
「パステルレモン」なる新色を買い求め、部分的に塗ってみました。
できるだけ発色の良い色をさがし
しかも、チューブの生の色を塗るなどという方向性は
数年前の自分では考えられなかったことです。
この変化に自分でも驚きます。
イメージ的にはOK
この色でも実車写真の色と比べると、まだ彩度が足りないくらいなのです。
そうであっても、これでOKと判断するのは
人間の色記憶は曖昧であることと、
この迷彩が、色味よりも配色の方が強烈な印象を残すからでしょう。
ところで
最近では、RALカラーそのものを正しく再現することに執念を燃やすような塗装はほとんど見られませんが
原理的には、いくら再現しようとしてもほぼ不可能だそうなんです。
たとえ、蛍光灯のもとで等色させたとしても
タングステンランプや太陽光のもとで見ると
異なる色に見える現象が起こるからです。
それぞれの色を、分光測色計で測定すると、波長領域によって反射率が異なり
光源の種類によって反射されて出てくる色にちがいが生まれるためです。
『これを完全になくすためには、色見本に使われているのと同じ着色材(顔料・染料)を用い、配合比も同様にする必要がある。
ところが、色見本の着色材、および配合比が不明であったり、色見本と製品が異なる素材である場合、完全に等色させることはほぼ不可能である。
このように、ある照明下では同じ色に見える色が、異なる照明下では違った色に見える場合、これを条件等色(メタメリズム)と呼んでいる。』
新星出版社刊『カラー版徹底図解 色のしくみ』より
できるだけ発色の良い色をさがし
しかも、チューブの生の色を塗るなどという方向性は
数年前の自分では考えられなかったことです。
この変化に自分でも驚きます。

この色でも実車写真の色と比べると、まだ彩度が足りないくらいなのです。
そうであっても、これでOKと判断するのは
人間の色記憶は曖昧であることと、
この迷彩が、色味よりも配色の方が強烈な印象を残すからでしょう。
ところで
最近では、RALカラーそのものを正しく再現することに執念を燃やすような塗装はほとんど見られませんが
原理的には、いくら再現しようとしてもほぼ不可能だそうなんです。
たとえ、蛍光灯のもとで等色させたとしても
タングステンランプや太陽光のもとで見ると
異なる色に見える現象が起こるからです。
それぞれの色を、分光測色計で測定すると、波長領域によって反射率が異なり
光源の種類によって反射されて出てくる色にちがいが生まれるためです。
『これを完全になくすためには、色見本に使われているのと同じ着色材(顔料・染料)を用い、配合比も同様にする必要がある。
ところが、色見本の着色材、および配合比が不明であったり、色見本と製品が異なる素材である場合、完全に等色させることはほぼ不可能である。
このように、ある照明下では同じ色に見える色が、異なる照明下では違った色に見える場合、これを条件等色(メタメリズム)と呼んでいる。』
新星出版社刊『カラー版徹底図解 色のしくみ』より
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用


この記事へのコメント
強い色同士の3色迷彩なのに
落ち着くものなんですね。
全体を遠くから見ると、それぞれの色の強さを感じません。
迷彩色で僕が苦労してるのが
イスラエル・メルカバ戦車の「シナイ・グレー」です。
海外の模型関連のSNSサイトなども調べて何度調色してもイマイチなんです。
顔料・塗膜の厚さ・下地色なども同じにしないとダメでしょうね。
仮に同じもので塗ってもイスラエルと日本では空や土の色が違うので同じ色に見えないでしょうが。
今度フォトショップで「CMYK分解」して塗ってみようかな。
