戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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実存
白立ち上げの塗装では、手に触れて上塗りの色がこすれ落ちたりする場合、当然ながらエッジが白色で現れてきます。
これがなんとなく実存感をそこなう雰囲気なのです。
もちろん、水彩画のように淡い色彩で浮遊感をもった仕上げにすることも面白味のひとつですが、今回はもうちょっとしっかりした「ある」感が欲しいと感じました。
それゆえ、OVM取り付け金具を改造したのを機にシルバーで各所を塗りました。
ボルトの頭やエッジ、突き出ているところなど。
金属感4号対空戦車
上がっていた完成度がまた振り出しに戻ってしまいました。
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コンカラーのアイドラーホイールとスプロケットホイール
よく見るとまったくちがうことが判明。
ドラゴン社は綿密なリサーチがされている製品である信頼感があって、基本的なところはそのまま素直に組んでいたのですが、アイドラーホイールはあまりにもちがうじゃんということで、彫塑にてコツコツ整形。
コンカラーアイドラー
スプロケットのスポークも細く削りました。
巨大戦車であることを印象付けるためには、各所を細く作ることが大事だと思っています。
コンカラースプロケット
人は見た目が大事、ならば模型も見た目が大事
もうすぐ完成のグンゼ、パンサーです。
あとは、細部の微修正を残すだけとなりました。
この作業は瑕疵を丁寧につぶしていくだけです。
ということは、大方の印象といったものは今後ほとんど変化のないものになります。
お尻のパンサー
これの意味するところは、作品の魅力というのは「塗装工程の比較的初期の段階で決まってしまう」と言えるのではないでしょうか。
(アクセント色で一発逆転ということもある?)
完成間近パンサー
したがって全体の色合いや配色の構成といった大きく作品を変える要素は、よくよく最初にその構成を頭の中で組み立ててから塗るべきだということになります。
(わたしのように偶然から有を生む行き当たりばったりの塗装を楽しむ方法論も、それはそれであってしかるべきです)
(なかには、ウエザリング工程で全体の印象を180度転換させるような塗装法もあります)
通常であれば、カラーモジュレーションのような効果を施した段階で、ほぼ完成図は想像できるはずです。

後工程のウエザリングとは基本的には汚しであって、そこでの巧さは大きく評価される要素ではあるものの、ベースの構成を変化させるものではありません。
ウエザリングだけに重要度をおく塗装が、しだいに変化を見せているのが近年の傾向だと言えるのではないでしょうか。

完成間近パンサー2
非常に低い彩度で塗り上げた車両の唯一のアクセントは、炎上による煤けなのですが、
アクセントとなる差し色がブラックであるという仕上がりは成立するのか?

良心上の理由による参戦忌避
自分の古い作品については、塗装技術の拙さにおいて、もはや現在では見るに堪えませぬ。
それは、いっぽうで自分の進歩を自覚する瞬間でもあります。
そのためにどんな作品でも手元に残しているというわけです。
レオパルドへた
改善点
・砲身の布の部分をつや消しにすべき。
・濁ったライトを作り直す。
・砲塔の手すりはさらに細く。
・砲塔など各所エッジをシャープに出しておく。
・予備キャタピラなどのサビの色を改善。
・車体全体の明度を上げる。
・車体の塗装に光学的効果を取り入れる。
・塗装に絵画的要素を取り入れて演出する。
・汚し塗装の多重化、複雑化。
・キャタピラの塗装をリアルにする。



『 最後に、ジーンズに花柄のシャツを着た若い兵士が意見を述べた。人を殺さなければならないことをどう思うかと聞かれて、彼は言った。「ドイツやNATO加盟国が攻撃されたら、戦わなければならないと思う。だが、納得のいかない戦争なら、拒否するだろう。」
 彼は戦後のドイツ連邦共和国憲法のオーソドックスな解釈に執着していた。ドイツの徴兵制は、良心上の理由による参戦忌避を認められている。だから「あれは命令だった」は、もはや残虐行為のエクスキューズにならない。』

イアン・ブルマ著 『戦争の記憶日本人とドイツ人』(1994)TBSブリタニカより。


南アフリカに勝利する偉業
先日、ラグビーの日本代表が、南アフリカ戦で勝利しましたね。
歴史的偉業との見出しも踊りましたが、ラグビーのことをよく知らないわたしは今一つピンとくるものがありませんでした。
ところが、誰かが書いていたフラウ・ボウがボールに乗って、シャアの駆るジオングを倒したようなものという記述を読んでやっと腑に落ちました
これはすごいことだ!と。
それからネットを読み漁りました。

『南アフリカと言えば、世界に冠たる巨人国だ。他を圧する雄大な体格でボールを奪い、密集を制圧し、試合を支配する。世界王者・ニュージーランドと互角の対戦成績を残してきた唯一のライバルであるもうひとつのラグビー王国。ワールドカップでは2度の優勝を飾り、過去4敗しかしていない。』
『南アフリカは今世界ランキング3位で、たった8チームしか南アフリカを負かしたことはなく、それらの国も過去100年に1~2度レベルの話だ。』

『日本代表は、過去7度行われたすべてのワールドカップに出場してきたものの、勝利は1991年大会でジンバブエから奪った1勝のみという、世界ラグビーでは弱小国に甘んじてきた国だ。』
『歓迎式典で上映された過去のW杯での日本の映像について「ゴミ扱いされた」。式典で流された日本の映像は過去のW杯を振り返るもの。1勝しかしていない日本の敗北の歴史を物語っていたが、司会者は「素晴らしい映像」と“称賛”し「もう一度、見たいですか」』
『日本は24年前に1度勝ったことがあるだけ』

