戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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ファイアーフライのキャタピラを塗る
毎日の作業時間が15分、0分、15分、・・という積み重ねの中で、なかなかまとまった記事として更新出来ないのが悩みの種です。

シャーマンの車体上部には繊細な部品が多いように組み立て説明書で判断しました。
さきにキャタピラを取付けておかないと、ピアノ線を仕込んだりする大作業には繊細な部品は耐えられまいと判断しました。
キャタを塗る
シャーマン初心者は段取りがよくわからないのです。

すったもんだしたあげく、やっと出来上がったのがこれ。
キャタ18


以下は、ここまでの過程をご紹介します。
さて、
左右のキャタピラの種類が異なるこの車輌は、左側のキャタが切れたときに応急的に取付けられたものだと解釈します。
そのことをややオーバーに表現するために左右で塗り色を変えたいと考えました。
右側はリノリウム甲板色をベースに塗り始めます。
キャタ1-1

左側はアイアンをベースに。
キャタ1-2

ポスカホワイトをスポンジに付けてマッピングします。
マッピングとは、マップ(地図)のような柄とかシミのようなものを付けて色ムラ(色の変化の多様性)を求めるものです。
キャタ2-1

アイアンよりわずかに明るいグレイ(ブルー系)でマッピングします。
キャタ2-2

メタリックグレイのマッピングで金属感を付けます。
錆びてない方のキャタはエンドコネクターを中心にメタリックグレイを塗っています。
キャタ3

オレンジとリノリウム甲板色を混ぜた色を用いてスプラッシング(この例は歯ブラシ飛散法)。
キャタ4

滑止めの凸部にガンクロームを塗りました。
ガンクロームはやや青みを帯びたシルバーです。
人間の感性では青は寒色であり冷たく感じるので、金属にはやや青みを入れて塗ると思いがけずそれっぽく感じられるようになります。
写真ではわからなくても、やってみると実際そうなります。
グレイもブルー系を使うのはそのためです。
キャタ5

油彩マースオレンジを堅めの筆で「ツツキ塗り」します。
かすかなデコボコ感を残すためです。
キャタ6-1

乾かないうちに凸部の塗料を拭き取ります。
(それにしても、作業中の写真ってヤラセだよなあ)
キャタ6-2

上のヤラセ写真を撮影するために2回もやったので、求めていた表現よりやり過ぎてしまいました。
キャタ6-3
思えばここが運命の分かれ道だったのかもしれません。
これ以降パッとしない、なんだかなあの試行錯誤が続きます。

再びポスカホワイトをツツキ塗り。
キャタ7

メタリックグレイをツツキ塗り。
キャタ8

さて、泥の表現になにをつかうべきか?
モデラー各位にはそれぞれのノウハウがあると思いますが、
今回はこれを使ってみました。
キャタ9-2

木工パテを隅につめ込んでいきます。
キャタ9

やや乾燥後、余分な泥を取り除きます。
わたしの場合、丸一日作業に取りかかれなかったため乾燥し過ぎてしまい、かなり硬化して取れにくくなってしまいました。
キャタ10
おかげで塗装まで剥がれてしまい、DSキャタの素材まで見える部分が生じました。

下地の見える部分をタッチアップし、泥の部分をブラックで塗りました。
キャタ11

ガンクロームももう一度塗り直しました。
この状態で車体に取り付けます。
キャタ12

どろどろ系とサラサラ系の接着剤(タミヤセメント)を併用してリターンローラーやスプロケット、アイドラーに接着します。
サラサラ系の溶解力で塗膜を溶かし、どろどろ系の接着力で粘着させるイメージです。
どちらもたっぷり使います。

ちなみに、接着可能な軟質樹脂キャタピラはタミヤであれドラゴンであれ可塑剤が抜けて硬化する可能性があります。
わたしはタミヤのルクレールのキャタを塗装して箱に入れておいたのですが、硬化してしまって、握りつぶすとバラバラになってしまいました。
塗料が原因なのか、箱に入れておくのが原因なのか、気温などの要素なのか不明ですが、いつかは硬化する可能性もあると考えてできるだけ多くの接点で接着しておくことが保険となるでしょう。

塗料を剥がさず、そのまま接着しましたが、DSキャタは接着剤が効きやすいこともあり、ピアノ線を使うまでもなく固定出来ました。
キャタ14
ドイツ軍のようにぐにゃぐにゃとたるませるのはどうか、と思われる方もいることでしょう。
できればもう少し張りたかったのですが、ほんの少しキャタが長かったようです。

パステルを水で溶いてアグアリング。
アグアリング

乾燥後、滑止めの凸部をこすって泥を落とします。
乾いてしまうとインパクトが薄れますね。

さらに泥部に「流し込み用接着剤」を塗って、あたかも湿っているかのように明度を落としました。
ここでブラックを塗っておいたのが活きるわけです(たいした効果はないようにも見えますが)。
乾燥後

苦労したわりには、出来が今ひとつで現状70点というところでしょうか。
今後は、いまひとつ実感の足りてない部分を丁寧に拾い上げながらタッチアップしていくことになります。

と!思いましたが、
労力のわりに出来の悪いことに腹が立ってきました。
不自然なところの木工パテを引きはがし、
タミヤパテとパステルを混合したものでもう一度、泥を付け直します。
乾かないうちにパステルを降りかけ定着させます。
キャタ16
泥色の選定をまちがったようです。
サビに使っているパステルと同じ色をつかってしまいました。
サビだらけのキャタに見えます。

濃い泥の色っていったい何色でしょう?
シャーマンリファレンス写真

エナメルのブラックを上から塗ってみたところです。
キャタ17
ツヤありブラックでもツヤはほとんど残りませんでした。

ミルクティ(D-10タミヤデコレーションカラー)とフラットアース(XF-52)でもう一度泥色を整え、それでも気に入りませんでしたので比較的彩度高めの明るいパステルをもう一度かけました。
キャタ18

接地面の表面になめらかさが欠けているように感じましたので、一度ヤスリを軽くかけて、ステンレス(MC213)を塗りました。
その後、接地面の下角だけ(ここポイントだと思う)にクロームシルバーをエッジドライブラシ。
キャタ17
接地面のすべてをシルバーで塗った仕上げは、1/35スケールの仕上げとしては明度が上がりすぎ、ミニチュアっぽく見えてしまう原因になります。
スケールエフェクトを考慮したシルバーは、やや輝度をデチューンする必用があり、メタルカラーステンレスを塗る程度の色合いで良いのではないでしょうか。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

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