戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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発掘!四号駆逐戦車 完成
四号駆逐戦車完成です。
といっても、九州AFVの会の前にすでに完成していまして
出展したときのままなのですが
お披露目写真がやっと用意できたんです。

展示会場などでは、心もざわついていますので
ものすごく小さなところまでは
目が届かないと思います。
こだわった蝶番ですが、肉眼で確認するのは、ちと難しいところ。
四号駆逐戦車完成蝶番
いちばんの見所は、前面装甲でしょうか。
ネチネチ塗料を使った部分は、
そのままではどうもリアリティに欠けていましたので、
赤サビ色のパステルを擦り込んでみました。
四号駆逐戦車完成前面装甲

四号駆逐戦車完成サイド
忠実な再現の(リアリティを上げる)ための技術は、ここまで。

以下は、印象的再現の(芸術性を高める)ための技術といえるでしょう。

自分が今どちらの作業をしているのか、意識して作業すると良いかもしれません。
たとえば、
極端なスミ入れやドライブラシは印象度を上げるための技術であって
リアリティを上げるための技術ではないと意識するようなことです。
フィルタリングやチッピングも考え方で、どちらにでも使える技術ですので
目的を明確にして使えば、結果の判断に迷いがなくなるのではないでしょうか。
この四号駆逐戦車の作例では
それらの一般的に知られる定型化された技術はいっさい使用していません。
「そんなもの使わなくったってリアルになる。
いや、むしろ使わない方がリアルになる」
というわたしの暗なる主張でもあります。


もう少しで完成というところで
手を滑らせて、落下させてしまいました。
アイドラーホイールにダメージが!!
パーツを替えれば、なかったことになりますが
神様が、「ダイナミックさが足らん!」と思われたのでしょう。
まさに神の一手と考え、そのままに利用しています。
四号駆逐戦車アイドラー
「おい!それは技術と言わんだろう」
そ、そうですか・・・
発想の技術といいますか・・・。(汗)

内部に植物を植えましたが、
今一歩、市販の植物にはリアリティが足りないようです。
四号駆逐戦車完成植木
リアリティがなくては具現化されたアイディアが活きませんね。
やはりリアリティがベースにあってこそ
インプレッシブな表現も活きてくるというものです。

ここでネタばらし。
レッドプライマー色と想定して、使用している
彩度の高い塗料は、なんだと思われますか?
スプロケットの歯や
四号駆逐戦車スプロケ
リアサイドに使っている色です。
四号駆逐戦車完成リアサイド
じつはこれ、ポスカ オレンジなのです。
下地が白だとさすがに毒々しいオレンジになってしまうのですが
下地がダークな色だとやや沈んだ色に変わります。
(塗ってしばらくすると落ち着きます)
印象度を上げるためのテクニックとして使ってみました。


白いものは、例のごとくポスカ ホワイトです。
大胆に配色した後、アクリル溶剤をつけた筆などで、
撫でこすり、形を崩してやります。
これをやれば、誰の作品でも芸術作品に早変わりです。
(ほんとですよ!)
四号駆逐戦車完成スプロケット
白を入れることで、明暗の「明」の基準色ができるので
ほかの色が引き立つのではないかと思うのです。
純白では、あんまりだと思われる場合には、すこし汚してやればいいでしょう。
お手持ちの旧作で試してみてください。
何かが変わります。
信じられないかもしれませんが
何かが変わります。

ゴッホ塗りを試すまでもなく
今回は、かなりゴッホ調だといえるようですね。
四号駆逐戦車前面
今まで作った作品の中で、もっとも彩度が高いです。
思い切った大胆な基本色を油絵の具で塗装し
溶剤(油彩用ブラシクリーナー、ラッカー溶剤)にて剥がしたものです。
ラッカー溶剤は下地までおかすので危険です。
油彩も乾燥が進み過ぎるとブラシクリーナーでは落ちなくなってしまいました。
その後、安全策として
アクリルガッシュによる塗装に切り替え
アクリル溶剤で剥がしをおこないました。
四号駆逐戦車一枚の絵
タミヤのラングを使用したことのいちばんの問題は、やはり転輪ですね。
厚み不足が気になります。
土の中に埋める予定を変更した時点で、リプレイスすべきでした。
今回はこのままで、目をつぶらせてください。

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コメント
この記事へのコメント
初めまして!
MROBOさんのリンクからお邪魔しました。
ピカと申します。
以後宜しくお願いします。

