戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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塗装法ご紹介します:ステップ3 魔法の水と神の一手
よく雑誌などで「単色の広い面は間がもたない・・・」といった記述を見かけますが、不思議な気持ちで読んでいました。
そういう考えは思いもよらなかったからです。
私は細かいパーツのついていない広い面が大好きです。
あらゆるテクニックを受け入れてくれる自由なフィールドと感じるからです。

さて、本題に入りましょう。
魔法の水とは実はこれ
薬局に行けば数百円で売っていますので、「オレってオヤジ臭がするんです」とかならず言って買ってください。
これを香水瓶のような小さなスプレーで噴霧しています。
上等すぎる霧吹きやエアブラシでは不規則な模様にならないかも。

実際の作業は続きをお読みください。
ステップ3の作業
ミョウバン水を表面に不規則に、かつ偏在するように噴霧。
ミョウバン水噴霧
作例は比較的まんべんなく付着しています

乾燥後、
基本塗装をはぎ取りながらチッピングを入れます。

ミヨウバン水の噴霧は偶然性に頼る要素が高いので
どんな模様になるか神のみぞ知るですが
チッピングは人力で入れなければなりません。
意識的にやることは、わざとらしくなる可能性がかなり高いです。
車体底面などで用具や力の向き入れ具合を練習した方が良いでしょう。
キズの大きさは蚊の目玉ぐらいを目安にしてください。

自分の技術が完成でないかぎりは、練習と思ってキット一つを無駄にするくらいの気持ちでよいのではないでしょうか。
画家でも大作を描く時には、部分的な習作をたくさん描いています。
カッターで傷を入れる
カッターで傷を入れる

カッターの背で引っ掻く
カッターの背で引っ掻く

カッターのサイドで引っ掻く
カッターのサイドや折れた刃で引っ掻く

プラスチック片で傷を付ける
プラ板で傷を入れる

ピンセットで引っ掻く
ピンセットで引っ掻く

はさみで引っ掻く
ハサミで突いたり削る

目の粗いヤスリ
目の粗いヤスリ

ヤスリを押し当てひねる
ヤスリを押し当てひねるようにする

さて、いよいよ神の一手を入れます。
今回はピンセットを道具に選びました。
いよいよ神の一手
なぜ、その部分の塗装が剥げるのか?
合理的理由を考えながら作業します。
理由が明快なキズは、見る人が説明を要さずに納得してくれるものです。

乗車するとき鋲の付いたブーツで踏むから。
いつも手をかけるところだから。
薬莢が落ちるから(ほんとか?)。
榴弾の破片が飛んできたから。
ランナーでキズいれ
ミョウバン水でできたかすかなシミにも注目

対戦車ライフルで狙撃兵に狙われる部分だから。
キューポラキズ

石ころが飛んできたから。
砲塔横のハッチは閉めるのに難儀するので給弾は装塡手用ハッチから行なうことが多いので。
キズ入れ経過2

砲塔に積もった泥をスコップで払ったから。
スパナを落としたから。
偽装したとき樹の枝でこすった。
キズ入れ

農家の納屋に突っ込んだとき梁や釘で引っ掻いた。
レンガが降ってきた。
レンガ塀に突っ込んだ。
手榴弾の破片が当たった。
キズ入れ悪い見本
規則的なキズは悪い見本

・・・・などとテキトーな理由をデッチあげながらキズを入れます。
作例は、急いでやったために、やや乱暴にすぎます。
大きすぎるキズですが、見せる写真としては
都合が良いでしょう。
きちんとつくりたいなら集中力を持ってゆっくりと慎重に細やかに、そして大胆にやってください。
あくまで偶然の産物として1/f ゆらぎの感覚で(どんな感覚じゃい!)。

ここで作例は迷彩を入れました。
エアブラシをもたない私は
アクリル溶剤でべちゃべちゃにしてから
タミヤアクリルのフィールドグレーとNATOブラウン+ダークイエローを塗り
ボカそうと試みましたが、あまりボケてくれませんね。
あんまり誰もやらないような博物館迷彩をねらいました(←うそ)。
「どんな迷彩であろうとリアルにつくることが出来るにちがいない」という課題にチャレンジするのです。
博物館迷彩にしたわけ

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
はじめまして
スレ違いでスミマセン。
うちのブログお顔だしていただきましてありがとうございました。
陽炎撃沈の件ではやさしい言葉をかけていただきまして恐縮です!
戦車は自分のカテゴリにありませんが周囲にいわれて興味をもっていて、以前履歴で何度かお邪魔しておりました。

よろしかったらまたいらしてください。
私もまたお邪魔させていただきます。
2008/05/04 (日) 20:22:37 | URL | 赤目 #-[ 編集]
うんうん。僕も広い面が大好きです。
筆の流れが障害物でブツブツ途切れるのが嫌いです。

しかし・・・
宮崎さんの塗装方法の記事
めちゃめちゃ面白いです!
そうそうそう!ってうなずくこともあれば
なるほどぉ~!って感心することも。

この先も楽しみにしていますねーっ♪
2008/05/04 (日) 21:28:54 | URL | あに #V8JG6pNI[ 編集]
少しは参考に
少しは参考になってるんでしょうか?
たいしたことはやってないのに
みなさんに褒めてもらえる作品ができたものだから
塗装法を紹介することになってしまいましたが
逐一、写真を見せるのって、すごく恥ずかしいです。
2008/05/04 (日) 23:26:51 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
さっそく
近所のスーパーでミョウバン買ってきました。まだ水に溶けてないので溶けて原液が出来たらやってみて自分のブログに写真を載せたいと思っています。

ゆっくりでいいので技法の紹介を続けてください。お願いします。
2008/05/07 (水) 21:19:11 | URL | hanio #-[ 編集]
最初は
最初はミョウバン水(原液)を
すこしだけ試してみてください。
スプレーの中心にキットを置かず、噴霧の辺境ですこしかかるぐらいで試した方が良いです。
べちゃべちゃにすると、また違った効果があります。

塗装法を人に伝えるのは思ったより困難でした。
人は無数に様々なことを考えながら作業しているのだとあらためて認識したものです。
2008/05/07 (水) 23:22:41 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
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