
「低級模型」といっても、いわゆるヘタウマのことです。
心構え的に気楽に作りなさいというメッセージは伝わっておりますが、
提唱者の方々は、もともと上手い方たちであり
彼らの気楽に作ったプロダクトは、とてもハイセンス。
AM誌でも低級模型の作例がもっともよい作例のひとつであった号さえ存在します。
上手い人が作為的にヘタに作るいやらしささえ感じることも。
ただ『戦車模型低級技術指南』には
『でも恐ろしいことにどんなに手を抜いて作っていても、作り続けている限り、いつか必ずレベルアップしてしまうから心配することなんてないんだよね。』横山氏談
と、うれしいことが書いてあります。

ある意味、低級模型のISU-152。
AFVの会に間にあわせるためにバタバタと仕上げていました。
そのバタバタが、「いきおい」を生むことも事実なんですね。
丁寧に、丁寧に仕上げた作品より、魅力があるところも出てきます(当社比)。
《撮影の方法》
背景は色画用紙ブラック。
部屋の灯りは消して、LED懐中電灯一本。
カメラCanonA720is。
被写界深度優先モード、F8.0、ISO80、カスタムカラーシャープ+2彩度-1。
ヒット率3/20程度(20枚ほど撮影して使えるかなあという写真が3枚)
心構え的に気楽に作りなさいというメッセージは伝わっておりますが、
提唱者の方々は、もともと上手い方たちであり
彼らの気楽に作ったプロダクトは、とてもハイセンス。
AM誌でも低級模型の作例がもっともよい作例のひとつであった号さえ存在します。
上手い人が作為的にヘタに作るいやらしささえ感じることも。
ただ『戦車模型低級技術指南』には
『でも恐ろしいことにどんなに手を抜いて作っていても、作り続けている限り、いつか必ずレベルアップしてしまうから心配することなんてないんだよね。』横山氏談
と、うれしいことが書いてあります。

ある意味、低級模型のISU-152。
AFVの会に間にあわせるためにバタバタと仕上げていました。
そのバタバタが、「いきおい」を生むことも事実なんですね。
丁寧に、丁寧に仕上げた作品より、魅力があるところも出てきます(当社比)。
《撮影の方法》
背景は色画用紙ブラック。
部屋の灯りは消して、LED懐中電灯一本。
カメラCanonA720is。
被写界深度優先モード、F8.0、ISO80、カスタムカラーシャープ+2彩度-1。
ヒット率3/20程度(20枚ほど撮影して使えるかなあという写真が3枚)
テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用


この記事へのコメント
宮崎さん、お久しぶりです。
『マウス』製作時に宮崎さんから、
コメントを頂いたのは、2009年の始めでした。
以前のコメント、ありがとうございました。
あれから月日が経ち、私は生活の激変を余儀なくされ、
プラモデル作りどころか、自分のブログの更新も
覚束なくなってしまいました。
さて…宮崎さんのブログを拝見しましたところ、
装甲戦闘車両の模型製作を続けておられるようで、
とても嬉しくなりました。
ソ連の戦車は、私も好きです。
特に、ドイツ軍が鹵獲して使ってる、T34戦車が、大好きでした。
『マウス』製作時に宮崎さんから、
コメントを頂いたのは、2009年の始めでした。
以前のコメント、ありがとうございました。
あれから月日が経ち、私は生活の激変を余儀なくされ、
プラモデル作りどころか、自分のブログの更新も
覚束なくなってしまいました。
さて…宮崎さんのブログを拝見しましたところ、
装甲戦闘車両の模型製作を続けておられるようで、
とても嬉しくなりました。
ソ連の戦車は、私も好きです。
特に、ドイツ軍が鹵獲して使ってる、T34戦車が、大好きでした。
2011/12/01 (木) 15:26:19 | URL | jargon #-[ 編集]
お元気でしょうか?
久しぶりにコメントいただき、とてもうれしい気持ちになりました。
人生のなかでは激変の時期もありますね。
わたしは相変わらず作っています。
まだ、飽きてしまうというところまでたどり着いていない思いがあるもので。
模型趣味の隆盛もMM世代である我々が現役でいられる時期がおそらくピークでしょう。
やがて衰退を迎えるならば、それまでに技術的にも文化的にも最高のものを残したいと思っています。
一般の人が見て、すばらしいと感じるような作品群が数多く誕生しないかぎり、文化としては認められず終わるでしょう。
プラモデルが単なる子どもの遊びの一種として歴史に埋もれてしまうかどうかが、かかっているような気がしているのです。
久しぶりにコメントいただき、とてもうれしい気持ちになりました。
人生のなかでは激変の時期もありますね。
わたしは相変わらず作っています。
まだ、飽きてしまうというところまでたどり着いていない思いがあるもので。
模型趣味の隆盛もMM世代である我々が現役でいられる時期がおそらくピークでしょう。
やがて衰退を迎えるならば、それまでに技術的にも文化的にも最高のものを残したいと思っています。
一般の人が見て、すばらしいと感じるような作品群が数多く誕生しないかぎり、文化としては認められず終わるでしょう。
プラモデルが単なる子どもの遊びの一種として歴史に埋もれてしまうかどうかが、かかっているような気がしているのです。
2011/12/02 (金) 12:18:30 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
文化として残そうとする意気込み、すばらしいです。
実は私がプラモデルに返り咲いたのには、もう一つ伏線がありました。それは2009年に東京の現代美術ギャラリーのRoentgenwerke AGで開催された「掌展」に出品されていた水野シゲユキ氏の戦車のクラッシュモデルを見て驚嘆した経験です。Roentgenwerke AGはその前身のレントゲン芸術研究所で村上隆、ヤノベケンジほか著名な作家を輩出した由緒ある現代美術系のギャラリーです。
http://www.roentgenwerke.com/04galleryartists/04mizuno_j.html
大人のプラモデルはメインカルチャーとして認められ始めています。
実は私がプラモデルに返り咲いたのには、もう一つ伏線がありました。それは2009年に東京の現代美術ギャラリーのRoentgenwerke AGで開催された「掌展」に出品されていた水野シゲユキ氏の戦車のクラッシュモデルを見て驚嘆した経験です。Roentgenwerke AGはその前身のレントゲン芸術研究所で村上隆、ヤノベケンジほか著名な作家を輩出した由緒ある現代美術系のギャラリーです。
http://www.roentgenwerke.com/04galleryartists/04mizuno_j.html
大人のプラモデルはメインカルチャーとして認められ始めています。
2011/12/02 (金) 14:42:26 | URL | T #-[ 編集]
個展が出来るのは、まだ水野さんぐらいのものですね。
たくさんの人がどんどんすばらしい作品を作れるようになると
模型という分野も大きな力をもつと考えています。
たくさんの人がどんどんすばらしい作品を作れるようになると
模型という分野も大きな力をもつと考えています。
2011/12/05 (月) 06:31:10 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]

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