
完成を宣言したその瞬間から、
不足しているものが見えてきます。
かといって完成したと言わなければ、永遠に終りがない。
なんというジレンマ。

天頂からの光源よりも、「車体上面からの照り返し」や「地面からの照り返し」を強調した初めての作品です。
内的体験ではエポックメイキングに相応しい塗装理論の進化なのです。

「詰め襟」部分の間違った工作は、間違ったままです。
修正は次回作まで持ち越します。


上面の情報量の多さと、側面の少なさのコントラストを意識してつくってみましたが、それらが効果的にハーモニーを奏でているか? おおいに疑問ですかね。

無駄な情報というものはあります。
ただ不協和音となって汚く感じさせてしまうだけの情報。
でも無駄な情報かどうかは、塗ってみてはじめてわかるもの。
そういう意味では、無駄ではありません。
そう、人生に無駄なことはひとつもないように。

不足しているものが見えてきます。
かといって完成したと言わなければ、永遠に終りがない。
なんというジレンマ。

天頂からの光源よりも、「車体上面からの照り返し」や「地面からの照り返し」を強調した初めての作品です。
内的体験ではエポックメイキングに相応しい塗装理論の進化なのです。

「詰め襟」部分の間違った工作は、間違ったままです。
修正は次回作まで持ち越します。


上面の情報量の多さと、側面の少なさのコントラストを意識してつくってみましたが、それらが効果的にハーモニーを奏でているか? おおいに疑問ですかね。

無駄な情報というものはあります。
ただ不協和音となって汚く感じさせてしまうだけの情報。
でも無駄な情報かどうかは、塗ってみてはじめてわかるもの。
そういう意味では、無駄ではありません。
そう、人生に無駄なことはひとつもないように。



この記事へのコメント
こんばんは、ごぶさたしています。
ブラックプリンス格好良いですね。
こういった雰囲気はどうやったら出るんでしょう。
私は色々と試行錯誤しているときが一番楽しいです。
結果は過程の産物だと考えているので、完成したら出来が良くても悪くても次は何をしようかな?と思ってしまいます。
本当に無駄な物って無いですよね。
ブラックプリンス格好良いですね。
こういった雰囲気はどうやったら出るんでしょう。
私は色々と試行錯誤しているときが一番楽しいです。
結果は過程の産物だと考えているので、完成したら出来が良くても悪くても次は何をしようかな?と思ってしまいます。
本当に無駄な物って無いですよね。
2013/05/28 (火) 20:53:16 | URL | くろもり #-[ 編集]
コメントありがとうございます!
>こういった雰囲気
どの部分の雰囲気なのかよくわかりませんが、
ウエザリングの方法論としては、
「同系色の汚しをひたすら重ねていく」という方針でやりました。
最後にパステルで泥汚れとオイルを追加しました。
汚しは、形状による分類をすれば、
「カタチのハッキリした汚れ」と
輪郭のはっきりしない「ぼんやりした汚れ」に分けられると思います。
「ぼんやりした汚れ」とは、グラデーション効果を利用したもので、代表的なものはエナメルでウォッシュしたあと溶剤綿棒で拭き取ってできる汚れなどです。
透過性の高いフィルター塗装など、はっきりとは認識されなくとも表情を多彩に変化させていく塗装も同種のものです。
失敗の危険が比較的少ないのが特徴です。
それに対して「カタチのはっきりした汚れ」、すなわち輪郭の明確な汚れは、危険度が高い。
視覚にそれとはっきり認識されますので、ヘタな汚れを入れてしまうと、ズバリ下手に見えてしまいます。
ですが、そこがチャレンジのしどころだろうと思うのです。
そこで危険性を減らしながら汚れを追加するために選択する方法は二つあります。
ひとつは、ひとつひとつの汚れを可能な限り小さくするのです。
つまようじチッピングや突き塗りがその実現方法のひとつです。
もうひとつは、汚れの色の変異差を少なくすることです。
極端にベースと異なる色を入れるのではなく、似通った色を使うことで、完璧とはいえぬ汚しもマイナス印象を少なくすることができます。
以上のふたつの方法にて、情報量を十分と思えるまで集積し、最後に乾燥した印象を与えるパステルと濡れたような印象を与えるツヤありのエナメルクリア系塗料を加えました。
何か参考になれば、幸いです。
お互い試行錯誤で、おもしろい体験しましょうね。
>こういった雰囲気
どの部分の雰囲気なのかよくわかりませんが、
ウエザリングの方法論としては、
「同系色の汚しをひたすら重ねていく」という方針でやりました。
最後にパステルで泥汚れとオイルを追加しました。
汚しは、形状による分類をすれば、
「カタチのハッキリした汚れ」と
輪郭のはっきりしない「ぼんやりした汚れ」に分けられると思います。
「ぼんやりした汚れ」とは、グラデーション効果を利用したもので、代表的なものはエナメルでウォッシュしたあと溶剤綿棒で拭き取ってできる汚れなどです。
透過性の高いフィルター塗装など、はっきりとは認識されなくとも表情を多彩に変化させていく塗装も同種のものです。
失敗の危険が比較的少ないのが特徴です。
それに対して「カタチのはっきりした汚れ」、すなわち輪郭の明確な汚れは、危険度が高い。
視覚にそれとはっきり認識されますので、ヘタな汚れを入れてしまうと、ズバリ下手に見えてしまいます。
ですが、そこがチャレンジのしどころだろうと思うのです。
そこで危険性を減らしながら汚れを追加するために選択する方法は二つあります。
ひとつは、ひとつひとつの汚れを可能な限り小さくするのです。
つまようじチッピングや突き塗りがその実現方法のひとつです。
もうひとつは、汚れの色の変異差を少なくすることです。
極端にベースと異なる色を入れるのではなく、似通った色を使うことで、完璧とはいえぬ汚しもマイナス印象を少なくすることができます。
以上のふたつの方法にて、情報量を十分と思えるまで集積し、最後に乾燥した印象を与えるパステルと濡れたような印象を与えるツヤありのエナメルクリア系塗料を加えました。
何か参考になれば、幸いです。
お互い試行錯誤で、おもしろい体験しましょうね。
2013/05/29 (水) 21:21:51 | URL | 宮崎一誠 #-[ 編集]
あとから見ると、砲塔上面の写真とか、
塗装のアラがよく目立ちますね。
ほんとひどい。
ある程度、開き直って公開する度胸がないと
ブログなどやれたものではないというのは実際のところですね。
もう一度、丁寧に仕上げを行ってアップデートしてあげたいものです。
塗装のアラがよく目立ちますね。
ほんとひどい。
ある程度、開き直って公開する度胸がないと
ブログなどやれたものではないというのは実際のところですね。
もう一度、丁寧に仕上げを行ってアップデートしてあげたいものです。
2018/05/14 (月) 16:09:16 | URL | 宮﨑一誠 #-[ 編集]

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