戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
光源鈍角反射褪色
空気層褪色のように、遠くにあるものが空気中の塵などによって褪色して見える場合だけに限らず
近くにあるものが褪色して見える(本来の色でない色に見える)のはなぜか?
そのひとつの答えが、空などの映り込みによる「映光褪色」だと思ったわけですが
もうひとつ、私が思う褪色理論の決定版を発表します。

色は光が当たることによって生まれますが
その当たり方に秘密がありました。

図1は、主光源である太陽と塗装面と観察者の位置関係を模式的に表したものです。
図1
太陽からの光が反射して観察者に届く角度 a が
鋭角、または小さければ小さいほど
色は鮮やかに見えます。
(太陽の映像そのものが反射し目に入る角度を除く)
一般的に、「順光」と呼ばれる環境です。

これに対し、図2では光源と観察者でつくる反射角 b が鈍角となります。
図2
このとき本来の色とは大きく異なり、くすんだ色合いに見えるのです。
「なんだよ、それは逆光じゃないか、かげになっちゃうじゃないか」
と思われるかもしれませんが、そうとは限りません。
図3は、三者の関係を真上から見たものです。
図3
塗装面が、A の位置:角度にあるときは「陰」にならず、色はくすんで見えます。
A と B は観察者から同じ距離にある塗装面ですが
(図が、同じ距離に見えないのは、描いた人がヘタだから)
色は同じには見えないのです。

「だからどうだってんだ(模型とどう関係あるんだ)」
といわれると、
またそれは別の問題です(汗)ってことになるのですが・・・。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
色の感じ
宮崎さん!お久しぶりです。
光と色の関係、宮崎さんのおっしゃっている意味が良くわかります。
私はいつも家の少し暗めのところで模型の塗装をしているのですが、
外に出て作品を見るとどうしても感じが変わって見えてしまって・・・
塗装時に悩む所です。
今まではなんとなく感じていた事が、
宮崎さんの説明を見ていてわかってきた感じがします。
わかってきても塗装が上達するかは不明ですが、
これからは光の加減も加味して、
塗装をしてみたいと思いました。
では、これからもよろしくお願いいたします。
2010/03/11 (木) 10:59:07 | URL | かおり #UTTqB9Tc[ 編集]
おひさしぶりです、かおりさん!
私もかおりさんと同じ経験があります。
真夜中に蛍光灯の下で塗った色と
昼間に冷静になって見たときの色のちがいに愕然としたことが。

ひとつには、蛍光灯の光の波長と太陽の光の波長がちがうことが原因だと思います。
カメラにはオートホワイトバランスという機能があって、
自動的に同じ色に写るようにしてくれますが、
人間の目のオートホワイトバランス補正機能は、
それとはまた少しちがうのでしょう。
「どうせ展示会などでも蛍光灯の下で見るんだからいいんだよ」
という意見もあるかもしれませんね。
太陽の下で塗ったらどうなるのか?興味があります。
野外にて調色し、塗ると出来上がりは、ちがったものになるのでしょうか?
一度は実証実験をしないと、なんともはっきり言えませんからねー。

もうひとつは、
人間の目の自動補正機能に関することなのですが、
自分の世界にこもり集中して塗っていると
多少明度が低かろうが、自動補正機能が働いてしまい
暗さを感じないし
ものすごく微妙な色のちがいまではっきり感じられるようになって
とんでもなく狭い階調の中でものすごく多彩な仕事をしているときがあるんですよね。
でもそれは、翌朝、冷静になって見ると
パッと見、なにも見えない・・みたいな。

人間の目は数分でも同じ色を見ていると
すぐ補正機能が働いてしまうらしいので
デザイナーなどは、
グレイの壁(白ではダメだそうです)を交互に見つめながら
配色デザインするそうです。

微妙な濃淡や色合いの変化にも
同じことが言え
ながーく見つめていると、
見えなかったものがだんだんと
見えてくるようになってしまうんだと思います。
その異空間で仕事をしてしまい
かんちがい作品が出来てしまったことがあります。
おもしろいですよねえ。
これが木を見て森を見ないということ、そのものですか。
2010/03/11 (木) 20:47:49 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
たぶん
フレネル反射とかそういうやつですか。
2010/03/12 (金) 14:45:52 | URL | 310 #-[ 編集]
野外にて調色し、塗ると出来上がりは、ちがったものになるのでしょうか?

それ、やったことあります。
と、言うより飾る場所などによって調色の方法をかえています。
例えばジオラマなら、野外で。
展示会なら蛍光灯で。

みたいなことをやっています。

やはり気のせいか、野外で調色した色を蛍光灯で見るとちぐはぐなかんじがします。

詳しくは語れませんが、やはり全然別の物になります。 ・・・多分。

2010/03/12 (金) 19:59:11 | URL | MiZi #-[ 編集]
宮崎さん、こんばんは。なにやら、光の波長に首ったけの雰囲気ですね。


変な話ですが、メイクアップする時に室内の窓は北から光が入り込む窓でします。その方が野外に出ても違和感のないメイクアップが出来るんです。


またダイヤモンドの4Cの一つにカラー(色)の識別する時も、北からの光が入る所で識別します。


多分、自然光の中でもより薄い色が見いだしやすいんでしょうね。


宮崎さんのおっしゃっている波長に、なるほど!と納得しております。いつも色々勉強になって、拝見するのが楽しいです(^_^)v

2010/03/12 (金) 22:45:29 | URL | チャン家のママ #-[ 編集]
はじめまして、310さん!
>フレネル反射
あたらしい言葉を教えてもらってありがとうございます。
フレネル反射で調べてみたのですが
圏界面での反射率の変化を指すみたいですね。
ちがっていたらごめんなさい。
今回の話とは少し異なるようですが、また別の機会に考えるヒントになるかもしれません。
視野を広げていただきありがとうございます。
2010/03/12 (金) 23:33:03 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
はじめまして、MiZi さん!
野外で塗装をやったことあるのですか!
さすがですねえ。
飾る場所によって調色を変えるという、細かい技を取り入れていらっしゃるとは!
色調のちがいをコントロールできるノウハウを
すでに手中にしているということですよね。

どれくらい違いが出るのか、私もやってみます。
記事のネタにもなりますからね(笑)。
2010/03/12 (金) 23:38:40 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
チャン家のママさんへ
ほほう、お化粧も自然光を取り入れてされてるんですね!
だからキレイなんでしょー(たぶん)。

北からの光というのが、ポイントですね。
太陽の直接光ではなく
間接光となる向きですから
それが、薄い色でも見やすくなることにつながるのでしょうか。
ということは
塗装机も北向きに置いたほうが良いのかもしれませんね。
2010/03/12 (金) 23:47:16 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 戦車模型 AFV fun all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。