「色の素」なるものも販売されてるので。
落ち着くものなんですね。
全体を遠くから見ると、それぞれの色の強さを感じません。
迷彩色で僕が苦労してるのが
イスラエル・メルカバ戦車の「シナイ・グレー」です。
海外の模型関連のSNSサイトなども調べて何度調色してもイマイチなんです。
顔料・塗膜の厚さ・下地色なども同じにしないとダメでしょうね。
仮に同じもので塗ってもイスラエルと日本では空や土の色が違うので同じ色に見えないでしょうが。
今度フォトショップで「CMYK分解」して塗ってみようかな。
「色の素」なるものも販売されてるので。
これほど原色に近く、強い色を
戦車に塗ったのははじめてで、
「これで本当にリアルになるのか?」
と思われるかもしれませんが
半信半疑なのは、わたしもおなじで
勝算があってのことではないんですよねえ(笑)。
遠くから見ると、それぞれの色の強さを感じないという意見は、わずかな光明です。
グレイという色は、もっとも沈みがちで
主張が弱く、カモフラージュに適しているはずなのですが
なぜかグレイに塗られた戦車はありませんよね。
知る限り、色味のないグレイスケールで塗られた戦車は、地球連邦軍61式戦車だけです。
戦車というものは、目立ってはいけないが
一方で、目立たなくてはいけない存在であるからではないかと思っています。
周囲を威圧し制圧する存在であるために
ある程度の存在感が必要とされるのではないかと。
グレイスケールだと、ぼんやりした印象になってしまいますから
なんとなく弱そうに見えると思います。
その意味では、P40というのは
カモフラージュなどではなく
完全に警戒色なのだと思えます。
まるさんの塗ってらっしゃるメルカバ4のシナイグレーは、もしや主張が無さ過ぎて気に入られていないのでは?
最新のシナイグレーの分析は、詳しくないのですが
昔のメルカバ1だと
私のイメージカラーは「うぐいす色」なんです。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/tori_htm/uguisu_iro_00.htm
>フォトショップで「CMYK分解」
これは最新の秘密兵器ですね!!!
戦車に塗ったのははじめてで、
「これで本当にリアルになるのか?」
と思われるかもしれませんが
半信半疑なのは、わたしもおなじで
勝算があってのことではないんですよねえ(笑)。
遠くから見ると、それぞれの色の強さを感じないという意見は、わずかな光明です。
グレイという色は、もっとも沈みがちで
主張が弱く、カモフラージュに適しているはずなのですが
なぜかグレイに塗られた戦車はありませんよね。
知る限り、色味のないグレイスケールで塗られた戦車は、地球連邦軍61式戦車だけです。
戦車というものは、目立ってはいけないが
一方で、目立たなくてはいけない存在であるからではないかと思っています。
周囲を威圧し制圧する存在であるために
ある程度の存在感が必要とされるのではないかと。
グレイスケールだと、ぼんやりした印象になってしまいますから
なんとなく弱そうに見えると思います。
その意味では、P40というのは
カモフラージュなどではなく
完全に警戒色なのだと思えます。
まるさんの塗ってらっしゃるメルカバ4のシナイグレーは、もしや主張が無さ過ぎて気に入られていないのでは?
最新のシナイグレーの分析は、詳しくないのですが
昔のメルカバ1だと
私のイメージカラーは「うぐいす色」なんです。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/tori_htm/uguisu_iro_00.htm
>フォトショップで「CMYK分解」
これは最新の秘密兵器ですね!!!
