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戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
黒太子あらわる、マチルダブラックプリンス
試作車輌や架空車輌のキットはドイツ軍ものが幅を利かせる今日この頃、たまにはイギリス軍ものも面白いでしょう。
マチルダの試作車輌、通称(?)マチルダブラックプリンスです。
(ブラックプリンスという名前の車輌は別に存在します)

クロムウエルの砲塔もあり、マチルダの車体も持っている。
なのにタミヤはなぜこれをキットとして製品化しないのか?
タミヤは試作車輌はキット化しないんですって!?
どうしてそんな商売っ気のないことを・・・

むむー、それはもしかすると
モデラーの楽しみを奪わないという高遠なる思想があってのことなのかもしれません。
黒太子0
ロードホイール部のサスペンションユニットは片側3ユニットで構成されています。
真ん中のユニットの取付けダボ穴を上方に広げて上部に移動させて取付け、前後のユニットを二つのダボ穴のうち片方を支点にして斜めにずらせて取付けました。
接着剤でしっかり固定させたのち、黒い瞬着を流し込んでいます。
黒太子1

なぜそんなことをするのかと言えば、ロードホイール部をアーチ状に構成するためです。
黒太子3
目の錯覚を利用して、完成時の力強さ、巨大感を演出できると思っています。


履帯は手に入りやすかったフリウルを使用。
気楽な気持で作り始めたわりには、金くい虫になってしまいました。
(だからタミヤが出してくれれば・・・)
黒太子2

フリウルをライターであぶる。
秒殺でした(というか0.2秒)。
プラスチックよりも火に弱いんですね。
なぜそんなことをしたのかって? エッチングパーツみたいに焼き色をつけられないかって思っちゃったのですよ(笑)。
知らないということはコワいものです。
ホワイトメタルはとにかく火に弱いです。
黒太子5


実写の画像をよく確認すれば、後部デッキのエアインテークカバー(?)は、外されていることがわかります。
黒太子6

画像で×をつけたパーツがそれです。
黒太子7
おそらく砲塔と干渉するからだとおもわれますが、砲塔を回転させようとすれば、その両脇のパーツも外す必要が生じます。
ターレットリングの首を長くすれば解決しますが、ただでさえ大きな砲塔を載せているのにさらに防御に重量増を余儀なくされ、それでいて最重要の正面防御は、ドライバーズハッチがあるので「詰め襟」を開衿した状態にせざるを得ないという本末転倒な事情などから、試作段階で断念されたのだと推測します(あまり本気にしないでね)。

今回は、架空車輌ということですべてのパーツをつじつま合わせて仕上げることにします。

テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

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2013/04/16 (火) 14:11:00 | | #[ 編集]
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基本的にはお断りしております。
申し訳ございません、ご了承ください。
2018/05/14 (月) 16:01:16 | URL | 宮﨑一誠 #-[ 編集]
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