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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
色温度について T さんへの回答
過去の記事において
「青みがかった画像」が欲しいとき
わたしは画像処理ソフトの調整で「色温度を下げる」と表記しました。
該当記事

それに対して、
「色を青くするのに色温度を下げる??」という質問が寄せられました。

そこで、
色温度についてWikipediaなどを調べてみますと
色温度Wiki
たしかに
『一般的な感覚とは逆に、寒色系の色ほど色温度が高く、暖色系の色ほど色温度が低い』とあります。

『朝日や夕日の色温度はおおむね 2000 K であり、普通の太陽光線は 5000~6000 K である』と書かれています。

赤っぽい光は、色温度が低く、青っぽい光が色温度が高いのですね。
これは感覚的に逆に感じるところです。

ところで、
わたしは写真の管理を「iPhoto」というソフトウエアでおこなっています。
それにはシンプルだけど使い勝手のよい調整機能がついていて、
ズバリ「色温度」の調整スライダもあるのです。
色温度

それをマイナス側に動かすと画像全体が青くなります。
色温度マイナス

また、プラス側に動かすと画像全体が暖かみを帯びた色になります。
色温度プラス
この感覚から、青みがかった画像にしたいときに「色温度を下げる」と表記してしまったのです。
もっともこれはiPhotoに限ったことではなく
他のソフトウエアでも同様の調節機能となっています。
参考文献誤解を招く例

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
これは「被写体そのものの色温度」と「撮影者側のカメラの設定」という立場のちがいによるものだと思います。
参考文献「色温度の設定を下げる
というわけです。
微妙にわかったようなわからないような気もしますが
さらに追加情報があれば、どなたか教えてください。


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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
さっそくのご回答ありがとうございます。
不躾な質問失礼しました。
そういう事情があったのですね。
それは混乱しますね。
この操作は、処理する前の画像の色温度を高く設定するか低く設定するか、という事なんですね。
そして,低く設定した場合に、それをナチュラルな色に戻そうと青いフィルターをかけるような処理をすると、そういうことなんでしょう。

2011/11/29 (火) 04:25:49 | URL | T #-[ 編集]
Tさんへ
そうですね!
そういう理解が一番わかりやすいです(´ε`*)ゝ

質問のお陰でわたしも理解が深まりました。
今後もよろしくお願いいたします。
2011/11/29 (火) 20:55:42 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
宮崎さん
こちらこそよろしくお願いします。
実は私もウン十年ぶりの出戻りです。
ほんのガキの頃に作って以来ですから、本格的にプラモデルに取り組むのは、初めてと言っていいくらいの超初心者です。
つい先日、新橋にあるタミヤのフラッグシップショップを偶然発見したのが運のツキでした。
このブログをいつも読ませていただいてますが、宮崎さんの独創的でリアル極まる塗装にはいつも舌を巻くばかりです。
まだ、参考にさせていただくというレベルではないので、ただ写真をうっとり眺めるくらいしか出来ませんが。
2011/12/02 (金) 03:38:20 | URL | T #-[ 編集]
Tさんへ
リアルに関してだけいえば、
とにかく、質のよいカラー写真をしっかり見つめて読み取ることが近道です。

「目を鍛えて」わたしの写真を見れば
それほどリアルでないことも明白です。
2011/12/02 (金) 12:29:40 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
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