戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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ショーウインドーをにらみながら
模型店のショーウインドーで戦車の模型を見る。
ウェザリングもていねいで細かいところまで良く手が入っている。
エアブラシを使ったと思われる塗装は
わたしの作品では決して見られない緻密で繊細な感じを伝えてくる。
すごく良くできていると思う。

でも、わたしの目には本物に見えない。
なぜだろう???
どこも悪いところはないというのに・・・。
スプロケット三突F/8
ショーウインドーに自分の作品を置いてみたら
いったいどのように見えるのだろう。
本物に見えるか見えないかのちがいは
どこから生まれてくるものなのか?

根本的な「志向」のちがいこそが、原因ではないかと感じました。
ショーウインドーに飾られていた模型の作者はおそらく
「良くできた戦車模型」を作ろうと志向していただろうと思います。
わたしの場合だと「小さな本物の戦車」を作ろうと志向しています。

確かにあの模型には、
洗練されたわかりやすさ、安心してみていられる美しさがありました。
わたしのようにすったもんだした塗り方でもなく、
突拍子もない技法を試している様子もありませんでした。
あのような仕上げ方法にも少し羨望をおぼえないでもありません。
(ひとつぐらい作ってもいいかなと)

技術的には高度なものを持っていても
わずかな目指すイメージのちがいが出来上がりに差を与えるのでしょう。
模型の楽しみ方は個人の自由なので
どのような仕上げに楽しみを見いだすか、どの作業に楽しみを見いだすか
によって、ほとんど同じような作業をしていても
頭の中は、まったく違う世界を浮遊しているのかもしれませんね。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
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2009/10/16 (金) 22:22:25 | | #[ 編集]
宮崎さんの作品は、今わたくしが一番肉眼で観てみたい作品です!
いよいよ九州AFVの会が迫って参りました。
今年はお声を掛けてくださいね!(笑)
2009/10/16 (金) 22:58:30 | URL | カーク3等陸士 #LgqzBD46[ 編集]
志向の違い
今晩は宮崎さん。
物作りの基本は何?そして求める完成の姿は?私が良く今回のテーマはなどとブログに偉そうに書いていますがそれこそが物作りの基本であり私の志向だと思います。
ホビーショップで見掛ける一番嫌な例は有名プロモデラーの作品です車種は違うのに仕上げ方法が同じなのでどれを見ても代わり映えしない。
宮崎さんの様な探求心が全く感じられない事です。
以前、プロのイラストレイターに聞いた話ですが、一度ブーム(ヒット)になったらいかに才能を切り売りし長続きさせるかがプロなのだと言っていました。
漫画家も画家も歌手もプロのしている事は全て同じように感じますよね~。
人間はある処で形に嵌ったら進化を止めて自分の世界に入ります。それが正解だと(稼げるから?)思っているからです。
私は常々物造りに完璧は無いと考えていますので宮崎さんのような派手さや探求心には及ばないまでも常に進化を求めています。
随分まえに娘と銀座天賞堂に行った時、
完成品のショーウインドーの前で娘がこれは何?と聞くのでこれは完成品の販売コーナーだよと私が言ったら娘がこれが完成品なの?と驚いていました。(娘は生まれた時から私のプラモしか見ていませんでしたので余計感じたのかも)
銀色の機体に真っ黒な墨入れ、まるでペーパークラフトのような販売品。
売り物と考え手を抜いた作品なのか宮崎さんの言うように志向の違いなのかさだかではありませんが本当に模型の楽しみ方は個人の自由と言うしかないですね~。

2009/10/16 (金) 23:56:38 | URL | Hans=Sheaver #-[ 編集]
九州AFVの会は
カークさんに見ていただくのが
ひとつの大きな目的です。
「これを写真に撮ると、ああなるのか」
とでも思っていただければ幸いです。

昨年、九州AFVの会に参加してみて
わたしの作品は模型としての「華」とか「冴え」がないことに愕然としました。
少しでも見栄えが良くなるように、
展示会場でも目立つように、
考えてみたのが、三突F/8と四号駆逐戦車ですが
ほんとうに力を入れて作ったのはチャーチルです。
そのチャーチルも暗いダークグリーンの単色で
昨年のKV-IIの二の舞になりそうですが
渾身の作は、それでもチャーチルです。
華やかな展示会場でしょぼく見えても気にしません。
これがリアルで、これが代表作なんだ。
そんな気持で持って行きます。
2009/10/17 (土) 00:25:31 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
いちごさんへ
コメントありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
2009/10/17 (土) 00:27:38 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
創造性をあげる技法の自由度
どれを見ても代わり映えしない仕上げはイヤですねー!
驚いたのは20年以上前の技法が
まだ、大手を振っていることでした。
(いや、それはそれでいいんですけど、だったら当然すでにバーリンデン越えですよね)

