
フィギュアも門外漢ですが、勝手なことを言わせてもらえば、質感に注意を払った方がもっとよくなると常々感じています。
たとえば、超絶なヒストリカルフィギュアペインターの作品であっても、肌と服の質感は同じであったりします。
色だけの違いで素材を表現されているのですが、そこは明らかに違いをもたせた方がさらによくなると思うのです。
ばっちりメイクですね。
わたしが気になる質感とは、服の布地にツヤが出ている(袖のなど)ところなのです。
まあ、これはデフォルメされた造形だから、塗装でそこにこだわる必要はないのかもしれません。

こちらもファンタジックなフィギュア。ナチスっぽい軍服と美女の組み合わせのもつ意味合いとは? 硬質で激しい主張をもつ服と柔らかくふわふわした女性の取り合わせの妙味? おもしろく感じてしまうのはなぜかな。

戦争ロマンス系リアルタッチな作品。枯葉が悲哀を誘います。レンガが色鉛筆風なタッチで興味をそそられます。戦車もこんなタッチで塗ってみるのもおもしろいかも。

パテを材料につまようじでひたすら造形されてできあがるお侍さん。

組み立てるとこうなる。はあ〜、人間の能力とはこのようなことも可能なのかと感心することしきり。
作者は「僕はもともと画家だから」とのこと。デッサンがしっかりしているのですね。

ファンタジーとリアルが半分半分だと、いろんな意味で自由度が高くなるのだろ思う。そういう世界も楽しそう。
たとえば、超絶なヒストリカルフィギュアペインターの作品であっても、肌と服の質感は同じであったりします。
色だけの違いで素材を表現されているのですが、そこは明らかに違いをもたせた方がさらによくなると思うのです。
ばっちりメイクですね。
わたしが気になる質感とは、服の布地にツヤが出ている(袖のなど)ところなのです。
まあ、これはデフォルメされた造形だから、塗装でそこにこだわる必要はないのかもしれません。

こちらもファンタジックなフィギュア。ナチスっぽい軍服と美女の組み合わせのもつ意味合いとは? 硬質で激しい主張をもつ服と柔らかくふわふわした女性の取り合わせの妙味? おもしろく感じてしまうのはなぜかな。

戦争ロマンス系リアルタッチな作品。枯葉が悲哀を誘います。レンガが色鉛筆風なタッチで興味をそそられます。戦車もこんなタッチで塗ってみるのもおもしろいかも。

パテを材料につまようじでひたすら造形されてできあがるお侍さん。

組み立てるとこうなる。はあ〜、人間の能力とはこのようなことも可能なのかと感心することしきり。
作者は「僕はもともと画家だから」とのこと。デッサンがしっかりしているのですね。

