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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
残暑お見舞い申し上げます
台風やら雨やら、昨年よりは猛烈な暑さを感じることは少ないものの総じて夏場は体への負担が大きいものです。
みなさまご自愛くださいませ。

夏空61式
『脚気とは、全身の倦怠感、手足のしびれ、ひどいむくみなどに襲われる病気で、症状が悪化すると歩行も困難になり、心臓の筋肉が動かなくなることで生命を落としてしまいます。
 当時は原因がまったくわからなかったため、何ら対処法が見つからず、発病するとバタバタと倒れ、生命を落とす人が相次ぎました。徳川代々の将軍が早死にした原因も脚気です。
 また、明治時代の日清・日露の両戦争では、被弾するよりも脚気で死んだ兵隊の数が多かったといいます。』

南雲吉則著 『50歳を超えても30代に見える食べ方』(2012)講談社+α新書より。
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グンゼのパンサーG
グンゼのパンサー初めて組みます。
G型、鋼製転輪のコマンダータイプです。
このキットは、かのハイテックパンサーの金属部品などをプラスチックに置き換えた廉価版に、鋼製転輪などバージョン違いのパーツを加えたものであるという認識なのですが、間違ってないですよね?

シャーシはサスペンション一体成型となっていますので、
ニッパーでぶち切り、車体の側面に穴を開け、軸を通し転輪を取り付けることで沈み込みを再現しています。
(言葉にすればあっという間ですね!)

キャタピラはランナーにびっしり並んでいるところを切り出すところから始めて、すべてのキャタにおいてゲート処理とパーティングライン処理をおこないます。
(言葉にすればとってもかんたん!)
このキャタピラのふちはタミヤと違って薄く成型されていますね。
リブが無いようではありますが。
panthergkyata2.jpg
スプロケットとアイドラーのところで分割していったん取り外したのち、塗装して組み付けました。
車体とのクリアランスが少なくて、取り外しも取り付けも苦労しましたが、言葉にすればあっという間に終わります(笑)。
panthergkyata.jpg


『 わたくしの友人の女性に着物を着せるのが上手いのがいて、クラス会をやったときに「おい、おまえ、今何をやっているんだ」と聞いたら、「ホテルで働いている」というんです。「何でホテルで働いているんだ」というと、「ホテルへ着物で来た女性で、あれが終わってから着られない人がたくさんいる。だから、着せてあげるんだ」ということらしい。
 その話を清張さんにしたら飛びつきましてね。「それは本当か、おもしろい」と。早速その女性に電話をして「これこれこういうふうにする」と話を聞いて、小説の材料として全部使っていました。司馬さんは一切そういうことはしません。』

半藤一利著 『いま戦争と平和を語る』(2010)日本経済新聞出版社より。

タミヤ パンサーD型の足回り
パンサーDのスプロケットにはちょっと手を入れて極初期型に。
足回りパンサー5

ロードホイールの中央側の形状も極初期の一部に見られた形に。
足回りパンサー6

塗装は全てベースをシルバーで塗り、ブルー系の強目の色で塗ります。
足回りパンサー7

車体色は明度を高く保ったブルー系に調色した色で塗ります。
足回りパンサー8

アイドラーの位置は組み立て説明書通りの標準位置ですが、ちょっとゆるいようです。
反対側はかなりゆるくなりましたので、ひとノッチ動かしています。
(言葉にすれば簡単なのですが、接着した後だったので悪戦苦闘しました)
足回りパンサー9


『 「ママ!パパ!」
 私は思いきり叫んだが、二人に私の声は聞こえなかった。家族の姿がだんだんと小さくか細くなり、夜の闇にきえていった。
 そのときだった。私の後ろから、まるで大型除雪ショベルカーで氷を掻き出すときのような空を切り裂く音が聞こえた。私は地面に倒れたまま、振り返って自宅を見た。
 私たちが住んでいた家の屋根の上を飛んでいたのは灰色の鋼鉄でできたF-117空爆機の3機編隊だった。私の真上で灰色の鉄でできた腹部を開き、2本のレーザーに誘導されたミサイルが私の家族、友人、隣人—つまりそれまでの私が知るすべてを標的にして撃たれるのを恐怖の眼差しで見ていた。
 その次の瞬間の出来事は今も忘れることができない。』

ノバク・ジョコビッチ著 『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(2015)三五館より。


パンサーD タミヤ可動キャタの塗装
まずはシルバーをベースに塗ります。
dキャタ1

タミヤのダークアイアン履帯色とフラットホワイトを混ぜて塗ります。
ほぼグレイな色味になりましたね、なぜか。
dキャタ2

サビっぽい色(リノリウム甲板色+オレンジ)をさらさらに薄めたものと
フラットホワイトをさらさらに薄めたものでまだらに汚しを入れます。
さらにフラットホワイトでスプラッシュ(飛沫)を入れました。
dキャタ3
物足りないですが、ここでストップしておきます。
あまりやりすぎると、いつもの仕上がりと同じになってしまいますので。
それに今回は新しめのキャタの設定ですので。
あなたはもう霊に会いましたか(^ ^)
久々にタイトルだけで笑える本に出会ってしまいました。
なんと!
『私は性霊に犯された!!』 です!(笑)
精霊
実はわたし、幽霊の類は見たこともないので、全く信じていないのです。
しかしながら、仮に実在するとすれば、それは人間のうちの肉体から離れた「魂」と呼ばれる部分でしょう?
わたしの理解だとそれはたいして質量のないもの、ふわふわしたモヤのようなものだという認識です。
その実体のないものに犯されるってどういうことなのか、と想像します。
どうして犯されたとわかるのか?
圧力でも感じるのか?
質量の極端に少ない物体で圧力を感じさせるには相当の加速度が必要ではないか?
自分の脳内の意識レベルだけでの問題なら、夢とどう区別するのか?
それだったら犯されたって実害があるのか?
他者に対して証明のしようがあるのか?
う〜ん、不思議な感じがします。
どなたか幽霊とヤったひと、います?


