戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
まだまだ続くよどこまでも、ヤークトタイガー
チッピングを入れます。
ようやく慣れてきました。
コツは、刃先で塗料を押さえつけるように下向きに力を加えることでしょうか。
チッピング1
チッピングが入る場所は、入る理由を考えて入るべき場所に集中して入れ
必然性の少ない場所にはほとんど入れないように「集中と分散」法則に則り施しています。
チッピング2
一度に全部入れてしまうわけでなく、数日に分けて、あるいは気が向いたときに、また、必要を感じた時に入れています。
最終的に大小合わせて1000~3000コは入っているのではないかというのが実感です。
チッピング3

やりすぎてプラ地が露出することもあります。
チッピングやりすぎ
アイアンでも流しておけば、のちの展開でいくらでも変化が可能です。
チッピングやりすぎ修正
ここはオーソドックスに、ダークイエローにて修正しておきました。
チッピングやり過ぎ修正2


サイドスカート部の塗料のはみ出しを見つめてどのように処理するのか
考えをめぐらしました。
これはコンプレッサーが使えなくて手塗りされた車輌の設定です。
モップが筆代わりに使われたことは疑いようもありません。
巨大な車輌に、小さなハケでは作業効率が悪すぎるからです。
結論として、「実際にも塗料が浸透して少しはみ出すのではないか」
「スカートの継ぎ目には塗料が流れるのではないか」
と思いました。
サイドのはみ出し修正
未熟な出来ですが、こうなりました。
(どうせ後でわからなくなりますので、いいんです)
サイドのはみ出し
キャタピラの横の部分も、同様の考えから
塗料垂れを表現して遊んでみました。
塗料の流れ


パステルを塗っておいた部分の塗膜を破ります。
ここは雨が溜まり腐食が激しいだろうと思った部分です。
(実際は、ほとんど錆びないようです)
塗膜破り

サイドスカートアタッチメントの周囲もやります。
塗膜破り2


ここから、塗料で埋まって眠たくなっているモールドや
スキマの再現に取組みます。
「スキマはリアルに見せるための生命線である」
その思想のもとにスキマというスキマにはすべて刃物を入れます。
スキマをつくる
キズが付き過ぎたら、修正しておきます。
スキマ修正

ボルトまわりもシャープにします。
ボルトまわり

ベンチレーターの穴も。
エアブラシ派の人には、何やってんだかという感じですかね(汗)。
折れたピンバイスを使っています。
ベンチレーター穴
迷彩塗装部分のやりすぎの修正は、あとで一度にやります。

ペリスコープ周辺も。
ペリスコープ周辺

操縦手ハッチ周辺も。
操縦手ハッチ周辺

ベンチレーター


フロントに再現した溶接痕にはアイアンで下塗りしました。
溶接痕アイアン
その上からダークイエローを。
溶接痕ダークイエロー
最近発見した新しい理論は「サビの近くに白を入れろ」です。
これで、全体の明暗のダイナミックレンジが白~黒まで広がります。
明暗の幅の狭い作品は、「ぼんやりした印象」になります。
フィギュア塗装において、しつこいほどの影やハイライトを入れることと同じ効果をもたらすのだろうと考えています。
もうひとつは、「サビがリアルに見える」効果があるのです。
溶接痕ホワイト
サビ色のパステルを塗ります。
ここでは色の選定を誤りました。
溶接痕サビパステル
今ひとつサビに見えない印象ですが、次ぎにいきます。
クリアーオレンジを投入してみます。
溶接痕オレンジ
もう一度、サビ色のパステルを部分的にいれます。
写真ではわかりにくいですね。
溶接痕サビパステル2
最後に、ダークイエローを真ん中にのせていきます。
溶接痕7
これは溶接痕そのものが錆びるのではなく、周囲の凹みに水が浸透してサビが発生するという見識をもとに再現してみようと試みたものです。
最終的な仕上がりはお楽しみに。


ホワイトはほかの部分のサビにも入れています。
白入れろ

白を入れろ2

不自然さがはなはだしいホワイトにサビ色のパステルを追加。
白を入れたら修正
その次にクリアーオレンジを入れます。
パステルを塗っている部分に一差しすると表情に深みが出て、リアルな印象です。
オレンジ入れ