ファンタジーとリアルが半分半分だと、いろんな意味で自由度が高くなるのだろ思う。そういう世界も楽しそう。



この記事へのコメント
フィギュアに要求しているのはモノとしてのまとまりです。
安心して見ていられるというか、乗るべき所に乗るべき
色が確かにそこに乗っているという。
また皮膚は、表面の色演出より肌の深度というか
奥の奥に別の色が確かにあるという、まさにモノとしての
存在感そのものが欲しいですね。
皮膚と服、当然ツヤの差も質感の演出にはなりますが
完全フラットだと塗料の発色がぶっとんでしまい立体感
がなくなるので、そこは要調整ですね。
安心して見ていられるというか、乗るべき所に乗るべき
色が確かにそこに乗っているという。
また皮膚は、表面の色演出より肌の深度というか
奥の奥に別の色が確かにあるという、まさにモノとしての
存在感そのものが欲しいですね。
皮膚と服、当然ツヤの差も質感の演出にはなりますが
完全フラットだと塗料の発色がぶっとんでしまい立体感
がなくなるので、そこは要調整ですね。
2015/10/24 (土) 01:24:22 | URL | REV3 #Q7TRsPbs[ 編集]
なんだかブランクのある人とは思えない深みのある考えですね!
人それぞれにフィギュアの塗装のあり方として求めるものにちがいがありますなあ。
完成品の模型から、背景まで読み取ることは、ふつう困難なことなので、多くは表層の仕上がり具合だけを見て良し悪しの判断はなされているのではないかと感じています。
ある結果が、求めるものの思想性のちがいによるものなのか、技術的練度の低さゆえのものなのか、わからないと思っています。
たとえば、ヘタウマに塗ったら、下手と判断されてしまって困っているんです(笑)。
結果、FINE ! ならすべてよし、でしょうか。
人それぞれにフィギュアの塗装のあり方として求めるものにちがいがありますなあ。
完成品の模型から、背景まで読み取ることは、ふつう困難なことなので、多くは表層の仕上がり具合だけを見て良し悪しの判断はなされているのではないかと感じています。
ある結果が、求めるものの思想性のちがいによるものなのか、技術的練度の低さゆえのものなのか、わからないと思っています。
たとえば、ヘタウマに塗ったら、下手と判断されてしまって困っているんです(笑)。
結果、FINE ! ならすべてよし、でしょうか。
2015/10/24 (土) 17:39:46 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
先日はお疲れ様でした。
久しぶりにお会いできてとてもうれしかったです!また忌憚のないご意見もいただけたと思います!次の糧にいたします。
来年は私もジオラマやそれに付随するフィギュアを作ろうと思っているのですが、「リアルなフィギュア」ではなく、全く異なったアプローチでフィギュアの表現を試してみたいと思っています。
今から来年が楽しみです!
久しぶりにお会いできてとてもうれしかったです!また忌憚のないご意見もいただけたと思います!次の糧にいたします。
来年は私もジオラマやそれに付随するフィギュアを作ろうと思っているのですが、「リアルなフィギュア」ではなく、全く異なったアプローチでフィギュアの表現を試してみたいと思っています。
今から来年が楽しみです!
手を動かさない間に理想だけは、高くなるものなんですかねw
過去にエナメルや油絵具で、いつまでたってもべたべた
して、触ったら色はげたり、指紋つくんじゃないかみたいな
不安定なものしか作ってなかったので。
そんな訳で過去のメソッドをかなぐり捨てて、モノを構築する
に必要なラジカルな視点を常に意識するようになりました。
俺は俺。他人は他人。ということですね。
過去にエナメルや油絵具で、いつまでたってもべたべた
して、触ったら色はげたり、指紋つくんじゃないかみたいな
不安定なものしか作ってなかったので。
そんな訳で過去のメソッドをかなぐり捨てて、モノを構築する
に必要なラジカルな視点を常に意識するようになりました。
俺は俺。他人は他人。ということですね。
2015/10/25 (日) 00:28:42 | URL | REV3 #Q7TRsPbs[ 編集]
わたしもお会いできてうれしかったです。
来年はジオラマですか! それに新しい切り口でのフィギュア!?
湧き出るアイディアが尽きないようですね!
斬新な新作たのしみにしています。
進歩的で、チョー先を行くアーティストには、それを評価する鑑賞眼のほうがついていけないものです。
それゆえ発表当時には不遇な評価しか得られないことも多いのですが、それを気にすることなく突き進んでいきましょう。
やがて時代がついてくると信じて。
来年はジオラマですか! それに新しい切り口でのフィギュア!?
湧き出るアイディアが尽きないようですね!
斬新な新作たのしみにしています。
進歩的で、チョー先を行くアーティストには、それを評価する鑑賞眼のほうがついていけないものです。
それゆえ発表当時には不遇な評価しか得られないことも多いのですが、それを気にすることなく突き進んでいきましょう。
やがて時代がついてくると信じて。
2015/11/02 (月) 20:36:52 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
手を動かさないと、おそらく上手になりますよ(笑)。
だって、スキーは夏の間に上達し、水泳は冬に上達すると昔から言われていますから。
やはり考えが熟成されたり、シュミレーションが行われたり、人格が磨かれたりといった脳内の成長が必要なようです。
みなさん人格者でうらやましい。
だって、スキーは夏の間に上達し、水泳は冬に上達すると昔から言われていますから。
やはり考えが熟成されたり、シュミレーションが行われたり、人格が磨かれたりといった脳内の成長が必要なようです。
みなさん人格者でうらやましい。
2015/11/02 (月) 20:50:17 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]

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