宮崎さん、はじめまして。
子供の頃、タミヤの戦車プラモを夢中になって作っていた者です。
特に、大戦中のドイツの戦車がすきでした^^; 戦後のものでは、T-55とかT-62などのソ連の戦車を作った覚えがあります。洗練されていない雰囲気が、すきでした。 でも、戦車はめったに買えず、対戦車砲とか兵隊を作っていました。
また、拝見させていただきます^^
子供の頃、タミヤの戦車プラモを夢中になって作っていた者です。
特に、大戦中のドイツの戦車がすきでした^^; 戦後のものでは、T-55とかT-62などのソ連の戦車を作った覚えがあります。洗練されていない雰囲気が、すきでした。 でも、戦車はめったに買えず、対戦車砲とか兵隊を作っていました。
また、拝見させていただきます^^
いまは写真撮影に凝ってらっしゃるみたいですね。
子どもの頃の戦車好きは
生涯、戦車好きですよ(笑)。
大人になって作るプラモデルは
子どもの頃の楽しみ方とは、まったく別種のものですよ。
自分でもこんなにのめり込むことになるとは思っていませんでした。
カメラを自在に使いこなせたら
いままでにない、戦車の写真表現を
追求してみるのもおもしろいと思いますよ。
子どもの頃の戦車好きは
生涯、戦車好きですよ(笑)。
大人になって作るプラモデルは
子どもの頃の楽しみ方とは、まったく別種のものですよ。
自分でもこんなにのめり込むことになるとは思っていませんでした。
カメラを自在に使いこなせたら
いままでにない、戦車の写真表現を
追求してみるのもおもしろいと思いますよ。
僕は実車の色の再現には、あまりこだわってはいません。
以前、ある飛行機モデラーの塗装記事を読んでいてあきれました。その方は塗料を秤にかけ、スポイトで正確に混合比を出して調色してらっしゃいました。そんな機械的なことで本物の色が出せるか疑問です。
というか、「本物の色」より「本物らしく見える色」のほうが大切な気がします。
昔、グンゼからパンツァーカラーが出たとき、タミヤカラーの刷り込みもあって、「えー、こんなん違う!」と思ったものでした。
自衛隊の戦車なら実車を見ることができますが、大戦中の戦車なんて海外の博物館へ行かないと見られないので、(それだってリペイントされたものかもしれませんし)本物の色なんて分からないも同然です。写真や映像も本当に正確な色を見せてくれるわけじゃありませんし。
恐竜の体色と同じで、「この色は違う」なんて誰にも言い切れないと思います。
模型の戦車を本物らしく見せるポイントは色味ではなく、ウェザリングによる質感の再現にあるのではないでしょうか。
気がついたら、僕のブログもリンクしてくださってたんですね。宮崎さんに認めてもらえたようでうれしいです。ありがとうございます。
以前、ある飛行機モデラーの塗装記事を読んでいてあきれました。その方は塗料を秤にかけ、スポイトで正確に混合比を出して調色してらっしゃいました。そんな機械的なことで本物の色が出せるか疑問です。
というか、「本物の色」より「本物らしく見える色」のほうが大切な気がします。
昔、グンゼからパンツァーカラーが出たとき、タミヤカラーの刷り込みもあって、「えー、こんなん違う!」と思ったものでした。
自衛隊の戦車なら実車を見ることができますが、大戦中の戦車なんて海外の博物館へ行かないと見られないので、(それだってリペイントされたものかもしれませんし)本物の色なんて分からないも同然です。写真や映像も本当に正確な色を見せてくれるわけじゃありませんし。
恐竜の体色と同じで、「この色は違う」なんて誰にも言い切れないと思います。
模型の戦車を本物らしく見せるポイントは色味ではなく、ウェザリングによる質感の再現にあるのではないでしょうか。
気がついたら、僕のブログもリンクしてくださってたんですね。宮崎さんに認めてもらえたようでうれしいです。ありがとうございます。
2010/04/07 (水) 21:48:38 | URL | ヒロナリ #-[ 編集]
こんにちは宮崎さん。
色について語り出したら先は見えないですね~。
今、ここに当時の迷彩色があたとして、模型の塗装に利用できるのでしょうか?
そんな事を良く考えています。
メーカーにて同じレシピで製造された塗料
ですらロットごとに色は変化します。
ロットごとでも缶に封入された時間差で色に違いが出るはずです。
何故かと言えば各種の顔料を調合し一つの色を製造する。
その際、比重の重い顔料は下にさがってしまう、きっと大きなタンクで撹拌され下の方からペンキ缶に流し込むのでしょうね~。
そしてそのペンキ缶の塗料も上手く撹拌しなければ使い始めと終わりに色の差がでます。
希釈のしかたで下地色に影響をうける場合もあります。
これは模型で塗装をしている方は良くご存じのはずです。
逆にその微妙な色の差を利用するのも模型製作テクニックの一つですが、その微妙な差に気付く人は少ないでしょう。
現在私たちが日常的に使っている色物のパーツ請求にロットナンバーや製造時期の記載をするのは出来るだけ近い色のパーツを提供したいと言うメーカーの善意ですね。
宮崎さんのおっしゃる光源の違いによる色の変化、そして塗料製造上の色の変化、ヒロナリのウエザリングによる変化、使用地域による土埃による変化、退色による変化、等々話をしていたら終わりは見えませんね。・・・(汗)
色について語り出したら先は見えないですね~。
今、ここに当時の迷彩色があたとして、模型の塗装に利用できるのでしょうか?