それにしても素晴らしい塗装ですね♪
自分はAFVは作らないんですが、塗装や改造、考え方等を学ばせて頂いています。

これから時々お邪魔します。
それでは。

2009/11/16 (月) 18:22:59 | URL | ピカ #-[ 編集]
お久しぶりです
四号駆逐戦車、完成おめでとう御座います!そしてお疲れ様でした。
しかし相変わらずの素晴らしい塗装表現。ベースがプラとはとても思えません…

>>考え方で、どちらにでも使える技術
そこにはセンス、というペーソスも多分に必要、かと…。それにしても完成品は眼福であります。
アクセントの小物も素晴らしいですね!
2009/11/16 (月) 18:47:33 | URL | いさな. #-[ 編集]
はじめまして、ピカさん
ブログ拝見いたしました。
汚しには抵抗がないタイプのモデリングですね。
うまいぐあいに小さなボトムズにチッピングが入っているのは感心しました。
これからもよろしくお願いします。
2009/11/16 (月) 23:21:16 | URL | 宮崎 #aCjEJllY[ 編集]
お久しぶりです、いさな.さん
ありがとうございます!
リアリティよりも演出の方がまさっている作品のようではありますが、
比較的短期間で、ストレスなくできたので楽しい思い出の多い作品でした。

年をとって根気が続かなくなったら
この方向で作る方が良さそうです。
ガチでリアリティを追求するのは、やはり疲れますから。
ただ、マイケルジャクソンの『This is it』を観てきたんですけど、一流ばかりが集まって作るステージのすごいこと。
「おまえの努力なんか、ぜんぜん足りんよ」
といわれてる気がしました。
パフォーマンスの裏に隠れた努力は、ものすごいものがあるんだと思います。

この歌(王者、侍ジャイアンツ)
http://www.youtube.com/watch?v=rFHDKl0_RdU&feature=related

「鉄の左腕の折れるまで
熱い血潮の燃え尽きるまで」
とか
「灰になっても飛ぶ火の鳥さ」
っていうフレーズ好きなんですよねー。
(ふ、古い!?)
2009/11/16 (月) 23:40:30 | URL | 宮崎 #cXp81IFc[ 編集]
画像UPお疲れ様です。
改めて何度も見ましたが、ポスカホワイトの使用が一番の驚きですね。
殆どのワザは大いに吸収したいのですが、宮崎さんの作例はあまりに独創的なので、そのままやってしまうとどうして真似した感が出てしまうのが難点ですね(コッソリ見えない所で鍛錬させて貰っていますが、1,2割吸収できたかどうか...)
2009/11/17 (火) 00:06:04 | URL | あきら式改 #z.Jczy7U[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/11/17 (火) 02:59:24 | | #[ 編集]
初めまして。
Ⅳ号ラング完成おめでとうございます!
凄い完成度ですね!

私も上手くなりたいと思っていますが、なかなか・・(泣)
私は1/35ドラゴン・レパルド列車砲でハマりまくっています(泣)
では、また遊びに来ます!
2009/11/17 (火) 11:45:49 | URL | 模型クマ #XZ039GEA[ 編集]
あきら式改さんへ
ポスカは、失敗しても落としやすくてですね、気楽にやれます。
フエルトの先が大きい方で、ポチッとやる感じですかね。

雑誌はこれから見てみます。
2009/11/18 (水) 07:22:06 | URL | 宮崎 #cXp81IFc[ 編集]
はじめまして、模型クマさん!
ありがとうございます。
思い切って派手目に塗ったことで、これまでの自分の作品と大きく異なる雰囲気を持つものになりました。
その結果から、また新たな地平が開けてきたような気がしています。

レオポルト列車砲とは、すごい大物キットですね。
細かいところに手を入れ出したら、永遠に完成しないライフワークと化してしまいますよ(笑)。
魔改造の方が気になりました。
2009/11/18 (水) 07:32:07 | URL | 宮崎 #cXp81IFc[ 編集]
レベルの違いを見せつけられました
今月号のAM誌でも、この作品、見せていただきました。知ってる方の作品を雑誌上に見つけるのは、楽しいものですが、あの小さな写真1枚では、この作品の凄さは伝え切れません。
いや、堪能させていただきました。
既存のテクニックにあえて背を向け、常に独創的な方法を追求される姿勢に、敬意を表します。
2009/11/19 (木) 21:38:28 | URL | ヒロナリ #-[ 編集]
こんにちは、ヒロナリさん
ヒロナリさん、最近ほめ過ぎてませんか(笑)。
各地の展示会では、すばらしい作品が出品されているはずです。
もっと詳しく紹介する雑誌が現れないかと期待しているのですが。
2009/11/19 (木) 23:26:32 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
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