戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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貨車を塗る
子どもの頃、よくみた同じ夢があります。
何本もの線路がはしるひらけた大きな駅のようなところの
その線路の上に立って、行くべき道はどれなのか、途方に暮れているような瞬間の漠然とした景色です。
夢の展開はなく、ただその場面だけが
ときどき繰り返されるのでした。



平貨車のボディを塗装中。
本来の実車の色はブラックであるところを、どのように料理するのか。
ブラックのように濃い色には、いかなる色を(透過的に)重ねて(フィルターして)も、その効果は芳しくありません。
原則的に色味を効果的に加えるには
下地の色は明るい(なるべく白に近い)ことが必須となります。

そこで、車輌の基本色はギリギリ黒に認識され得るくらいに明度を上げたグレイとし、
隠し味としてブルーを配色することで、金属的な寒々しい印象を付け加え、
ブルーの補色となるオレンジ(系の色)を、錆びた鉄粉というかたちで全体に加えた仕上がりを目指したいと思います。

クリアブルーを吹いてフィルター。
(ふっふっふっ、だれも貨車にクリアブルーなんぞ使わんだろうて)
000平貨車ブルーフィルタ

ホワイトにて上面からの光が側面に反射したところを再現した(つもり)としておいて、次からの工程でグレイをフィルターする予定です。
000平貨車側面塗装




『 格差の問題についていえば、労働市場がグローバル化し、国内の格差が拡がれば拡がるほど、社会のなかでは逆に「日本人」というアイデンティティが強調され、それを拠り所にするような傾向が強まってくるということである。
 事実、格差が問題になりだした一九九〇年代以降、その格差の拡大と並行して、多くの若者が「日本人としての誇り」を求めるようになったり、従軍慰安婦問題や靖国問題をめぐって強硬な態度を示すようになった。
それをみた年長世代のリベラルな知識人たちは、その原因がわからず、ただ眉をひそめたり苦言を呈したりしたものだ。
(中略)
 一つは、労働市場のグローバル化によって日本の労働者が周辺国の労働者と潜在的にせよ競合関係に置かれる結果、周辺国の労働者に対する敵愾心が日本の労働者のあいだに生まれるからである。
(中略)
若者たちが国際競争の底辺で外国人労働者と働かなくてはいけない状況では、どうしても「外国人対日本人」という図式が生まれやすい。
(中略)
つまり、格差の拡大のもとで貧困化していく人たちは、その貧困による社会的排除から身を守るために「日本人」というアイデンティティに強く依拠するようになるのである。
(中略)
当時三一歳のフリーターであった赤木はこの文章のなかで、このまま一生フリーターでみじめな人生をおくることになるぐらいなら、いっそのこと戦争でも起こって社会が流動化したほうがいい、と主張し、大きな論争をまき起こした。
(中略)
 ナショナリズムにおいて「日本人」というアイデンティティはそれだけで肯定される社会的属性だ。
貧困や不安定雇用にさらされた人びとは、その「日本人」というアイデンティティにしがみつくことで、自分は社会から排除される存在ではないということを示そうとするのである。』

萱野稔人著 『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか』(2011)NHK出版新書より




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