どうやら手持ちの技法の数が少なすぎるのが原因かもしれないと思いました。
だったら、いっちょ既成概念をぶちこわし自由な発想をしてもらうためにも
いままでにない技法を開発しまくるかと(笑)。
思考と言うのは言葉によって規定されます、逆のようですが。
同じように
創造性というのが、技法によって規定されているのではないかと考えました。
それ以外の仕上がりが、思いつかなくなるのです。

わたしが夢見る理想の将来は
100とか200ぐらいの塗装技法をみんながもっていて
作品ごとに、その作品のテーマに合わせて多彩な技法の中からチョイスし
さまざまな表現の作品が溢れるように発表され、
観賞する方も作る方も自由度の高いバラエティ溢れる楽しみ方ができる模型世界です。
クリエティブでありたいですよね、趣味って。
ハンスさんの言われることも、そこだろうと思うんです。
製品を作ってるんじゃなくて、作品を作ってるってことですよね。
2009/10/17 (土) 01:18:40 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
お二方の意見を見て、考えさせられました。私もそうですが、案外モデラーは超保守的なんですよ。いや、今逆にバーリンデン技法がいいかもしれませんよ?
巷に溢れる、高石技法(私も人の事言えません)にはそろそろ・・・
って思っている人も多いと思います。ロック、パンクと過激な音楽を演っていた知人が、やはり最後はクラシックなんだよ・・・と言っていたのを思い出しました。絵描きもクレヨンに始まり、クレヨンに返る、とも。
なにやら哲学っぽく?なりましたが、創作、想像は無限ですから、新しい試みを見たいと言うのもありますね。
2009/10/17 (土) 03:05:41 | URL | dickermax #X.NmPtlw[ 編集]
エアブラシ対筆塗り・・・か?・・・どっちもありでしょ?
 トニー・グリーンランド氏や川村邦人氏なんかは、物理的な作品を主張したいので、塗装は邪魔にならない程度に控えていますよね。
 細部のディティールを主張するには、これはこれで、大いにありだと思いますね。トニーのような手法には、エアブラシの塗膜の薄さは圧倒的な効果を発揮すると思います。エッジが切れます。
 ミゲル・ヒメネス氏や水野シゲユキ氏なんかは、細密加工をしながら破綻を恐れずドンドン行きますよね。こういう手法には、絵画的な筆使用は欠かせないでしょう。まず作品全体で主張しますから、エアブラシの淡泊な表現では、弱すぎます。
 高石誠氏は、その真ん中って感じでしょうか。わたしが、過去に発表されたAFV作品で何が一番好きかというと、高石氏がAM誌に発表されたほぼ素組みのタスカのM4シャーマンです。これは、見事に両手法を駆使されてますよね。
 どの人の作品にもたいそう共感しますが、最近、みんな素晴らしい作品を見すぎで目が肥えてきたので、ちょっと煮詰まってきた感は拭えませんねぇ・・・。

 あとエアブラシの効用に、ペリペリ剥がせるほど、厚く塗るのは難しいですけど、逆に塗膜が薄いので、早く乾くというのもあります。
 たぶんね、使ってみるとそれなりの良さがあると思いますよ。使えるとこだけ、使やぁ良いわけだから。
2009/10/17 (土) 11:18:59 | URL | iChamaru #GV3LfJa6[ 編集]
筆とブラシと私
この前水野さんに基本塗装は筆とブラシどっちつかってるかと伺ったらどっちも使ってるよ。と
最近ぼくは筆のタッチがうるさいとき、
ブラシでぼかすような感じに使うことある
んだけど水野さんもそんな使い方もするそうです。
エアブラシは木炭画でいう練り消しのかわりなのかもしれません。
こういうときにはこうとちゃんとした分け方ではなくて
感覚的な感じなんでしょうね。

展示会場などで目立つのはなかなか難しいですよねぇ。
太陽の光でいい感じに見えるようなリアル志向作品は
どうしても展示会場の様な場所だと沈んでしまう気がします。
だから僕は展示用の作品は
明度差をつけたり、
材質によるツヤの差をつけたり、
ジオラマなら「水」「濡れ」をどこかに置いたり、
展示方法を考えるようにしています。
それだけでも随分違う気がします。
2009/10/17 (土) 14:11:44 | URL | あに #V8JG6pNI[ 編集]
最近美術館なんぞに足を運ぶ機会があったんですが、超小型ライトをスポットライト的に使い光量を確保していたり、ディスプレイという点で参考に出来る部分がありそうに思いました。

