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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
展示会に出すといふこと
ついに九州AFVの会まで一週間を切りました。
展示会に自分の作品を出展するということはどんな意味を持つのでしょう。

それは自分の作品に対する客観性を手にいれることに尽きると思います。
自分の部屋や作業場の中だけで完結する世界は、ネットや本でいかに情報を取り入れようとも、自分だけの王国であるといえます。
どういうわけだか、バーチャルな比較だけでは自分の世界からはみ出すことが困難なようなのです。
(そこは自己で完結する幸せな世界でもあるのですが)

実際に他者の作品の中に自分の作品を置いてみる。
これがじつにセンス・オブ・ワンダーな体験なんです。
工作の仕方が、塗装が、力の入れどころが、もうじつに様々なのですね。
自分の考えとはまったく異なる「モノ」がそこにはいっぱいある。
ありていに言えば異星人の作品群に紛れ込んだかのような感覚があるわけです。
「ああ、作り方って星の数ほどあるんだな」
自分の考えだけが唯一正しい制作思想であるとは言えないことに気づかされる。
これがおもしろいのです。
こころに新しい風が吹いてくるのです。
こんな体験、みなさんもいかが?

さあ、渾身の作品を一個だけでもよいから置いてみようではありませんか。
そこから開けてくる新しい世界や、新しい思いをまた次の作品にぶつけてみてはいかがでしょう。


さて、塗装の続きです。
シルバーの上から、スカイグレイに似た色を車体色として塗装しました。
スカイグレイより明度がやや高く、彩度もすこし高めの青みがかったグレイです。
青みをすこし増した色を後付けの小さなパーツには塗っていますので、全体としてはツートン仕上げとなっています。
進捗パンサーd2
小さなパーツの中では、ボッシュライトに手がかかりました。
通常のボッシュライトの開口部とはやや形状が異なるスリットになっていると判断しましたので、それの再現に努めました。

砲身と防盾にかけられたシートを再現しようとしています。
使用したのは、タバコの箱の内側にあるアルミ紙です。
進捗パンサーd
砲身部分はこのままで良しとしますが、防盾部は、アルミ紙の反力があってうまく形ができません。
材料をアルミ箔に変更してやってみようと思います。

コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰しています
今年は参加できそうです。

ちょうど自分もマチルダを白立ち上げで製作しましたので、それを含めて4点くらい持っていきます。

当日再会できるのを楽しみにしています。
2015/10/06 (火) 16:14:18 | URL | purejam #-[ 編集]
purejam さんへ
お久しぶりです!
お会いできそうで、うれしいです。

白立ち上げのマチルダ!?  絵心のある purejamさんだけに、楽しみですね。


2015/10/09 (金) 14:28:02 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
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