戦車模型 AFV fun
それは男の憧れる力の象徴。無敵の装甲は、びくともしない不動心へのあこがれ。鋼鉄のキャタピラは信念を曲げず困難を乗り越え突き進む哲学の具現。        
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203mm榴弾砲 その後
砲身を可動にするために省略されたディテールを追加します。
お鍋か釜のように見えるパーツの根元部分ですね。
手羽元
さらに、その横にある手羽元のような部品がレールとなって釜がスライドすることで砲身が上下します。
手羽元2
手羽元に溝を切って、その中をスライドさせるように加工しました。


『桜はちょうど満開のころで、ああいうのを爛漫というのね。ほんとうにみごとに咲き匂っていた。風もないのに、はらはらと花びらが落ちてきて、眠たいように静かな春の日だった。私と弟は、散ってくる花びらを受けとめ、糸を通した針で一枚一枚つないでいきました。「これはお母さんの分」「これはお姉さんの分」って、首飾りを作っては箱に入れて・・・・・。
 熱中していたら、突然、背後から弟がものすごい声で泣き叫ぶのが聞こえたんです。びっくりして振り返ったら、大きなアメリカ兵ーー確か九人いましたーーが立ちはだかっていて、真ん中の男が、弟をたかだかと抱き上げていた。弟は顔を引きつらせて泣いていました。
 怖かった、ものすごく。でも逃げられないじゃない、弟を置いて。
 それからのことは、空白なんです。具体的なことは何もおぼえていない。痛かったとか苦しかったとか、そういう記憶もぜんぶ、抜けちゃってるのね。どのくらいの時間だったかもわからない。人間ってうまくできていて、いちばん深い記憶は忘却するようにできているんだと思う。
 おぼえているのは、そうね、春の白い雲と、降りかかってくる桜の花弁が、なぜかあたたかく感じられたこと。それから、アメリカ兵のカーキ色の制服の袖についていた、馬の首をかたどったワッペン。それだけは、いまも鮮明に心に焼きついています。』

梯久美子著『昭和二十年夏、女たちの戦争』(2010年角川書店)のなかの吉武輝子談より

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