美術品のような紫外線や強い光線は使えないといった制限は無いわけですし、ネットモデラーが撮影環境に労力とお金をかけるみたいに、リアルモデラーは展示環境に労力とお金をかける必要があるのかもしれません。

勿論モノの完成度が第一でしょうが、そんな些細な事ばかり気にしている昨今です。
2009/10/17 (土) 20:26:52 | URL | 池田 #LKQ.kB96[ 編集]
これプラモってレベルじゃねぇぞ!
いやーモデラーたちの集大成、勉強になりますな。

宮崎様の四号駆逐戦車と似たような趣向の作品(?)を見つけました。
http://www.missing-lynx.com/gallery/german/concretepanzersz_1.html

シンプルな退色表現と汚しで、本物っぽく見せるというのがスゴイ。
2009/10/17 (土) 20:53:10 | URL | king chi-he #-[ 編集]
男性の保守性
そうなんですよね、dickermaxさんのおっしゃる通りモデラー(そのほとんどは男性)は保守的なんですよね。
いつも同じ店に寄り、飽きることなく同じ注文をするのはほとんど男性です。
女性からすれば、たまには違う料理も食べてみたら?と言いたくなるようです。

心理カウンセラーも嘆いています。
男性は、これまでの自分を間違っていたと認めることはしないと。
柔軟な意識改革とか自己変革が極端に苦手であると。

やっぱり男性は、
誰だって心の中では自分が一番だと思っているところがあるし、
プライドも高くて、自分の選択が間違っているとは思いたくもないし、
他人に指図されるのは我慢ならない生き物だから、
頑固で保守的なのは無理もないと思います。
わたしも、
もっと多様性のある作品作りをしたらという主張においては、頑固ですし(笑)。

そこで、男性のもうひとつの特徴である「競争的」という部分を上手く利用してやれば、変化に結びつけられるかもしれないです。
多様性を競うような方向に向かえば
より個性的な作品もどんどん出てくるかもしれないのですが。
 
2009/10/17 (土) 21:19:18 | URL | 宮崎 #cXp81IFc[ 編集]
>iChamaruさんへ
タスカのM4シャーマンに感銘を受けるモデラーは多いですね。
ただならぬたたずまいを感じさますものね。

>目が肥えてきた
工作偏重のように感じる国内AFV模型が
塗装の方にも工作にかけると同じくらいのエネルギーと時間をかけるように変わってくると
もっともっとすごい作品が
いろんなモデラーから発表されてくるかもしれませんよ。
わたしは期待しているんです。

エアブラシもぜひ使ってみたいと思っています。
そのときは、エアブラシの特性を活かしたすごい作品を作る構想をもっているんです!(笑)
2009/10/17 (土) 21:38:32 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
>あにさんへ
今年の年頭に立てた目標は
「この1年で塗装技術のすべてをマスターする」
でした。

ですが、まだエアブラシを試すまでに至りませんでしたし、外国製塗料も使ったことがありません。
やればやるほど、いままで見えなかったものが見えるようになってきて
とても「マスター」とか、そんな言葉を当てはめようとすること自体、おかしなことだと思うようになりました。

来年も引き続き、塗装分野を重点において研究していくつもりです。
とうぶん筆塗りですが、筆でできることの限界をつかんだら、エアブラシの世界にも足を踏み入れたいですね。

やはり展示会やコンペティションに出品する際には、強力なライバルの中で
いかに自分の作品を際立たせるかの周到な計算が必要なようですね。
自分だけの世界にこもった作品なんですよねえ、わたしのは。
そういう意味で、AFVの会は楽しみなんです。
今度はどんなショックを受けるかと思って(笑)。
2009/10/17 (土) 22:01:56 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
>池田さんへ
美術館のようにムードで盛り上げて
照明などで展示方法にも工夫を凝らせば
さらに良い見せ方ができるでしょうね。

ところで池田さん、ブログを立ち上げようとしているのではないですか?
わからないことがあったらメールで聞いてください。
わかる範囲で、説明できると思います。
これまでいろいろ経験を重ねてきているもんですから。
2009/10/17 (土) 22:08:24 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
>king chi-heさんへ
いつもありがとうございます。

ご紹介された砲塔の作品は
わたしも一瞬本物かと思いました。
これは「褪色した色使い」に秘密があると思います。
現実世界は、思ったより褪色した色彩の世界ではないかと認識しているところです。
2009/10/17 (土) 22:49:32 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
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