見聞を広めるとか気分転換なのです)

一日3本というのは、小学生以来でしょうか。
さすがに疲れますね。
3本立て、2本立てというのは、昔はよくあったのですが、どうなってたのでしょう?
いま考えると不思議な気がします。

『007 スカイフォール』は、最初の10分で全力を使い果たしちゃった残念な感じで、6点。
スカイフォールのみ妻と観賞しましたが、かなりの時間眠ってたようですからね。
ダニエル・クレイグの筋肉に嫉妬をおぼえますが、
「ぶら下がるのに必要なのは筋肉量だけじゃないんだよ!チンパンジーを見な!」
と心の中でつぶやいて溜飲を下げる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、単体映画として起承転結の出来てない不完全さで、6点。
TV版を観ていませんので、予備知識なしなのですが、こういった「設定そのものの謎解き」みたいな作品って、日本に多いですね。
その謎解きも、あんまり進行していませんし、もうひとつの魅力、「ガジェットのおもしろさ」も巨大戦艦が飛び上がる部分だけでした。

さて、いちばん面白かったのが『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語』、10点。
これら3本の作品の中でもっともスケールの大きな世界観が展開されます。
限りある人生を有効に使うなら、TV版を観ずに劇場版の[前編][後編]をお勧めします。
ただし、前編は重く暗い世界観が2時間続くのでちょっとつらいところはありました。
TVのオープニングとエンディングの区切りは、気分転換のリズムをうんでいたのですね。
そのあたりの反省からか、後編には、歌が2回入っています。

魔法少女まどか☆マギカ 「Magica」

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サビマガジンvol.23
カニのようなショベルカー。ショベルカーのようなトラクター。
かに

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まとめ
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