過去の実績など関係なく、前に進んでいく意思、強い心、あきらめない勇気が大切なんですね。
ラグビーは番狂わせのないスポーツだということですから、結果に見合う準備をきちんと積んできたということでしょう。
感動しました。
わたしがユーロミリテールでベストオブショウを取るのも夢ではないかもしれないと思わせてくれる出来事でした。
勢い付く四号対空戦車
ホルベインの油絵の具「ピンクブラウン」という色は、チューブから出した色は全き焦げ茶色なのですが、うすく塗り広げると彩度の高いクリアオレンジのようになる不思議な色です。
これを使ってあちこちにピンフィルターをかけています。
汚し塗装 パンサーG型グンゼ
汚し過程に突入します。
低彩度がテーマです。
このような状態になりました。
よごぱんタイトル
どうです、けっこうな低彩度になったじゃありませんか。
とっても、うすぼんやりしていて、模型作品としては魅力的じゃない状態です。

以下では、とりあえずここまでの過程をご紹介します。

≫≫≫ [汚し塗装 パンサーG型グンゼ] の続きを読む                            
塗装テーマとデカール処理
グンゼのパンサーGの塗装テーマは、「低彩度」です。
4号対空戦車で彩度を上げるチャレンジをしていることから、逆の取り組みもやってみたくなったのです。

車体下部のロードホイールなどはあらかじめ塗っておいたものですが、塗装前の洗浄処理においてマイペット原液をスプレーしておいたら、アクリル塗装の部分がまだらにはげ落ちてしまいまいした。
下地色のアイアンが現れています。これはこれで味がありますので、利用しながら進めていきます。
でか1

ところで、今年の九州AFVの会は10月12日(月)であることをご存知でしょうか?
わたしはてっきり25日だと思い込んで、その予定で動いていました。
なんと2週間もスケジュールが早まって、てんてこまいです。
今年も傑作が集結するでしょうから、楽しみですね。

さあ、塗装の続きをご紹介しましょう。

≫≫≫ [塗装テーマとデカール処理] の続きを読む                            
お見合い
通常の商品においては、パッケージと中身が大幅に違えばクレームものです。
ところが、プラモデルという分野においてはそれは半ば常識、むしろ成形限界があるのだから違っていてあたりまえだろうみたいな世界です。
1/35女性フィギュアとくれば、伝統的にがっかりちゃんがあたりまえになって、すでに心の準備ができてしまっている始末。
お見合い写真と実物が同じだったことがあるんですか?
ないでしょ、ということです。

さて、マスターボックス社のピンナップガールズです。
素晴らしいプロポーションの美女が6人です。
ピンナップガール1

どんな美女とご対面できるのでしょうか。

じゃじゃーん!
≫≫≫ [お見合い] の続きを読む                            
88mm砲 on 4号戦車車体
さまざまな色をさらに追加しています。 追加しながら、その方向性としては現実感、つまりリアルであるように塗っています。
これは、見たこともない作品を作るという目標に沿った行動ではないではないか?と自問自答します。
いや、やはりある程度の現実感は必要だ。そのうえで目新しい表現手法を加えた新感覚の(当社比)作品にしたいのだ!と。
う〜ん、それを言うなら最初の段階がもっとも見たことのない作品に近かったかな。
手を入れれば入れるほど、いつもの作品に近づいていく・・・・。
4号対空進む
サビマガジンvol.33
コントラストって大事かも。
サビマガジン0000
グンゼのパンサーGのジャッキ台
そのまま接着していたジャッキ台ですが、木目の表現が気になりはじめました。
いったん気になると、そのままにしておくのが気持ち悪いのがモデラーの性。
どんどん泥沼のごとく手を入れるところが発生してきます(笑)。

ベルト類を削り取ってカッターの先で木目をそれらしく書き込みます。
(質感というものは、色だけでなんとかなるものではなく、表面のテクスチャーが大事なのです)
ジャッキ台詳細1
もともとの木目を利用しましたが、これだけ大きな木材が、接ぎ木でなくワンピースだという解釈ですね。実際はどうなのでしょう。

木材の締金は0.05ミリのプラペーパー、ラックは0.2ミリプラバンです。
ジャッキ台詳細
パンサーのキャタピララック
パンサーを組み立てる上での最難関は、キャタピララックだと思っています。
いつもここで悩まされます。
最新のタミヤD型には期待していたのですが、その再現性には?マークでした。
参考にするために33年前に作ったパンサー中戦車を引っ張り出してながめたところ、作り方を忘れてしまっていましたが、よくよく観察すると変形の具合からなんとなくわかりました。
今回も、そのやり方を踏襲することにします。
0.25ミリと0.3ミリでは0.3ミリ厚のほうが適していると判断。
キャタピララック

細切りで成形されているものを使うよりも、大きなプラバンから切り出したほうがエッジがシャープです。
1.1ミリ幅を目安に切り出して(実際は1.2ミリぐらいになってる?要はキャタピラの穴に通ればよい)、適当な厚みをもつ物体を利用して曲げ(ちょうどよい厚みの物体をいろいろ探しましたが今回はピンセット)、線香でほどよく加熱し曲がりを固定成形します(ゆっくり近づけないとすぐ溶けるまたは変形する)。
線香あぶり

グンゼのしくじり
実車ではG型になって、エンジンデッキ中央のハッチ周辺のフック取付位置が移動しているらしいのですが、グンゼのキットだと定位置に取り付けた場合、砲塔の回転時に干渉してしまいます。
それゆえ、しかたなくA型まで位置につけています。
エンジンデッキパンg
タミヤだとかろうじてクリアします。ハイテックも同じなのかな。

以下は、ディテールに手を入れたところの紹介です。
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まとめ
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