さて、
タミヤのパンサー初期型用連結可動キャタを組みました。
表面のディテールはこんなふうです。
サイドのリブが省略されていますね。
また、押し出しピン跡が接着剤を流しても残ってなお残っています。
精霊4

これはガイドホーンのパーツには押し出しピン跡があって、これを処理せずにそのまま接着してしまったことが原因です。
精霊3最終的に車両に取り付けた状態で、どうしても見えてしまう部分だけ対処することにしましょう。

キャタピラ裏面は、押し出しピン跡を瞬間接着剤とヤスリで処理しました。
精霊2
連結は思ったより強く、タミヤらしく強度重視の仕上がりです。


もし霊が本当にいるのなら、戦争で亡くなった人たちの霊が総動員で、いまあぶないことをやらかそうとしている指導者たちを呪ってほしいのですが。


88mm砲製作完了(習作)
88ミリ砲これにて投了です。
ゼブラ2
素組なので、拡大して見るには情報量不足。
ゼブラ4
ヘアスプレー法の習作として作りましたが、その効果については限定的な評価しかできません。
それほどコントローラブルでないし、剥ぎ取りが容易でもないと感じました。
大規模な剥がれが必要な場合を除き、通常の多重塗装(ラッカーonアクリル)で対応可能と思います。
適材適所で利用したらよいですね。
ゼブラ3
今回は一般的な方法を踏襲してアクリル塗料を車体色に使いました。
アクリル塗料の粘土状の塗膜(ざらついて粉っぽい)がぴったりくる場合もあるでしょうが、エナメル塗料の硬度のある塗膜もまたちがった味が楽しめると思います。
エナメル塗料はウエザリング用で、車体塗装に使われないのが最近の傾向ですが、かつて使った経験では(パクトラ時代の古い経験ですが)、パリッと割れるような剥がれが再現できていました。
エナメル塗料を使ったヘアスプレー法も一度試したいですね。
ゼブラ1
最後に色について。
油彩で多少サビを入れたり、スポンジチッピングをしましたが、それ以外では極めてシンプルです。
ベースの錆止め塗料の色は「赤」プラス「白」。
車体色は「白」プラス「黄色」。
タイヤは「黒」プラス「バフ」。
6色だけで構成しています。
汚く感じられがちなのに、それほど汚くないのは混濁した色を排除したシンプルな配色のせいではないかと思っています。
淡き階調の車両
4号「対空戦車」と思って作ってますが、もしかして対戦車戦闘用?

ペトロールで薄めた油彩にて、あいかわらずどんどん(チマチマと)塗り重ねています。
自分の見たこともないものを作るというのは、目標がはっきりしないだけにむずかしい。
なにせ「見たこともない」のだから。
東大生のアホ2
そのときそのときに、化学変化のようにたち現れる色の変化(へんげ)を、これはよし、これはまずいと逐次判断しながら組み合わせの妙を見つけます。

汚くなって失敗したところもあります。
写真には写ってませんが車体下部とか(笑)。
東大生のアホ
接地するって素晴らしい
「タイヤもの」でキモとなるタイヤの接地は、様々な要因のうえに成り立つので難しい。
フレームのしなり、タイヤ接地面の角度、車軸とハブの取り付け剛性、タイヤの回転、ステアリング機構のあるなし、etc・・。
今回は全輪ダブルタイヤというところに難しさがありました。
シングルタイヤよりも接地面の角度決めをシビアにしないと、すぐに浮いたように見えてしまうのです。
接地はたいへん
接地面を作り出すためにタイヤは削ります。
タミヤの88ミリ砲は、ポリキャップと同じような材質の軟質プラスチック製です。これはゴムよりも削りやすいので、粗めのヤスリでガリガリとやりました。
削りカスのぴらぴらを取り除いた後、溶剤(今回は「カシューうすめ液」というものを使用)を含ませたティッシュで擦ると表面の荒さがとれてスベスベお肌に。

大きな構造部品の最終段階で(塗装も済ませて)タイヤは取り付けますが、車軸が折れたり、接地面を再びカッターで削ったり、溶剤で溶かしたりと、かなりすったもんだしてようやくできあがりました。

塗装はタミヤアクリルのバフとフラットブラックを混ぜたものにて。
色は全体との調和を考えて選択しています。
タミヤアクリルにはブルー系のグレイはたくさんありますが、それだと対比として作用すると思いました。
対比でも調和でもよいのですが、そのときの作品の主題にマッチするほうをその都度、選択すべきでしょう。
タイヤの色
タミヤアクリルでは塗膜が弱く、軟質樹脂のタイヤに役不足のようです。
ちょっと触れただけで、あちこちに剥がれができています。
塗装を変更するかもしれません。
わずかずつの進行
88ミリ砲、現在ここまできました。
スタート88

それでは、続きをどうぞ。

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