戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
大詰めヤークトタイガー(加筆)
考え込んでいては、完成が遅れるばかりですので
あまり長考せずにどんどん形にしていきます。
大詰めヤクト表紙
排気管の穴は、今ごろになって拡大しています。
排気管のテクスチャーには、情景テクスチャーペイントを試してみます。
大詰めヤクト排気管

ウエザリングマスター「赤さび」を手に入れましたので
塗ってみたところ、鮮やかなサビ色が生成されましたので、採用することにします。
ジョイント部など、パステルで濃い色のサビを入れています。
大詰めヤクト5

バーントアンバーでさらにムラを作りました。
大詰めヤクト6

パステルの肌色とウエザリングマスターのホワイトを使ってさらに表情を追加。
大詰めヤクト7
排気管の表現は、もっと可能性があると思っています。
とにかく今までやったことがない表現を試しています。
排気管カバーで隠れてしまう部分なら、大胆なことも試せるはずです。

キャタの連結部に油染みをつけます。
接着剤を流すとバラバラになってしまいますので、溶剤で薄めたクリアなどを使います。
ここでは、透明メディウムというものを薄めて塗ってみました。
大詰めヤクト4
乾いてしまうと、効果は今ひとつ。
薄め過ぎたのかも・・。

ハッチに追加工作。
大詰めヤクト9

大詰めヤクト12

フロントフェンダーは、連結プレートを残して切り出してみました。
大詰めヤクト10
ところが、あとで写真を確認すると外側のフェンダーの方に連結プレートは溶接留めしてあるんですね。
どおりでこんな表現を見ないはずです。

裏側はいつものようにサビ。
サビを飛ばす前に、溶剤をたっぷり塗って滲ませるのがこつですよ。
大詰めヤクト11
ぶつぶつは、これも情景テクスチャーペイント(サンド)。

大詰めヤクト13
連結プレートは、結局、切り飛ばして塗装。
大詰めヤクト14
本来、一体である蝶番の部分までいっしょに塗ることがポイント。
車体側とわずかにツヤや色が異なることで別部品感がでます。

エアブラシは、極端に情報量の少ない塗装面を作りだせます。
筆塗りは、塗っただけで多くの情報を付与できます。

グリルネットを塗装してハリガネを太くしてしまうことは避けたい。
そこで、ライターで焼きました。
大詰めヤクト8
ネットの枠だけを塗装。
大詰めヤクト15

あとから追加した部品の迷彩塗装は、油彩でおこなうことにします。
大詰めヤクト17
もちろん、作り置きした迷彩色は残っているのですが
まったく同じ色を使ってしまうと、全体を構成する色数が減り
面白味がなくなるのではないかと危惧したからです。

したがって、まったく同じ色を作るのではなく
やや華やかさを増した色にしてみました。
(色のちがいはごくわずかなので、形而下では同じ色として認識される(と思う))
フロントフェンダー
写真に撮る場合、フロントフェンダーはいちばん前になりますので
手前が鮮やかで、奥が彩度が低いと巨大感の演出としても機能する(はず)。

グリルネットの枠も、同じように塗りました。
大詰めヤクト18

内部爆発によるススをウエザリングマスターで塗付けます。
爆発エンジンデッキ

パステルで灰を散らしてみます。
灰を散らす
ここからまた修正は加える予定。

側面にススを垂らしてみました。
パステルを棒状のまま当てて、硬い筆で下方にぼかします。
側面にスス

エンジンデッキと他の部分のコントラストを上げるため
エンジンデッキ上のススをさらに増やし、黒っぽくしました。
エンジンデッキのスス
ただ、これが長期放置車輌か?と問われると
矛盾した表現と答えざるを得ない苦しい状況になりました。

焼けエンジン


小さなパーツは、
自由な塗装表現を妨げないようあとから取付けています。
パーツのせいで塗装が制限されるのは問題だと思うからです。
創造性は、自由な翼のもとに生まれます。
排気管カバー
無意識のうちに、小さなパーツが技法にリミッターをかけているかもしれません。
日本の模型シーンは、基本的にまだ工作偏重で
塗装技術の方が相対的に劣っている状況だと思っています。

一度はレッドプライマー色ベースで塗り終えていた砲身でしたが
塗装を落として塗り直します。
車体の迷彩色と干渉すると判断したからです。
砲身0

アイアンで塗って、円周方向に磨きます。
金属むき出しなら、このままでいけそうな感じ。
砲身アイアン

そういうわけにもいかんでしょうから
ポスカをムラをつくるように塗ります。
砲身ポスカ

ウエザリングマスターのグレーで色を付けてから
車体に組み込み、具合を見ます。
車体と砲身の明度を比較しているのです。
このところ、明度に関してはとても過敏になっています。
全体の明度を出来るだけ明るい状態に保っておきたいという心理がはたらいています。
砲身明度
でも、砲身は車体より暗くあるほうが良いですよね。
まだ明るすぎるようです。

ウエザリングマスターのススなども利用しながら、少しずつ明度を落とし
ヤスリでキズなども加え情報量を追加していきます。
砲身上から

下側から見た砲身は、別の表情を組み込んでみました。
砲身下から




いよいよ追い詰められてきました。
気持は焦るばかりです。

「あきらめないで!」 by 真矢みき

九州AFVの会まで、あと20日。(10/4現在)

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
WTM探しまくりました
ヤークトタイガーは、とても好きなので、
ワールドタンクミュージアムで出てたときは買いまくりました
(なかなか出なくて結局1パターンしかゲットできず)

