
プラモデルの写真をモノクロ化すると
ほとんどの場合で、よりリアルに見えるように変化します。
ということは、カラー情報のなかに
なにか間違いがあるのではないか?
以前からそのように考え続けてきました。

彩度が高すぎるのでしょうか?
そう考えて、最近の作品ヤークトタイガーなどではダークイエローの彩度はかなり落としています。
この考え方でいけば、P40はリアルになるはずがないことになります。
実物の建設機械はあざやかなイエローでもリアルに見えるという反論もあります。
経験上、リアルな方向に近づく塗料の調色は
明度を上げて、彩度を落とす方向でしょうか。
一度、白と黒の塗料しか使わず
完全なグレースケールで塗ってみたいとも思っています。
何かをつかめるのではないかと期待しているのです。
(余談ですが、タミヤのコーティングブレードはギザギザの山が丸くなっていて、写真のように実感を損ねてしまいますね。色以前に造形にこのタイガー I 型は問題が残っていました)
ほとんどの場合で、よりリアルに見えるように変化します。
ということは、カラー情報のなかに
なにか間違いがあるのではないか?
以前からそのように考え続けてきました。

彩度が高すぎるのでしょうか?
そう考えて、最近の作品ヤークトタイガーなどではダークイエローの彩度はかなり落としています。
この考え方でいけば、P40はリアルになるはずがないことになります。
実物の建設機械はあざやかなイエローでもリアルに見えるという反論もあります。
経験上、リアルな方向に近づく塗料の調色は
明度を上げて、彩度を落とす方向でしょうか。
一度、白と黒の塗料しか使わず
完全なグレースケールで塗ってみたいとも思っています。
何かをつかめるのではないかと期待しているのです。
(余談ですが、タミヤのコーティングブレードはギザギザの山が丸くなっていて、写真のように実感を損ねてしまいますね。色以前に造形にこのタイガー I 型は問題が残っていました)
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用


この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
なんとなくですが、白黒にした際にリアルに見えるのは、模型に落ちる陰影(黒)の面積が実物より少ないという問題が、白黒にする事で緩和されるからではないかと思った事があります。
しかし、1方向からしか見ないシャドウボックス的ジオラマを作り、影部分を黒く塗るか、あるいは強力な光源を作って撮影するしか忠実な再現は難しいようにも思います。
たまにリアルな模型を作りたいのか、リアルな撮影がしたい(含む画像加工)のか境界線がわからなくなる事があります。
なんとなくですが、白黒にした際にリアルに見えるのは、模型に落ちる陰影(黒)の面積が実物より少ないという問題が、白黒にする事で緩和されるからではないかと思った事があります。
しかし、1方向からしか見ないシャドウボックス的ジオラマを作り、影部分を黒く塗るか、あるいは強力な光源を作って撮影するしか忠実な再現は難しいようにも思います。
たまにリアルな模型を作りたいのか、リアルな撮影がしたい(含む画像加工)のか境界線がわからなくなる事があります。
2010/04/11 (日) 12:14:12 | URL | 池田 #LKQ.kB96[ 編集]
陰影の問題は、かつて、ひま馬さんも「大きな物体では、相応に深い陰ができる」と指摘されていましたね。
わたしも、ずっと気になって景色などを眺めていました。
まだよくわからない部分もあります。
シャドウを下塗りに入れる塗装法は、
そういう考え方からなのでしょうか?
ウソっぽいシャドウは逆効果のような気もします。
展示会場などにおいては、本物っぽいシャドウは、厳密に見る方向を規定するしかないですよね。
太陽を光源とすると
陰も濃くなるからリアルになるということなのでしょうか。
モナリザみたいな絵も、けっこう暗い部分が多いですからねえ。
写実的な西洋絵画は、濃い陰と光でリアリティを出そうとしているのかもしれませんね。
リアルな写真が欲しいならば
やはり被写体もリアルであることが求められますから
やることは一緒なんですがね。
とりあえずは必死になってリアルな模型を作るしかないなと。
リアルな写真が撮れたときは、モチベーションが上がりますよねー。
わたしも、ずっと気になって景色などを眺めていました。
まだよくわからない部分もあります。
シャドウを下塗りに入れる塗装法は、
そういう考え方からなのでしょうか?
ウソっぽいシャドウは逆効果のような気もします。
展示会場などにおいては、本物っぽいシャドウは、厳密に見る方向を規定するしかないですよね。
太陽を光源とすると
陰も濃くなるからリアルになるということなのでしょうか。
モナリザみたいな絵も、けっこう暗い部分が多いですからねえ。
写実的な西洋絵画は、濃い陰と光でリアリティを出そうとしているのかもしれませんね。
リアルな写真が欲しいならば
やはり被写体もリアルであることが求められますから
やることは一緒なんですがね。
とりあえずは必死になってリアルな模型を作るしかないなと。
リアルな写真が撮れたときは、モチベーションが上がりますよねー。
ども、こんにちは。
陰影によるコントラストももちろん理由の一つであると思いますが
単純に色の情報が大きく失われることで質感が判断しづらくなるという理由も大きいのではと思います。
酒場の照明が暗いのは、色々な物のアラを目立たなくするためですし
人間の眼は色々な物にごまかされるんですね
陰影によるコントラストももちろん理由の一つであると思いますが
単純に色の情報が大きく失われることで質感が判断しづらくなるという理由も大きいのではと思います。
酒場の照明が暗いのは、色々な物のアラを目立たなくするためですし
人間の眼は色々な物にごまかされるんですね

2010/04/17 (土) 04:21:31 | URL | だりお #-[ 編集]
>質感が判断しづらくなる
そのことについて、考えてみたのですが
確かにそんな気もします。
カラー情報そのものに、質感情報が含まれているのでしょうか?
それとも、色から人間は素材がなんであるかを、あらかじめ類推して判断するからでしょうか?
あるいは、色のない世界では、形状とか奥行きなどの構造や空間などの情報処理だけに頭が費やされて、素材の把握は二の次になってしまうのでしょうか??
う~ん、おもしろいです。
そのことについて、考えてみたのですが
確かにそんな気もします。
カラー情報そのものに、質感情報が含まれているのでしょうか?
それとも、色から人間は素材がなんであるかを、あらかじめ類推して判断するからでしょうか?
あるいは、色のない世界では、形状とか奥行きなどの構造や空間などの情報処理だけに頭が費やされて、素材の把握は二の次になってしまうのでしょうか??
う~ん、おもしろいです。

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