そんな事を良く考えています。
メーカーにて同じレシピで製造された塗料
ですらロットごとに色は変化します。
ロットごとでも缶に封入された時間差で色に違いが出るはずです。
何故かと言えば各種の顔料を調合し一つの色を製造する。
その際、比重の重い顔料は下にさがってしまう、きっと大きなタンクで撹拌され下の方からペンキ缶に流し込むのでしょうね~。
そしてそのペンキ缶の塗料も上手く撹拌しなければ使い始めと終わりに色の差がでます。
希釈のしかたで下地色に影響をうける場合もあります。
これは模型で塗装をしている方は良くご存じのはずです。
逆にその微妙な色の差を利用するのも模型製作テクニックの一つですが、その微妙な差に気付く人は少ないでしょう。
現在私たちが日常的に使っている色物のパーツ請求にロットナンバーや製造時期の記載をするのは出来るだけ近い色のパーツを提供したいと言うメーカーの善意ですね。
宮崎さんのおっしゃる光源の違いによる色の変化、そして塗料製造上の色の変化、ヒロナリのウエザリングによる変化、使用地域による土埃による変化、退色による変化、等々話をしていたら終わりは見えませんね。・・・(汗)
宮崎さん!ご無沙汰しております。
おでかけから帰ってまいりましたので、
またこれから遊びに来させていただきたいと思います。
ところで戦車の色ですが、
私もいつも悩んでいます。
解説書には指定色が書かれていますが、私は殆どその色は使わず、
いつも何色かの色を調合して、
指定色に近い色で私の好みの色を作り
塗装するようにしています。
実物のドイツ戦車は見た事がないのですが、自衛隊の総合火力演習に出かけた時、見る角度や光の当たり具合で戦車の色がかなり変わって見えることに気付き、
最近ではそのようにしています。
宮崎さんのP40ですが、
とても鮮やかな色彩で、とても素敵だと思います。
これからどのような仕上がりになるかとても楽しみですので、仕上げ頑張ってくださいね(#^.^#)
私も今ドイツ2号戦車を作っていますので、頑張って仕上げたいと思います。
では、これからもよろしくお願いいたします。
おでかけから帰ってまいりましたので、
またこれから遊びに来させていただきたいと思います。
ところで戦車の色ですが、
私もいつも悩んでいます。
解説書には指定色が書かれていますが、私は殆どその色は使わず、
いつも何色かの色を調合して、
指定色に近い色で私の好みの色を作り
塗装するようにしています。
実物のドイツ戦車は見た事がないのですが、自衛隊の総合火力演習に出かけた時、見る角度や光の当たり具合で戦車の色がかなり変わって見えることに気付き、
最近ではそのようにしています。
宮崎さんのP40ですが、
とても鮮やかな色彩で、とても素敵だと思います。
これからどのような仕上がりになるかとても楽しみですので、仕上げ頑張ってくださいね(#^.^#)
私も今ドイツ2号戦車を作っていますので、頑張って仕上げたいと思います。
では、これからもよろしくお願いいたします。
>「本物らしく見える色」のほうが大切
まったくその通りだと思います。
脳みその記憶色に忠実に従った方がより「らしい」でしょう。
ただ今回のP40のように実物が「なんじゃこら?」という色の場合には、初めて見る人には色情報以外のところで、へんな色に負けないだけの説得力を持たせるしかないですかねえ。
多少、褪色させればよかったのですが
出来るだけ鮮やかな色のまま
どこまでリアルに見せることが出来るのかを挑戦しています。
リンクについては、ヒロナリさんの実力は
かねてより認めていましたが
多くの人にアピールする写真がもっと欲しいと思っていたものですから
ちょっと遅くなってしまいました。
破壊された瓦礫のような建物の情景ばかりで辟易していたところに
ドイツの駅の情景が登場しました。
オリジナリティが高く
ヒロナリさんしか作れない世界観。
しかも、おそらく一生に一度の巨大さ!