迷彩塗装が、「現地で雑に塗装した感じ」ですね。
足回りなどの細部の表現がすばらしいから
「雑な実物」のように見えるんでしょうね。
これが普通の出来だったら、単に「雑な模型」に見えるんでしょう。

最後の追い込み、がんばってください!
(これは九州AFVの会に出品されるんですか?)
2010/10/04 (月) 00:56:41 | URL | purejam #-[ 編集]
purejam さんへ
ありがとうございます。
もちろん九州AFVの会に出品いたしますよ!!
なにしろ今年は、トラがお題ですからね。

>「雑な模型」
そう見える危険をあえて冒しているわけなんですね。
ふつうは、こうした塗り方はしないものです。
筆で、わざわざヘタに塗るってどういうことよ?みたいな。
エアブラシによるなめらかなグラデーションの方が、上品で、高等技術で、圧倒的にきれいに見えますからね。

筆塗りモデラーのエアブラシへの反骨心があるのかもしれません。
(エアブラシ否定派ではありませんよ、念のため)


ブルーバックで撮影していることと、
迷彩色が鮮やかであることの二点がより模型っぽく感じさせているように思っています。
2010/10/04 (月) 22:10:50 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
生きたサビ
こんばんは、お久しぶりですv-222
今回の作品の排気管は
前回のサビマガジンで提唱していた
ライブなサビを意識されたんでしょうかe-3
現在進行形の雰囲気が
非常に伝わってきましたe-267

AFVの会までにどのような
アプローチで仕上げるのか
楽しみに待っております
頑張ってくださいねv-39
2010/10/05 (火) 21:44:46 | URL | koba #mQop/nM.[ 編集]
宮崎ワールド
こんにちは宮崎さん。
も~宮崎ワールド全開って感じですね!正に宮崎さんでしか作り出せない作品に仕上がって来ているのを感じます。

塗装方法を色々研究しトライしている姿に感動すら覚えます。

これからも宮崎さんの新たな塗装バージョンの開拓を楽しみにしています。
2010/10/06 (水) 10:31:29 | URL | ハンス #-[ 編集]
いよいよ完成も近いですね!
画一的な作品ばかりでなく、色々な作風もあってしかるべき、といった理念を感じさせる作品かと思います。

ここから一歩踏み込んで、いかに「風格」みたいなものを演出されてはいかがと思います。

緻密と大雑把の融合ですか。大胆な迷彩塗装と細密なサビ表現のコントラストが光ります。
是非現物を見てみたいですね。
2010/10/06 (水) 15:16:12 | URL | dickermax #X.NmPtlw[ 編集]
kobaさんへ
おひさしぶりです!
コメントありがとうございます。

排気管は、車体色の明るさに会わせて
できるだけ明るめのサビを目指しました。
タミヤのウエザリングマスターの色は、塗ってみると、なるほど良く考え抜いた上での色だなと感じています。
模型的な見栄えも考慮した色なんです。
車体の設定は
戦後3ヶ月から半年ぐらいの放置車輌ということで考えていました。
まだ、ライブなサビの感じです。

焦げ茶色のサビでは、10年ぐらい放置した感じになっちゃいますからね。
皆さん、サビを観察するとき
そのサビがどれくらいの年月で出来たものかを考慮して模型に適用すべきなんですよね。
結構、戦争末期の現役車輌に
ふる~いサビを適用してある例を見かけますので。
2010/10/06 (水) 20:41:20 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
ハンスさんへ
ハンスさん&リヒターくんの記事に
コメントを残せなくて、ごめんなさい!!
9月から、意地悪されてるみたいに仕事が忙しくって・・・(汗)。

どんな作品も、製作している最中は、つねに駄作になる可能性をもっていると思います。
駄作になるか、傑作になるか、ぎりぎりのせめぎあいのなかで
もがきながらなんとか日の目を見せてやりたいと
自分の限界付近で努力しています。

毎回、毎回、苦しくなるほど自分の技術的限界で、
その先の何かをつかむために
苦悩しているんですよね。

創造するって、それなりに苦しいです(笑)。
2010/10/06 (水) 20:53:41 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
dickermax さんへ
実物を自信をもってお見せできる
はじめての作品になるかもしれないです。

じつは、ここまでウォッシュ(スミ入れ)的な技法、
つまり暗部や凹部にシャドーを入れるようなことをまったくやっておりません。
転輪のナット、ボルトの根元さえ暗い色を入れていないんですね。
いくらわたしが、スミ入れ嫌いとはいえ
(それは本来、深い溝やスキマであるべき部分を、浅い溝でごまかすための手法として嫌いなのであって)
ここぞという部分では、ピンポイントウォッシュをこっそりしていました(笑)。
ですが、
今回、「ウォッシュなしで済ませたらどうなんだ」
「ウォッシュなしでどこまでリアルにすることが出来るのか」
「もしかしたら、見慣れた模型とはひと味違う雰囲気がでるかもしれない」
などと考え
ここまで、暗部に暗い色を流さなかったのです。

そしてそのことが、わずかに軽いイメージをもたらし
dickermax さんの風格に欠けるとの指摘につながったのかもしれないと思いました。


さあ、どうしたものでしょうか。
風格・・・、ないものを生み出す作業は、思考の錬成が必要です。
頭の中にないものを作り出すことは、だれにもできないのです。
2010/10/06 (水) 21:41:04 | URL | 宮崎 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 戦車模型 AFV fun all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。