戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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カーキ色はむずかしい
『東京都。昭和十六年。軍隊では寝台の後ろに棚があって、小物を入れる手箱の横に被服を畳んで積み上げておく事になっている。
畳んだ服は角を整えてピシッと本を積んだように重なっていないといけないんです。
少しでもずれていると木銃でボンボン引っくり返してゆくんですよ。
きちんとするためには畳んだ服を重ねて角をポンポンたたいて積み上げると角がそろって整頓される。
軍隊では叩く事は当然で「兵隊と整頓は叩けば叩くほど良くなる」ってわけで、私が初年兵の教育を受けている時、二列に並び「前列一歩前へ、廻れ右。後列足を開け。奥歯かみしめろ。前列、前の者をなぐれ」と対抗ビンタですがいつも一緒になぐられてる仲間ですからなぐれない。
「貴様ら何してるんだ殴れ」「いやでーす」と私がつい一歩前へ出て言ったんです。
「同年兵は殴れません」と。
「なにい、きさま」と助手が飛んできて皆の前で三十殴られたか五十殴られたか、見てる間に顔が紫色にぱあっと腫れ上がり口の中は破れもの凄い形相です。
「よし貴様らやれ」って号令かけたんです。
殴られて後ろにいた私は前へ出てその化物みたいな顔で皆をじいっと睨んだらさすが誰も手を出せなくて対抗ビンタはやらせなかったです。
私も助手になってからやらせませんでしたが初年兵を鍛えるため殴りました。
初めての時「一人ずつ出て来い」と、拳骨で左右に二つ横ビンタ、一人四つずつ殴るんです。
三十人いるから百二十殴って、その夜寝ようとしたら、手の先がポッポッとほてって腕の筋(すじ)が痛くて冬の寒い時なのに寝台から手を出して寝ましたね、その時からですよ「いいかこの野郎。殴られるのは一人四つずつだ。殴るのは百二十から殴らなければならないんだ。殴る者の身になってみろ」って理屈言って殴りましたよ。

話者・矢崎新二。回答者・平岡崇子(東京都在住)。』

『現代民話考 II 』松谷みよ子 立風書房(1985)より


タミヤアクリルのカーキはあまりにモデレートされすぎた色だと思えましたので、
水性ホビーカラーのカーキを水で薄めてさらっと塗ってみた状態です。
キットのプラの地色がまだ透けて見えます。
車体塗装1
色としては、かなり暗い方だと思います。
さらに重ねてカーキで塗りつぶせば、おそろしいくらい暗くなることが想像されます。
カーキってこんな色ですかね?
映画『マイウエイ1200キロの真実』では、どんな色を使ってあったのだろう。
記憶色のカーキは、まさに軍隊の気持の悪い色として脳裏にあります。
調べてみますと
マイウエイ2
思っていたより、黄色っぽい色が使用されています。
けっこう派手なウエザリングも施してあります。
劇中ではまったく気付かないものですね。
マイウエイ


側面最明法にのっとりハイライトを側面に入れます。
新しく買ったポスカホワイトは水気が多く、なんだかガマン汁のようで色がくっきり乗りません。
車体塗装2

前面はちょっと彩度の変化を求めてイエローとバフを混ぜた色にて。
カーキという色のもつ毒々しさを表現出来たらと思います。
車体塗装3

水性ホビーカラーのライトブラウン(タン)H27はほぼキットの成形色に近い色です。
これをまたしても水で薄くのばしてフィルターをかけます。
車体塗装4

以上の工程を二回ほど繰り返し、許容範囲内まで仕上げていきます。
車体塗装5

これでぎりぎり許容範囲内か。
というより、これ以上なんとかすることが出来ない状態。
(このあたりは毎度毎度同じようなことを繰り返していますが、少しは進歩があるのだろうかと自問自答)
これでいいじゃん
車体の基本塗装はこれにて終了とします。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

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