お知り合いになれて、そこに参加できるのも
何かの巡り合わせでしょう。
完成してからリンクをとも思っていましたが、一部の写真でもすばらしいので我慢できませんでした。
まったくその通りだと思います。
脳みその記憶色に忠実に従った方がより「らしい」でしょう。
ただ今回のP40のように実物が「なんじゃこら?」という色の場合には、初めて見る人には色情報以外のところで、へんな色に負けないだけの説得力を持たせるしかないですかねえ。
多少、褪色させればよかったのですが
出来るだけ鮮やかな色のまま
どこまでリアルに見せることが出来るのかを挑戦しています。
リンクについては、ヒロナリさんの実力は
かねてより認めていましたが
多くの人にアピールする写真がもっと欲しいと思っていたものですから
ちょっと遅くなってしまいました。
破壊された瓦礫のような建物の情景ばかりで辟易していたところに
ドイツの駅の情景が登場しました。
オリジナリティが高く
ヒロナリさんしか作れない世界観。
しかも、おそらく一生に一度の巨大さ!
お知り合いになれて、そこに参加できるのも
何かの巡り合わせでしょう。
完成してからリンクをとも思っていましたが、一部の写真でもすばらしいので我慢できませんでした。
なるほど~
「完全等色」というのは、
ほとんど理論上の世界の話でしかないというのがわかりました。
世界一の大メーカーの作る法外な値段の高級ブランド、レクサスの新車でさえ、ボデイとバンパーの色が合ってないので「なんでだろう」と思っていたのです。
たぶん室内では完璧に合わせているのでしょうが、野外ではわずかな色差がでるのでしょう。条件等色の例ですね。
色の話はいろいろと尽きないものですねー。
「完全等色」というのは、
ほとんど理論上の世界の話でしかないというのがわかりました。
世界一の大メーカーの作る法外な値段の高級ブランド、レクサスの新車でさえ、ボデイとバンパーの色が合ってないので「なんでだろう」と思っていたのです。
たぶん室内では完璧に合わせているのでしょうが、野外ではわずかな色差がでるのでしょう。条件等色の例ですね。
色の話はいろいろと尽きないものですねー。
もう二号戦車を手がけてらっしゃいますか!
こつこつやっていると、必ずうまくなりますよ。
メーカーの指定色は、
ラインナップの中での近似色でしょうから
かおりさんのやり方がベターだと思います。
ただ調色理論には
百人百様の考え方があり
情景の配役などによってもさまざまな変化が予想されますので
みなさんの考え方を聞いてみたいところですね。
レシピだけでは、わからない部分もありますから。
その他にも、目の「慣れ」という問題もありますよ。
わたしは、デッキタンをベースにダークイエローを作るようになってから
他の人の作品を見ると、やたらと黄色く見えてしょうがないのです。
こつこつやっていると、必ずうまくなりますよ。
メーカーの指定色は、
ラインナップの中での近似色でしょうから
かおりさんのやり方がベターだと思います。
ただ調色理論には
百人百様の考え方があり
情景の配役などによってもさまざまな変化が予想されますので
みなさんの考え方を聞いてみたいところですね。
レシピだけでは、わからない部分もありますから。
その他にも、目の「慣れ」という問題もありますよ。
わたしは、デッキタンをベースにダークイエローを作るようになってから
他の人の作品を見ると、やたらと黄色く見えてしょうがないのです。
だいぶ前にタミヤのサイトの色見本をCMY分解して
アクリラで再現しようとしたのですが、やってみようとして
絵の具の厳密な比を計ろうとすると、余程精密な秤を用意するか、
もしくは、そこそこの絵の具量を用意する必要があることに気がつきました。
で、やってません。
でも、混色の概要は掴めます。
何色を混ぜたらいいのか解んないという混色の初心者な方には、
無闇矢鱈に絵の具を無駄にするよりはお勧めではあります。
でも、混じりっけなしの純色CMYしか使えないですからねぇ・・・、実用的かどうかは解んない。
アクリラで再現しようとしたのですが、やってみようとして
絵の具の厳密な比を計ろうとすると、余程精密な秤を用意するか、