ここはまだ完成とはいきませんね。
オレンジ入れ2


エンジン点検ハッチのフチに厚く付いた塗料を剥離し、もとの形状を出します。
エンジン点検ハッチ1

ハッチロックも削ぎ落とします。
ハッチロック1

ハッチの周囲はプライマー色で。
エンジン点検ハッチ2

小爆発でハッチが持ち上がった時にハッチロックのボルトが飛んだり
変形したところを表現するつもりなのです。
ハッチロック2

少し塗料がしみ流れた表現にしてみました。
エンジン点検ハッチ3
今後、爆発あるいは火災跡をどのように表現するのか
機関室上部の塗装は、ひとつの勝負どころとなります。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
サビの近くには白ですか。
確かにコントラストがはっきりしそうですね。
今度試してみます♪
2010/02/15 (月) 19:38:37 | URL | ピカ #-[ 編集]
ピカさんへ
ほんの少しだけやるのがイイ感じだと思います。
基本、人間というのはやり過ぎるものであります。
やり過ぎてこそ、それがわかるのかもしれません。
2010/02/16 (火) 00:08:25 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
大サービス
今回は大サービスですね。

製作工程に時間もかかりますが
撮影も大変そう。

でも写真撮影は俯瞰でチェックできるので
必要な作業でもあります。

砲弾が中の炸薬によって飛び散り
それを車体の表面に思いっきり浴びる。
そんな感じの表現でしょうか。

筆塗りは埋もれたディテールの彫りなおしをやるんですね。
勉強になりました。
2010/02/16 (火) 14:29:58 | URL | まる #-[ 編集]
エアブラシでは
件のチッピングは、エアブラシ塗装では、塗膜が薄すぎて難しそうですねぇ・・・・。

|エアブラシ派の人には、何やってんだかという感じですかね

 それは言えてるかも・・・・(^_^;)

 でも、宮崎さんの手法を見ているとエアブラシ派は、今までちょっといろいろ勘違いしてたのかなぁ・・・と最近つくづく思いますよ。・・・ほんとに。
2010/02/16 (火) 17:53:19 | URL | iChamaru #GV3LfJa6[ 編集]
まるさんへ
飛び散った炸薬の付着や粉砕破片の状態など
本物を見てみたいです。
想像の産物では、やはり限界がありますねー。

筆塗りでも、薄く重ね塗りを心掛ければ
彫り直しをしなければならないほどに、ヒドくはならないのですが、
今回は、ポスカをガンガン塗っていたせいで
かなり埋もれてしまってました。

総じて、この作品で訴えたいことは
「どんなにまずい表現でも、なんとかリカバリーできるので、おそれずやりましょう」
ということと
「最初から、リアルな表現が出来上がるのではなく、修正を重ねてやっとたどり着くものなんだ」
ということなのです。

まるさんの挑戦中のセンチュリオンの推移は興味深く見守っていますよ。
2010/02/17 (水) 20:26:07 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
iChamaruさんへ
パステル厚塗り法をエアブラシでやってみるのも面白いんじゃないでしょうか。
結果がどうでるか知りたいものです。

筆塗りでやった場合は、塗膜の厚みさえ見えますので、オーバースケールな表現であることは間違いありませんね。

あらゆる道具は利点と弱点は表裏一体。
エアブラシは、薄い塗膜やきれいな階調を生み出すことが出来ますが
一方で、情報量の少ない均一な塗装面となってしまいます。
筆とエアブラシを上手く使い分けることが、賢いやり方だと思いますが
とりあえず意固地になって、筆だけでやってます(笑)。
2010/02/17 (水) 20:41:21 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
パワー!
こんにちは宮崎さん。
いやはや凄いモノを見ちゃった感じです。
AFV製作に対するアイデアや技術、そしてブログにこれだけの写真を貼るパワー!どこからそんなパワーが湧いて来るのか一度「宮崎パワーの秘密」を研究したいですよ。
こうなると何だかホビー誌が物足りなくなりますね。
でも実際にはホビー誌ライターの方々も誌面に掲載される何倍もの写真を撮りつつ作業している訳ですから、本当に宮崎さんをはじめブログをやっている方々、ライターの方々には頭が下がります。
リカバリーに次ぐリカバリー行き着く先が楽しみです。
2010/02/18 (木) 11:19:35 | URL | ハンス #-[ 編集]
製作過程の写真
ふつうはヘタクソな途中経過の写真は
見せたくないのが心情なのですが
一度見てもらえば、いろいろなことがわかるんじゃないか、
参考にしてもらえることがあるんじゃないかと思い細かく掲載することにしました。
それにしても、写真を撮りながらの作業だと
集中力が落ちるのか?作業が乱雑になりがちで
よけいにヘタに見えてしまって
お恥ずかしい限り。
最後はどこかで、ビシッと締めたいです。
2010/02/19 (金) 08:17:38 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 戦車模型 AFV fun all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。