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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
MARK 4 のキャタピラ塗装
マーク4のキャタピラは、組んだ状態で塗装をすると連結部の重なり合う部分が塗り残しとなります。
三色キャタ1


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203mmB-4 榴弾砲のキャタピラ
「いちばん好きなものを最後にとっておくほうですか、それとも最初に食べるほうですか」

「そんなの、好きなものから食べるのに決まっているさ。
次の瞬間には生きていないかもしれないのだから」
                 by徳大寺有恒


B4といえば、レガシィのセダンを思い浮かべるのが普通でしょう(アウディのA4を意識したネーミング?)が、
こちらは榴弾砲のB-4です(笑)。
キャタピラが付いていますが、自走するわけではなく、たんに接地面圧を下げるためのものです。
208mmキャタ
アイドラーホイールの軸はいったん切り、ちょうど良い垂れ具合になるよう調節しています。

さてと、塗装ですが、今回は取り付けたままで塗装してみようかと思います。

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203mm榴弾砲 その後
砲身を可動にするために省略されたディテールを追加します。
お鍋か釜のように見えるパーツの根元部分ですね。
手羽元
さらに、その横にある手羽元のような部品がレールとなって釜がスライドすることで砲身が上下します。
手羽元2
手羽元に溝を切って、その中をスライドさせるように加工しました。


『桜はちょうど満開のころで、ああいうのを爛漫というのね。ほんとうにみごとに咲き匂っていた。風もないのに、はらはらと花びらが落ちてきて、眠たいように静かな春の日だった。私と弟は、散ってくる花びらを受けとめ、糸を通した針で一枚一枚つないでいきました。「これはお母さんの分」「これはお姉さんの分」って、首飾りを作っては箱に入れて・・・・・。
 熱中していたら、突然、背後から弟がものすごい声で泣き叫ぶのが聞こえたんです。びっくりして振り返ったら、大きなアメリカ兵ーー確か九人いましたーーが立ちはだかっていて、真ん中の男が、弟をたかだかと抱き上げていた。弟は顔を引きつらせて泣いていました。
 怖かった、ものすごく。でも逃げられないじゃない、弟を置いて。
 それからのことは、空白なんです。具体的なことは何もおぼえていない。痛かったとか苦しかったとか、そういう記憶もぜんぶ、抜けちゃってるのね。どのくらいの時間だったかもわからない。人間ってうまくできていて、いちばん深い記憶は忘却するようにできているんだと思う。
 おぼえているのは、そうね、春の白い雲と、降りかかってくる桜の花弁が、なぜかあたたかく感じられたこと。それから、アメリカ兵のカーキ色の制服の袖についていた、馬の首をかたどったワッペン。それだけは、いまも鮮明に心に焼きついています。』

梯久美子著『昭和二十年夏、女たちの戦争』(2010年角川書店)のなかの吉武輝子談より

驚くべき模型作品
たまたま月刊ホビージャパン 2015年1月号を手にとって、全日本オラザク選手権に参加されている作品群を目にしましたら、驚愕の模型作品が載っていました。
近年、拝見する機会のあったありとあらゆる模型作品の中で最高の作品だと思います。
新しい地平を見せてくれる、異なる視点を教えてくれ、見る者の世界を広げてくれる、それがアートだとすれば、これこそまさにアートです。
二次元ガンダム

技術的にもきわめて高度です。
最初にやるよりも、二番煎じの方がかんたんであるはずですが、
「どこから撮影しても、二次元の絵に見える戦車模型を作れますか?」
と言われても
にわかには、「う〜ん」とうなってしまいますね。

製作者ご本人のブログがありますので、ご紹介しておきます。


『悠久のガンダム』 背景処理前 画像公開 - 二次元模型 むむむ式

イギリス製のどでかい亀 A39トータスその後
バックグラウンドで作業しながら、いつの間にかこうなってます。
どでかい亀

ところで映画『フューリー』観たんですけど、
感想は
「エマ、かわいい」
だけなんですよ。
エマが死んじゃってしばらくが、一番盛り上がるところで、あとは古典的な戦争映画そのもの。
もっと新しい解釈があるのではないかと期待していたのですが・・・。
戦闘シーンが、スターウォーズ的レーザービームで(笑)。
ドイツ人は、最後に出てきた懐中電灯持ってる人を除けば、すべて昔ながらの敵性外国人として描かれており、ギャラクターとかショッカーとかのようにバタバタとあっけなく倒れる役。
あれ、ドイツ人が見たら怒るんじゃないかなあ。