もしくは、そこそこの絵の具量を用意する必要があることに気がつきました。
で、やってません。
でも、混色の概要は掴めます。
何色を混ぜたらいいのか解んないという混色の初心者な方には、
無闇矢鱈に絵の具を無駄にするよりはお勧めではあります。
でも、混じりっけなしの純色CMYしか使えないですからねぇ・・・、実用的かどうかは解んない。
今晩は宮崎さん。
>ボディとバンパーの色が合ってないので「なんでだろう」
それはボディーは焼き付け塗装で、バンパーは樹脂製なので普通に塗装しているから違っていて当たり前だと思いますよ。
私は十代の時アルバイトで焼き付け塗装の現場にいた事がありますが思っている以上に高温で焼き付けています。
普通のペンキなら燃え尽きていると思いますよ。
戦車で言えばボッシュのライト等は、当時焼き付け塗装の技術があれば当然その方法をとっていると考えています。
>ボディとバンパーの色が合ってないので「なんでだろう」
それはボディーは焼き付け塗装で、バンパーは樹脂製なので普通に塗装しているから違っていて当たり前だと思いますよ。
私は十代の時アルバイトで焼き付け塗装の現場にいた事がありますが思っている以上に高温で焼き付けています。
普通のペンキなら燃え尽きていると思いますよ。
戦車で言えばボッシュのライト等は、当時焼き付け塗装の技術があれば当然その方法をとっていると考えています。
CMY分解は、フルバージョンのフォトショップだけの機能なんですかね。
手元のフォトショップエレメンツには、そのメニューが見当たらないです。
>混色の概要は掴めます
慣れてきたら、構成比を見ただけで
どんな色か分かるようになるのかもしれませんね。
厳密な等色を求める時には、塗料の構成比も厳密にする必要があるので、塗料をどうやって計量するのかが実用上のけっこうむずかしい問題ですよね。
すでに世の中にある色に
なにがしかの色を加えて、求める色に近づけるという、ありきたりの方法が実用的かなと思います。
加えるべき色を的確に見抜く眼力を鍛えれば何とかなる問題かなと。
手元のフォトショップエレメンツには、そのメニューが見当たらないです。
>混色の概要は掴めます
慣れてきたら、構成比を見ただけで
どんな色か分かるようになるのかもしれませんね。
厳密な等色を求める時には、塗料の構成比も厳密にする必要があるので、塗料をどうやって計量するのかが実用上のけっこうむずかしい問題ですよね。
すでに世の中にある色に
なにがしかの色を加えて、求める色に近づけるという、ありきたりの方法が実用的かなと思います。
加えるべき色を的確に見抜く眼力を鍛えれば何とかなる問題かなと。
そうですね、ボディは焼き付けですね。
やはり塗装法でちがいが生まれるのでしょう。
色に敏感でないと
ちがいが見分けられない程度かもしれませんが
なめらかにつながっている面として
ボディとバンパーがデザインされている場合
やや貧相に感じてしまいます。
てっきり、黒い樹脂バンパーの下地処理が
頑張っているのにうまくいってないのかと思っていました。
やはり塗装法でちがいが生まれるのでしょう。
色に敏感でないと
ちがいが見分けられない程度かもしれませんが
なめらかにつながっている面として
ボディとバンパーがデザインされている場合
やや貧相に感じてしまいます。
てっきり、黒い樹脂バンパーの下地処理が
頑張っているのにうまくいってないのかと思っていました。
|CMY分解は、フルバージョンのフォトショップだけ
|の機能なんですかね。
出力用のCMYK各色への分解出力は無理だと思いますけど、CMYKの比表示は色指定の一番基本的な機能なので、どの画像処理ツールでもあると思いますよ。
スポイトツールで色を指定したとき反応するカラーパレットがありますよね?そのパレットのプロパティをRGBからCMYKに切り替えるとその色のCMYK比率が出ると思います。
これらを実践するためには、クレオスの色の源や、ガイアノーツの純色シリーズ、アクリラの基本5色セットなど、混色用、純色保証をしている製品を使わなければ、全く再現できません。
|の機能なんですかね。
出力用のCMYK各色への分解出力は無理だと思いますけど、CMYKの比表示は色指定の一番基本的な機能なので、どの画像処理ツールでもあると思いますよ。
