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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
工作 & 洗浄 完了 シュツンメル発進せよ!
工作完了しました。
グランドパワー誌1995/1 WW II GERMAN MILITARY VEHICLES 4 参考にしましたが、写真が不鮮明でよくわからないところはテキトーな工作です。
正面シュツ3
のちにネットで鮮明な写真を見つけましたが、見なかったことにいたします。
今ではドラゴン社のキットが存在しますので、そちらを組むのが一般的でかつベストでしょう。
正面シュツ2
さて、これからいよいよ塗装に入ります。
正面シュツ
戦争が終わって70年近く経とうとしている現在、いつの時点の姿を再現しようとしているのか、そこが問題です。
戦時中の状態を再現しているのなら、「そんなに錆びているわけない」という批判も当然でしょうが、わたしのような廃車モデラーにとってそれは当たりません(笑)。
なおかつ反戦モデラーでもあります。
作品に思想性も盛り込もうとするならば、「朽ちゆく兵器」は格好の題材となります。
というわけで、行くぜ!ボロボロのシュツンメルが目標だー!

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手をかけずしてリアルにはならない
パテを詰める方法でのタイヤの変形は失敗であるかと思っていましたが、
変形は日にちを置いた後に現れました。
肉厚なプラに浸透するには、もう少し時間が必要だったのです。
今まで見たことのないカタチでの変形です。
内側に凹む状態になりました。
ま、神経質にならずに、これもありかと受け入れることにしましょう(笑)。
234

フェンダーの前部は角度を修正しています。
砲身は大きな部品にもかかわらずブラックホールに吸収されてしまったようなので、作り直しました。
消音器は資料写真の通りに作ってみましたが、正しい仕様であるのか不明です。
2342.jpg
サクッと作り終える予定であっても、それなりに手をかけることになってしまいますね。
塗装だけでリアルになると思ったら、それは大間違いですから当然のことです。
(早く塗装に入れるキットが欲しくてじれったい)

もなかタイヤの変形 低空気圧
もなかタイヤの料理法にはいろいろあると思いますが、今回試したのはタミヤパテを使う方法です。
もなかタイヤ

タミヤパテをタイヤの中にたっぷり詰めこみます。
もちろん変形させたい部位限定です。
タイヤを接着し、佐々木小次郎のごとくじっと待ちます。シンナーがプラスチックに浸透し柔らかくなるのです。
もなかタイヤ2

一昼夜待って、柔らかくなったところでタイヤを強く押し付けて変形させます・・・・ん??
むむ・・ほとんど柔らかくなってない!!!
なんと! タイヤの成形厚が肉厚すぎるためシンナーの成分が不足したのでしょう。
しかたなく、熱変形させました。
もなかタイヤ3
これを記事にもならない骨折り損だと思いますか?
世の中、思いがけないことが起こるものです。
この時点ではわたしには予想できませんでした。

転舵した状態で取り付けました。
タイヤ配置
イタレリのアーマードカー
リサイクルショップで見つけたイタレリのアーマードカーことSdkfz234/3。
これならサクッと組み上げてさっさと塗りに入れそうだと思いました。
(毎回、そう思っては見込み違いに終わるのが恒例化しつつありますが・・)
アーマードカー

部品? んー悪くないのでは。
意外とシャープ♫ (シャープの記号は「♯」これね)
アーマードカー2

タイヤはモナカ式ですね。細かいパーツも繊細にできてます。
アーマードカー3

この足回りの合理的なパーツ構成はクレバーじゃないですか。
複雑な足回りが少ないパーツでサクッと行けそうです。
アーマードカー4

つづく



つまらないものを面白くする
12.8センチ砲の最終局面にて
「なんか面白くないなあ」
と感じます。
12.8センチ砲砲尾
面白くないということは罪です。(そこまで言うか!)
ありきたりであるということです。
見てもらえる価値さえないということです。
製作者は作品に魂をのっけなければならない。
結局、そこから立ちのぼる個性の現れを人は見たいのではないの?

「燃えたことにでもするか!」(笑)
(ここで、どのように考えるかが個性といえば個性でしょう)
と思って、黒やグレイのパステルを水で溶いてぶちまけました。
乾燥するとこうなります。
12.8センチ砲砲尾2
リアリティとファンタジーの狭間で揺れる心が作品にまさに投影されていると言えます。
写実的なダークグリーンとはまったく異なる彩度高きグリーンでファンタジックに仕上げてきたものの、サビや汚れは写実的な方向で入れることになりました。
工程の途中途中で作品と対話しなら感じたことを加えていった結果です。
どの判断もその時点でのわたしが反映されています。
そうした意味で、この作品はわたしそのものであるのです。

謹賀新年
あけましておめでとうございます。
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年賀ブログ
素晴らしい作品で世界が満たされますように。

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