さて、トータスのここまでの軌跡を以下で簡単にご紹介。
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マークIV戦車履帯の塗装ことはじめ
履帯の裏側は、ブラックを缶スプレーでブシュッと吹きます。
マーク4履帯塗装1

おもて面の基本は白に近い明るい色(今回はクリーム色)にて缶スプレー。
一部にブルーを落とします。
マーク4履帯塗装4

おもて面には、ベースカラーを数種作ります。
異なるベースカラーで塗り始めて、結果にどのような変異が発生するかを確認するためでもあり、仕上がりにバラエティ感を盛り込むためでもあります。
これはオレンジをベースカラーにしてクリーム色を吹きました。
マーク4履帯塗装2

これはブルーベースのリンク群。
マーク4履帯塗装3

最終的にはこれらが組み合わさり、表情豊かな一連のキャタピラリンクとして、さしたる違和感もなく(もしくは微妙なる違和感をあえて残したまま)完成する予定です。
予定は未定なので、途中での方針転換も過去しばしばありますので、あしからず。


タコム版マーク4のキャタピラ
じつのところ、タコム版マーク4キットの箱の中身の重量の半分は、キャタピラのランナーが占めています。
キット同梱のデフォルトキャタは、形状の再現性を重視しているために、1リンクが5パーツで構成されていて、1パーツにつき2つのゲート跡が存在します。
片側92リンクの指定ですので、
1×5×2×92×2=1840(ゲート処理の数)
なかなかにハードなルーチンワーク。
パーツも細かくて接着位置も微妙に不安定、連結も確実なのか不安を感じます。
タコムキャタ1
わたしに苦手は同じことを続けること。
旧版のドラゴン三突F/8ウインターケッテンは3年かかりましたからね(笑)。
できる限りキットの同梱物を無駄にせず利用するのはポリシーでした。
ところが、
たまたま別の目的で立ち寄ったショップにて
同じタコム社の別売り連結可動履帯を発見してしまいます。

ここは、時間をお金で買うことにしました。
「人生で最も貴重なものは時間である」と言うでしょう。
(それなら、模型なんか作るな!とも言えますが(笑))
タコムキャタ2

これは、裏面のディテールが省略されているものの、パチパチと3秒もあれば、5、6リンクが出来てしまう手軽さ!!
湯口は表面に1カ所、裏面にナンバーの刻印があります。
タコムキャタ3
これまでで最高の手軽さを誇ったメンモデルのルノーFTキャタに次ぐカンタンキャタでした。

別売りキャタにはもう一つの利点が。
それは接地板の厚み。
デフォルトが0.65ミリに対して0.5ミリとわずかながら薄いのであります。
タコムキャタ4
実車ではかなり薄く見えるので、たとえ加工するにしても出来るだけ薄く成形されているのはうれしいですね。

半分ほども組んだところで
ハタと気づきます。
「これなら、塗ってから組んだ方が良かったのではないか」
(板と板の重なりの部分にもしっかり塗料を乗せることができる)

「しかし、湯口の処理やナンバーのヤスリがけは、4、5枚組んでからの方がやりやすいしなあ」

「処理してから、またバラすか」

あまりにささやかなる悩みに鼻で笑われそうな夜。


秘めたる想い
マーク4の車体断面。
生産がややこしくなるにもかかわらず、
単純なる方形ではなく、意外と複雑な形状をしているのですね。
車体断面

さて
我々は決まりきった予定調和の日常だけでは息が詰まってしまうのです。
ゆえに華麗なる非日常の塗装をしてしまうのでありました。


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マークIV戦車
タコム社のマークIV菱形戦車(メス)を組み立てます。
ここはどうしても怖いもの見たさで、タミヤではなくタコムを選択してしまうのです。
タコムのパッケージは好感度が高く感じられます。
タコムマーク4

部品はとってもタミヤライクな印象。
パッケージにタミヤとあれば、何の疑いもなく組み立ててしまいそう。
tacomマーク4パーツ1

内部構造が再現されているところが特徴の一つ。
チェーンドライブだったのか!
tacomマーク4パーツ2

チェーンはギアの途中にかませてあるだけです。
キャタピラからの反力でクラッチもしくはエンジンを壊さないための緩衝装置として働くのでしょうか。
tacomパーツ組
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