スポイトツールで色を指定したとき反応するカラーパレットがありますよね?そのパレットのプロパティをRGBからCMYKに切り替えるとその色のCMYK比率が出ると思います。
これらを実践するためには、クレオスの色の源や、ガイアノーツの純色シリーズ、アクリラの基本5色セットなど、混色用、純色保証をしている製品を使わなければ、全く再現できません。
iChamaruさん、ありがとうございます。
手元のパソコンをいろいろ調べてみました。
現行のMacOSXで使っているフォトショップエレメンツでは、やはり CMYKが出ないです。
OS9の古いiMacに入れているフォトショップ5.0では、ちゃんと表示されてます。
たとえCMYKが出なくとも
カラーパレット?表色表?は役に立ちますね。
スポイトツールで、色を吸い上げると
どの領域の色で表現されているかが確実にわかります。
目で見るとどうしても隣り合う色とか
全体の色調に影響されて
本来の色がつかみにくいものですよね。
>純色保証をしている製品
そんなものがあるとは、ちっとも知りませんでした(@g@;)。
手元のパソコンをいろいろ調べてみました。
現行のMacOSXで使っているフォトショップエレメンツでは、やはり CMYKが出ないです。
OS9の古いiMacに入れているフォトショップ5.0では、ちゃんと表示されてます。
たとえCMYKが出なくとも
カラーパレット?表色表?は役に立ちますね。
スポイトツールで、色を吸い上げると
どの領域の色で表現されているかが確実にわかります。
目で見るとどうしても隣り合う色とか
全体の色調に影響されて
本来の色がつかみにくいものですよね。
>純色保証をしている製品
そんなものがあるとは、ちっとも知りませんでした(@g@;)。
|>純色保証をしている製品
|そんなものがあるとは、ちっとも知りませんでした(@g@;)。
長期放置してある塗料のほとんどは、底面に白い顔料が沈殿していますよね。隠蔽力をあげるために白の顔料が使われているのです。
調色済みの塗料を混ぜるとどんどん灰色っぽくなってゆくのは、主としてそのためです。
|そんなものがあるとは、ちっとも知りませんでした(@g@;)。
長期放置してある塗料のほとんどは、底面に白い顔料が沈殿していますよね。隠蔽力をあげるために白の顔料が使われているのです。
調色済みの塗料を混ぜるとどんどん灰色っぽくなってゆくのは、主としてそのためです。
>隠蔽力をあげるために白の顔料
なるほど、そうだったんですね。
本来、色材の三原色であるCMYを混ぜると黒く見えるはずのものが
白色が加わって、灰色になるということですね。
シアン(C)は、光が当たると光のスペクトルのうち赤い光が吸収され、緑と青の光が反射して見える色。
マゼンタ(M)は、緑の光が吸収され、赤と青の光が反射して見える色。
イエロー(Y)は、青の光が吸収され、赤と緑の光が反射して見える色。
それゆえ三色を混ぜると、赤、緑、青のすべてが吸収され黒っぽく見えるようになる。
そこに白が混入されているために、灰色がかる。
という流れですね。
なるほど、そうだったんですね。
本来、色材の三原色であるCMYを混ぜると黒く見えるはずのものが
白色が加わって、灰色になるということですね。
シアン(C)は、光が当たると光のスペクトルのうち赤い光が吸収され、緑と青の光が反射して見える色。
マゼンタ(M)は、緑の光が吸収され、赤と青の光が反射して見える色。
イエロー(Y)は、青の光が吸収され、赤と緑の光が反射して見える色。
それゆえ三色を混ぜると、赤、緑、青のすべてが吸収され黒っぽく見えるようになる。
そこに白が混入されているために、灰色がかる。
という流れですね。
話が早いですね。(^_^;)
ここしばらく塗装まで行って無いのになんですけど、
よって上記のクレオスやガイアの純色カラーは、色味の調整用にはもってこいと言うことになるはずです。
ここしばらく塗装まで行って無いのになんですけど、
よって上記のクレオスやガイアの純色カラーは、色味の調整用にはもってこいと言うことになるはずです。
そういう使い方が出来るのですね。
色味調整用にあると便利なんですね!
話を最初の
まるさんのシナイグレーにもどしますと、
「イメージ通りのシナイグレーを実現するにはいかにすべきや?」
ということでは、
どうもCMY分解は、計量の点で実用的ではないように思います。
そこでわたしの提案ですが
1、自分の気に入ったシナイグレーの写真を用意する。
2、グラフィックソフトで取り込み、スポイトツールで抽出する。
3、その色で塗りつぶした画像を作る。
4、印刷してカラーチップとして参考に使う。(RBG→CMYKの変換が起こりますので、色味の変化が予想されます。気に入った印刷結果が出るまで色の調整をすべきでしょう)
5、既存のカラーボトルの中で、もっとも近い色を選択し調色する。
というのではどうでしょうか。
え?
「調色の仕方がわからないんだよ!」
って?
スポイトツールで、抽出した時点で
カラーパレットを少し移動させてみて、白を加えたらどんな色になるのか
黒を加えたらどんな色になるのか、
の目星をつけてみてはいかがでしょう。
また、
塗りつぶし画像を作った時点で
彩度を上げたらどんな色になるのか
も試しておくと、調色の手がかりになるかと思います。
iChamaruさんなら、どうします?
色味調整用にあると便利なんですね!
話を最初の
まるさんのシナイグレーにもどしますと、
「イメージ通りのシナイグレーを実現するにはいかにすべきや?」
ということでは、
どうもCMY分解は、計量の点で実用的ではないように思います。
そこでわたしの提案ですが
1、自分の気に入ったシナイグレーの写真を用意する。
2、グラフィックソフトで取り込み、スポイトツールで抽出する。
3、その色で塗りつぶした画像を作る。
4、印刷してカラーチップとして参考に使う。(RBG→CMYKの変換が起こりますので、色味の変化が予想されます。気に入った印刷結果が出るまで色の調整をすべきでしょう)
5、既存のカラーボトルの中で、もっとも近い色を選択し調色する。
というのではどうでしょうか。
え?
「調色の仕方がわからないんだよ!」
って?
スポイトツールで、抽出した時点で
カラーパレットを少し移動させてみて、白を加えたらどんな色になるのか
黒を加えたらどんな色になるのか、
の目星をつけてみてはいかがでしょう。
また、
塗りつぶし画像を作った時点で
彩度を上げたらどんな色になるのか
も試しておくと、調色の手がかりになるかと思います。
iChamaruさんなら、どうします?
・・・・・・( ̄□ ̄;)!!
オッとこの枝まだ生きてましたか・・・失礼しました。(^_^;)
イヤイヤおっしゃるとおりだと思いますよ。
そう言う意味では、組説をスキャンしてそれに塗り絵的にいろいろ練習してみるというのも、大いに調色スキルを上げることになるかと思います。
むやみにチャレンジするより、原理を理解しながらの方が、うんと良いと思います。わたしは、むやみにチャレンジするほど時間が無いので、急がば回れで原理原則から身につけたい方です。
こだわると塗料メーカーの調色レシピなんかも欲しくなってきます。くれないだろうけど・・・。
オッとこの枝まだ生きてましたか・・・失礼しました。(^_^;)
イヤイヤおっしゃるとおりだと思いますよ。
そう言う意味では、組説をスキャンしてそれに塗り絵的にいろいろ練習してみるというのも、大いに調色スキルを上げることになるかと思います。
むやみにチャレンジするより、原理を理解しながらの方が、うんと良いと思います。わたしは、むやみにチャレンジするほど時間が無いので、急がば回れで原理原則から身につけたい方です。
こだわると塗料メーカーの調色レシピなんかも欲しくなってきます。くれないだろうけど・・・。

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